青森ツアー①

2010年8月5日(木曜) 青森市内観光・ねぶた

レポートby 高橋(文)

4年目を迎えた夏の東北シリーズ、今年は青森県で、八甲田、岩木山、ミニ白神をメインに巡る。
今回の日程はねぶたの開催時期に重なっており、初日は青森市内観光とねぶた見物がおまけについた。
参加者は12名(熊本さん、伊能さん、鵜飼さん、能勢夫妻、堀さん、川島さん、吉松さん、田形さん、小野寺さん、
高橋
()さん、私)と、このシリーズで最多となった。

猛暑の東京を抜け出して、つかのまの涼を求めての旅に出たのだったが…

      

東京駅発7:36の「はやて3号」に乗り込む
東京駅出発組。

各人の最寄の駅から乗り込み、大宮駅で全員
が集合した。

八戸駅で白鳥3号に乗り換える11分の間に、
それぞれ駅弁を調達した。

  

11:50青森駅着。
出迎えてくれたのは真夏の強烈な暑さ!
東京より熱いかも。北国の涼はいずこ?

駅から歩1分の本日の宿のビジネスホテルに
荷物を預け、
早速市内観光に出かける。
(ホテルは、ねぶた料金が設定されていた。
なんと通常料金の3倍である。一人1泊朝食
付きで10,000円。他のホテルは15,000
以上なのでこれでもおそらく一番安い。)

青函連絡船メモリアルシップの「八甲田丸」
をバックに集合写真。

ハマナスの花とその実
(実は食べられるが、クマも食べるのかな…)
    
この花は青森市の花に指定されている。

市内を循環するバス(ねぶたん号)に乗り込み
観光スポットにでかける。
(終日乗車券500円)
最初の訪問は三内丸山遺跡。(入場無料)

日本最大級の縄文集落跡。

大型堀立柱建物。
4000年前のクリの木柱が残っており復元した
もの。

大型竪穴住居の内部。

縄文時遊館で行われている津軽三味線の
ライブ。

縄文衣装(麻素材)を身に着けての記念撮影。
両端の女性は跳人(ハネト)の正装をしている。

次に訪問したのは棟方志功記念館
棟方志功は青森県が生んだ世界的版画家と
して知られている。

校倉造りを模した外観を背景に、日本庭園も
入れて集合写真。

次に訪問したのは観光物産館アスパム
敷地内に「ねぶたラッセランド」があり、
ねぶた十数機が夜の出番を待っていた。
これは、知事賞受賞の日立連合 
「不動の剣、義仲を救う」

 
 

最優秀制作者賞受賞:パナソニック
「水滸伝 混江竜・李俊」

今日の青森市の最高気温は34度近くあったよう。

本日夕食を予約していた津軽三味線ライブ居酒屋
いぶし銀」で乾杯。この一杯は沁み渡る。

予約してなかった人は入れなかったようだった。
我々の席はなんと津軽三味線ライブステージの
すぐ前で、かぶりつきである

料理の一例:
かれいの煮付け、岩牡蠣、うに、さしみ、…

酒は地元の銘酒「田酒」

弾き手は、前の津軽三味線の全国大会優勝の
遠藤
さん。女性のハーフである。

津軽民謡「弥三郎節」を久しぶりに聴いた。
この唄が嫁いびりの唄とは知らなかった。

お客様参加で「津軽甚句」に合わせ踊りの
指導。

子供の踊り手にはご祝儀が出ていた。
(割り箸にお札をはさんで渡す。)

参加者に渡された認定書。

後半もう一人、同じく以前の全国大会の優勝者(男性)が弾いてくれた。

特別ゲストで、この日青森港に入港していた
客船「日本丸」から来てくれた。
さすが名手の音は違うと思った。
いつか自分でも弾いてみたいと思うのだが…

食事終了後、いよいよねぶた見物。

初めて見る方がほとんどで、目で見、耳で聴き
体で感じるこの祭りは、見る者を飽きさせない。

2時間近く立ち尽くして見ていただろうか

最優秀制作者賞受賞:パナソニック
「水滸伝 混江竜・李俊」

青森ねぶた祭は「組ねぶた」とよばれる
人形灯篭、
踊り手の「跳人(ハネト)」、お囃子
で構成されて
いる。
正装した跳人が「ラッセラーラッセラー
ラッセラッセ
ラッセラー」の掛け声と囃子に合
わせ跳ね踊る。
お囃子の太鼓、笛、手振鉦の音が祭りをさらに
盛り上げる。
一般の人も正装すれば踊ることができるとのこと。

ねぶた大賞受賞:ヤマト運輸「海幸彦 山幸彦」

青森青年会議所
「津軽為信」

市長賞受賞:日本版金工業組合
「勇猛の将 樊噲」

出世大太鼓の振動が
見物人の体を震わせる。

知事賞受賞:日立連合
「不動の剣、義仲を救う」

JRねぶた実行プロジェクト
「天孫降臨猿田彦」

消防第二団ねぶた会・アサヒビール
「地獄変」

日本通運
「天神菅原道真」

NTTグループ
「奮戦・護良親王」

祭り終了後、露店のねぶたグッズを物色し
ながら
三々五々ホテルに戻った。

が、まだ飲み足りない方がおり、部屋でさらにビールを飲んでいたとのこと。(何本飲んだか不明)
これが翌日の山歩きに影響があったとは、この時は誰も気がついていない。

翌6日、八甲田山へ

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