今朝はストック・カンリがよく見えている。

トレッキングに出掛けるメンバーを見送り、 残った我々は付近を散策することにする。 雪がチラつき出した。

リンドウや名も知れない高山植物が見られる。

まるで珊瑚だ。

不思議な植物だ。

岩山の断崖にブルーシープが居る。2頭見えるのですが、 分かりますか？こんなところをよく歩けますね。 トレッキング隊が予定より早く11:00前には戻ってきた。
俄か雪で途中で引き返してきたとのこと。
夕方はTeatime
夕食後はメンバーと雑談して、21:00就寝。
夜は晴れて、満天の星。
星がともかく大きく、数も多い。賑やかな空だ。

8月25日（月）雪のち晴

今日はモンカルモからストック・カンリB・Cへ。わずか3時間程度の行程だが、BCは標高4900m。
気温は下がり、空気は更に薄くなる。

今朝もストック・カンリは姿を見せている。
7:00にモーニングティ
移動のために馬で運ぶ荷物をまとめ、テント前に出す。
朝食を済ませ、9:00　B・Cに向け出発。

親馬は荷運びだが、仔馬がついてきている。

ブルーシープの群れが水場にやってきている。

色鮮やかな高地の花々

ストック・カンリの頂上までついてきたという伝説のストック犬。我々の処にも現れた。

モンカルモからB・Cめざして

歩きだして1時間ほど、10:00頃から雪がチラつき、やがて激しく降ってくる。

雪の中、B・Cの売店にたどり着く。
ザックにも雪が積もっている。

あっという間に5cm近く積もってしまった。

雪は上がったが、辺りは一面の銀世界だ。

止めば、見る間に晴れて、雪も蒸発してしまう。

夕食後、テントに戻り寝ようとしているところに、メンバーの一人で某登山用品店勤務のTさん（50代前半）が「来てください。UFOだ！UFOだ！」と大騒ぎしている。
このT君、小生は"テクノ君"と密かに綽名している御仁である。昔、テクノカットという髪型が流行したことがあったが、そんな髪形をしていて、周囲と少しだけ雰囲気が違う。
良く聞けば元々はコンピュータ関係で、全くそういう感じにピッタリ。
外に出てみると遠くの中空に明りが不規則な運動をしている。右に行ったり左に行ったかと思うと少し下がったり。 「あっ、また出ました！」確かにもう一つ明りが現れた。
これがUFOか。マサカね。
おいおい、あれは山の中腹を走っている自動車のライトじゃないの？

8月26日（火）雪のち晴

6:30起床。1℃だ。
4時頃から雪が降っており、テントにも積もっている。
モーニングティの後、洗面器にお湯を持ってきてくれる。（朝夕二回）
洗顔後、タオルで拭くとタオルが薄茶色になる。
今日は3度目の高度馴化の日。
B・Cの東尾根を登りグレップ・カンリ方面にトレッキング。

ガイドは「ブルーポピー」と言っていたようだが、ネパールやチベットのそれとは違っている。
しかし、花が見事で美しい。

少し晴れ間が出て、ストック・カンリが顔を見せる。

ハーネスを付けてアンザイレンの練習だ。初めての体験。

アンザイレンして一列になってパチリ！

11:50B・B・Cに戻り昼食。
キャンプサイトの隣の丘でマーモット発見！かなり大きい。この後すぐに巣穴に潜ってしまった。巣穴はたくさんあるが、なかなか撮影できない。
15:30夕食。17:00就寝。
22:15起床し、登山準備をして23:00ブレックファスト。
お粥だ。
こんな時間に朝食とはね。
さあ、いよいよ頂上アタックの長い一日が始まるのだ。