サガルマータ紀行（トレッキング編）

サガルマータ紀行（トレッキング編４）ﾚﾎﾟｰﾄ by 堀ｺｰｽ・ｽｹｼﾞｭｰﾙはこちら

10月27日（火）今日もまたロブチェ～ゴラク・シェプ（エヴェレストB.C往復）
	6:00起床朝食は、チャパティにオレンジジャムとバター、コーヒー高度が上がると脂っこいものよりあっさりしたものが食べたい。今日は余裕があればエヴェレストB.Cを往復する予定で、7：30早めに出発。
	ロブチェ（4930ｍ）はロッヂが不足している。ずらりとテントが並んでいる。昨夜、風邪薬を飲んだのが効いたのか、快調。
	プモリはすぐそこ。ゴラクシェプからは日帰りだという。空の色がすごい。
	プモリ直下の土色の小山が、明日登るカラ・パタール。カラは黒、パタールは岩の意。
	クンブ氷河をさかのぼる。写真中央の山陰にエヴェレストが隠れている。チラッと見える山頂に雲のような雪煙が上がっている。右はヌプツェ（7879m）
	10:00にはゴラク・シェプに到着。ここは5150m。昨日で懲りたので、今日はニンジン君を宿の確保に走らせてある。
【高山病に注意！】	早めの昼食を摂ってエヴェレストB.Cへ行くつもりで、ロッヂに入ると、某洋酒メーカーOBの沢岡さんがいる。彼は奥さんと友人の3人で、我々より1日早い日程で歩いている。初めはタンボチェでお会いした。
	「カラ・パタールを往復して戻ってきたところだ」という。奥さんは、具合がよくないのでロッヂで寝ているとのこと。昨夜かららしい。これを聞いてビソさん「すぐに下に降ろさないと危険だ！」

【怪力！ペンマ君】	立ち上がるのがやっとの奥さんを力持ちのペンマ君が背負いカゴに入れて、沢岡さんたちも付き添って、降りることに。後で確認したところ、ペリチェまで降りたら奥さんは回復したとのこと。よかった。高山病は重症化すると命が危ない。後でペンマ君に｢重かっただろう｣と聞いたら｢重くなかった｣とケロリとしていた。（金時山に連れて行きたいよね。川島さん）
	さて、高山病騒ぎも一段落し、12:15氷河に沿ってエヴェレストB.Cを目指す。氷河は、大岩がゴロゴロした、まるで岩石砂漠だ。
	ヌプツェからも氷河が押し出している。
	画面左端がエヴェレストB.Cといわれる辺り。氷河の上だ。氷河はここから大きく右にカーヴしている。チラリとエヴェレストが見える。ここは、5300mくらいだ。 B.Cには何も無いのでここらで引き返すことにした。
	岩石砂漠を下る。
	植物はあまり無いが、苔のようなものや
	ドライフラワーになった背丈の低い花が見られる。
	15:00帰着。ゴラク・シェプのロッヂはロブチェとは大違いで快適だ。ストーブは暖かいし、
	第一に、しっかりした建物であり、そして、こぎれいである。 17:30夕食。ラ・ラヌードルスープ（ラーメン）とポテト。気圧は543hp平地の54％だ。

10月28日（水）そして今日もゴラク・シェプ～カラ・パタール（往復）～ペリチェ
	今日はいよいよ今回のトレッキングの最高地点カラ・パタールだ。 6:30朝食
	ここ5000mで吸ったタバコは高地記録だ。写真を撮り忘れたらしい。残念！ 8:00出発
	カラ・パタールへの登り
	上を見るとヘリコプターが旋回している。なんとスカイダイビングだ。カトマンドゥからヘリで来て、8000mのダイビングとはすごい。
	ヌプツェをバックに2～3分の飛行で着陸。プロらしい。撮影部隊が下から撮っている。いったい幾ら掛かるんだろうか？
	途中で休んでいるおばあさん。なんと16回目のカラ・パタールで、おん歳77歳。喜寿だ。お供はこれまた還暦の女性。西さんとおっしゃるそうだが、この西さん、息子は“西穂高”娘は“あずさ” 勿論、梓川だ。
	10:20ついにカラ・パタール（5545m）の頂上に立つ。ルクラから実に10日目だ。
	エヴェレストを背景に記念写真。これで目標100％達成！
	エヴェレストは雪煙を上げている。ヌプツェは槍の穂先を突き上げている。ヌプツェの左肩にチラッとローツェが見える。ここからはクンブ氷河の様子もよく分かる。
	ヌプツェの東側にはアマダブラムも見える。
	左端はタムセルク、更に東はチョラツェやタウツェであろうか。すごいパノラマだ！カラ・パタールの山頂は風が強く寒い。次々に人が上って来るし、暫くとどまってから、下山開始。
	11:40ロッヂに戻り、タトパニ（お湯）をもらって、残っていたカップ麺で昼食。
	さあ、下山だ！休憩は、一仕事終えて、みんなリラックス。
	谷筋ではヤクがのんびりと休んでいる。荷物があるので、まだ勤務中？だろうが。
	タムセルクに月が出た。もうpm5:00だ。 17:10ペリチェに到着。今日はよく歩いた。西村さんは苦情も言わずによく頑張った。エライ！ 18:00ヴェジフライ・モモ、ジャガイモ、ガーリックスープで夕食。
	風呂入りたい、ヒゲ剃りたい。 20:15就寝
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10月27日（火）今日もまたロブチェ～ゴラク・シェプ（エヴェレストB.C往復）
	6:00起床朝食は、チャパティにオレンジジャムとバター、コーヒー高度が上がると脂っこいものよりあっさりしたものが食べたい。今日は余裕があればエヴェレストB.Cを往復する予定で、7：30早めに出発。
	ロブチェ（4930ｍ）はロッヂが不足している。ずらりとテントが並んでいる。昨夜、風邪薬を飲んだのが効いたのか、快調。
	プモリはすぐそこ。ゴラクシェプからは日帰りだという。空の色がすごい。
	プモリ直下の土色の小山が、明日登るカラ・パタール。カラは黒、パタールは岩の意。
	クンブ氷河をさかのぼる。写真中央の山陰にエヴェレストが隠れている。チラッと見える山頂に雲のような雪煙が上がっている。右はヌプツェ（7879m）
	10:00にはゴラク・シェプに到着。ここは5150m。昨日で懲りたので、今日はニンジン君を宿の確保に走らせてある。
【高山病に注意！】	早めの昼食を摂ってエヴェレストB.Cへ行くつもりで、ロッヂに入ると、某洋酒メーカーOBの沢岡さんがいる。彼は奥さんと友人の3人で、我々より1日早い日程で歩いている。初めはタンボチェでお会いした。
	「カラ・パタールを往復して戻ってきたところだ」という。奥さんは、具合がよくないのでロッヂで寝ているとのこと。昨夜かららしい。これを聞いてビソさん「すぐに下に降ろさないと危険だ！」

【怪力！ペンマ君】	立ち上がるのがやっとの奥さんを力持ちのペンマ君が背負いカゴに入れて、沢岡さんたちも付き添って、降りることに。後で確認したところ、ペリチェまで降りたら奥さんは回復したとのこと。よかった。高山病は重症化すると命が危ない。後でペンマ君に｢重かっただろう｣と聞いたら｢重くなかった｣とケロリとしていた。（金時山に連れて行きたいよね。川島さん）
	さて、高山病騒ぎも一段落し、12:15氷河に沿ってエヴェレストB.Cを目指す。氷河は、大岩がゴロゴロした、まるで岩石砂漠だ。
	ヌプツェからも氷河が押し出している。
	画面左端がエヴェレストB.Cといわれる辺り。氷河の上だ。氷河はここから大きく右にカーヴしている。チラリとエヴェレストが見える。ここは、5300mくらいだ。 B.Cには何も無いのでここらで引き返すことにした。
	岩石砂漠を下る。
	植物はあまり無いが、苔のようなものや
	ドライフラワーになった背丈の低い花が見られる。
	15:00帰着。ゴラク・シェプのロッヂはロブチェとは大違いで快適だ。ストーブは暖かいし、
	第一に、しっかりした建物であり、そして、こぎれいである。 17:30夕食。ラ・ラヌードルスープ（ラーメン）とポテト。気圧は543hp平地の54％だ。

10月28日（水）そして今日もゴラク・シェプ～カラ・パタール（往復）～ペリチェ
	今日はいよいよ今回のトレッキングの最高地点カラ・パタールだ。 6:30朝食
	ここ5000mで吸ったタバコは高地記録だ。写真を撮り忘れたらしい。残念！ 8:00出発
	カラ・パタールへの登り
	上を見るとヘリコプターが旋回している。なんとスカイダイビングだ。カトマンドゥからヘリで来て、8000mのダイビングとはすごい。
	ヌプツェをバックに2～3分の飛行で着陸。プロらしい。撮影部隊が下から撮っている。いったい幾ら掛かるんだろうか？
	途中で休んでいるおばあさん。なんと16回目のカラ・パタールで、おん歳77歳。喜寿だ。お供はこれまた還暦の女性。西さんとおっしゃるそうだが、この西さん、息子は“西穂高”娘は“あずさ” 勿論、梓川だ。
	10:20ついにカラ・パタール（5545m）の頂上に立つ。ルクラから実に10日目だ。
	エヴェレストを背景に記念写真。これで目標100％達成！
	エヴェレストは雪煙を上げている。ヌプツェは槍の穂先を突き上げている。ヌプツェの左肩にチラッとローツェが見える。ここからはクンブ氷河の様子もよく分かる。
	ヌプツェの東側にはアマダブラムも見える。
	左端はタムセルク、更に東はチョラツェやタウツェであろうか。すごいパノラマだ！カラ・パタールの山頂は風が強く寒い。次々に人が上って来るし、暫くとどまってから、下山開始。
	11:40ロッヂに戻り、タトパニ（お湯）をもらって、残っていたカップ麺で昼食。
	さあ、下山だ！休憩は、一仕事終えて、みんなリラックス。
	谷筋ではヤクがのんびりと休んでいる。荷物があるので、まだ勤務中？だろうが。
	タムセルクに月が出た。もうpm5:00だ。 17:10ペリチェに到着。今日はよく歩いた。西村さんは苦情も言わずによく頑張った。エライ！ 18:00ヴェジフライ・モモ、ジャガイモ、ガーリックスープで夕食。
	風呂入りたい、ヒゲ剃りたい。 20:15就寝
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