キリマンジャロ登頂記(2)

2011年9月17日~9月27日

Report by 堀

2011年9月17日(月)~18日(火)

いよいよ出発日(9月17日)がやってきた。
成田空港から6名、関空から5名、名古屋から1名の参加、それに旅行会社のツアーリーダー1名で計13名のツアーである。
大きなスーツケースは宅配便で事前に送ってあるので、26リットルのザックひとつで12時過ぎに自宅を出発。
日吉駅から三田線直通電車で三田駅へ。都営浅草線の「アクセス特急成田空港行」に乗り換え、14時12分空港着。
14時50分成田空港集合にはまだ間がある。集合場所のすぐ前が宅配便の受取所で大助かりだ。
西遊旅行のツアーリーダーの枝廣さんは、直前のツアー説明会では、「K2バルトロ氷河トレッキング」添乗で欠席
だったので、初顔合わせだ。40歳くらいの日焼けした人だ。

成田組6名が揃ったところで、日程などの確認や航空券などの説明、出国手続きを済ませ、タイ航空で最初の寄港地バンコクへ定刻(16:55)出発。

約6時間の飛行でバンコク着。現地時間は▲2hで21時過ぎだ。ここで大阪組5名と名古屋1名と落ち合い参加者全員が揃ったところで、参加者名簿(名前だけしか記載なし)と登山歴など簡単な自己紹介。
ご夫婦で参加が一組で女性は2名。70代3名、一番若いのが40代初めくらい。最年長は75歳。

バンコク空港の免税店ではSONYも健闘

空港で4.5hほど乗り継ぎ時間があり、日付が変わった9月18日深夜1時40分発のエチオピア航空でアディスアベバに向かう。日本時間では明け方4時前だから、これはもう眠い眠い。
8.5hの飛行で夜明け(6時)にアディスアベバ着。日の出は6時過ぎだ。バンコクと▲2h、日本とは▲6hの時差がある。齢六十六、初めてのアフリカだ。北緯9度1分、高地(2400m)なので上着を着ていても案外涼しい。

アディスアベバ空港のレストランでコーヒーを飲みながらキリマンジャロ空港行の便を待つ。ここでの待ち時間4.5h。長い。

待合室はアフリカ独特の香油の匂いがする。

2.5hの飛行でようやくキリマンジャロ空港着。アディスアベバとの時差はなく、13時。サヴァンナが続き、つむじ風が幾つも巻き上がっている。

ほぼ満席にちかく、多くの乗客が降り立つ。

空港からキリマンジャロの麓の町モシのホテルまでは2時間ほどである。

トヨタのランドクルーザーが多く、やはりサファリの国だ。木には大きな豆がぶら下がっている。

広大なサヴァンナにはつむじ風が立ち昇る。

人口10万人の都市モシの中心部。落ち着いた、なかなか美しい街だ。交差点はロータリーで信号はない。信号機は1機も見なかった。
ここで小休止し、両替店で現地通貨(タンザニア・シリング)を調達。1円≒20シリング見当。

モシの町外れにあるバオバブの木。巨大だ。

カプリコーン・ホテルに到着。ここからキリマンジャロ登山口となるマラング・ゲートまでは車で10分程度と近い。立っているのはツアーリーダーの枝廣さん、南米アコンカグア、アラスカのマッキンリーなどの登山歴がある。左は公務員で大阪から参加Taさん(60歳)右は最年長75歳のKさん。その右は大津市から参加のMさん(70歳)、一番右は岩手県遠野のTuさん(61歳)。
夕食の後、ホテルに残す荷物と登山に持っていく荷物を分け、さらにポーターに持ってもらうものと自分で持つものとを分け、シャワーを浴びて20:30就寝。2名1室で私の同室者は東京から参加のアンチエイジング関係製薬会社の社長(65歳)。

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