レポートby堀
7月30日(月) 晴のち一時小雨
4:00 起床 |
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すぐに草地保護のための木道に出る。 |
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ニッコウキスゲは、保護柵の中に一株しかなかったが、保護のお蔭で、お花畑は健在だ。 |
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タカネマツムシソウ |
ヨツバシオガマ |
マルバダケブキ |
タカネコウリンカ |
30分ほど登ると薊畑(あざみばたけ)分岐。ここは飯田市側(西側)の便ヶ島(たよりがしま)からの登りルートと合流するところだが、便ヶ島からのルートは現在通行止めとなっている。百名山を目指す人は、このルートで聖岳と光岳(てかりだけ)の2座を効率よく登るようだ。そのためもあって、今シーズンの聖岳は空いているらしい。 手前の山が小聖岳(2662m)、奥の前聖岳(前聖3013m)まではまだ相当ありそうだ。 |
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何という植物だろう。鋭い棘がいっぱいの大きな葉。アザミも真っ青。これでは、さすがに鹿も食べないだろうな。 |
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小聖岳も聖岳もまだまだ遠い。 |
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しかし確実に高度は高くなり、雲海がたなびく。 |
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ミヤマダイコンソウ |
エゾシオガマ、シオガマの中で唯一白花だ |
6:45 今日、最初のピーク小聖岳(2662m)に到達。吉松さん、姿勢がいいね。まだまだ余裕充分。 |
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小聖岳から前聖岳へのルート。ガレた痩せ尾根を行く。 |
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痩せ尾根にへばりつくチシマギキョウ |
ハクサンシャクナゲ |
タカネツメクサ |
イワツメクサ |
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ハクサンイチゲ |
8:25前聖岳(3013m)山頂、バックは赤石岳(3120m) |
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富士が見える。 |
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奥聖岳は縦走路から外れるので、前聖岳にザックを置いて往復する。往復一時間ほどかかるため立ち寄らない人も多く、その分、荒らされていない。お花畑の状態も良く、こんないいところをパスするのはもったいない。 |
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チングルマ |
コイワカガミ |
晴天でライチョウはあまり期待できないと思ったが、静かなところにはいるんですね。 |
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登山道の整備をしている人が、『奥聖岳』の標識を持って我々を追い越して行った |
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次のピーク兎岳に向かって |
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兎岳のピーク、ガスがかかってきた。 |
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その名の通りの見事な赤石。太古のラジオラリア(放散虫)の死骸だという。 |
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イワベンケイ(雄株) |
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11:00~11:20 聖岳と兎岳の中間鞍部(聖兎コル)で昼食 |
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12:15 兎岳避難小屋の標識 |
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日本のエーデルワイス、ミネウスユキソウ |
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12:40 兎岳を通過 |
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兎岳を超えたあたりから小雨が降り出す。風はほとんどないので傘を差す。強く降るようなことはなく、降ったり止んだり。 |
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ウサギギク |
ハクサンチドリ |
花の形が、なんとも面白い。帰って調べたらオオヒョウタンボク(スイカズラ科)だと判明。 |
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子兎岳らしき小ピークを13:20に通過。標識を取り付けた柱だけが残っていてはっきりしない。
更に同じような小ピークを通過したので、これは中盛丸山だと考えた。そうであれば次は大沢岳の中腹を巻いて、今日の宿泊地「百閒洞山の家」に向かうはずだ。ところがどんどん頂上方向に登っていくではないか?
これはおかしい。どこかで巻き道への分岐に気付かず、大沢岳に登ってしまったか? |
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中盛丸山から60分で百閒洞のところ、90分も掛って、 |
ここの夕食は立派な「豚カツ」で、揚げたてを食べさせるため一回7~8人ずつ、我々は3グループの最終で17:40~となった。 食後に吉松さんの焼酎で疲れを癒して20時就寝。
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