槍ヶ岳@
2010年7月27日〜7月30日
Report by 堀
今回は「3000mの尾根歩き」のテーマとして、日本第5位の槍ヶ岳(3180m)から北穂高岳(3106m)まで縦走しようという企画でした。
道中には大喰岳(3101m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)の3000mピークがあり、国内有数の3000m尾根歩きが楽しめるコースです。
また南岳と北穂高岳の間には、「大キレット」や「飛騨泣き」の難所があるスリリングなコースでしたが、昨夏の赤石岳に続き今年も
天候悪化で、槍ヶ岳のみで下山するという少々残念な結果でした。
槍ヶ岳は、青木さんは5回目、堀は2回目、そして吉松さんは今回が初めてです。
2〜3日目は、初登頂を果たした吉松さんにレポートしていただくことにし、初日と最終日は堀がレポートします。
7月27日(火)
八王子からあずさ3号に乗り松本着10時23分。 松本電鉄「新島々」行への接続は、約25分の待ち合わせがある。駅ソバをすすって時間を潰す。 10時49分、発車時刻だが、次のスーパーあずさ5号に乗っているはずの吉松さんが見当たらない。 取り敢えず新島々まで行くことにして電車に乗り込む。 「松本大学前」で学生が降りて車内が空いたので改めて捜すとすぐ近くに吉松さんが座っていた。一安心! |
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新島々でバスに乗り換え、上高地着12時45分。 長野から直行して11時過ぎには先着していた青 木さんと落ち合い、バスターミナルの食堂で昼食。 横尾山荘に電話を入れ、予約を確認して13:10出 発。河童橋で恒例の出発写真を撮る。 ウィークデーにもかかわらず、観光客で相当混雑 している。
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梓川は澄み、穂高はよく晴れている。 |
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吉松さんは初めてなので、明神池に立ち寄ろうと 思ったが、帰りに寄ろうということで、徳沢へ先 を急ぐ。 |
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明神までは観光客が多いが、ここから奥は登山者 以外は余り入らないので、急に静かになる。 道々の草木も山らしくなってくる。 これはセンジュガンピ。林の下草に混じって咲い ている。なかなか目立つ花だ。 |
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道にサルの親子がいたが茂みに逃げ込んだ。 |
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羽を休めるクジャク蝶 |
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明神から、林間の道を1時間ほどで徳沢園に着く。 |
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キャンプ場はテントが立て込んでいる。 |
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徳沢園のせせらぎの縁に咲くウバユリ。 枯れかけたウバユリは何と言う。 ウバザクラじゃなくウバウバユリ? |
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こちらはキツリフネ。 いずれも高山植物ではないが、山の花々 |
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梓川越しの明神が岳。
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バスターミナルから3時間のPM4:10横尾山荘着。 予定通りだ。指定の部屋は2段ベッドではあるが、一人ずつ仕切られており、スペースは充分。 さっそく風呂で汗を流す。清掃が行き届いており、小屋としては最上級、快適だ。 |
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ここは食事も美味しい。 |
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まだ日が高いので、表で持参の日本酒。 明日の天気は心配ないが、明後日の予報がよくな いので、気がかりだ。
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小屋の消灯はPM9:00だが8時には3人ともベッドにもぐり込み寝てしまった。 28日〜29日は槍ヶ岳初挑戦の吉松さんにレポートしてもらいます。 |