八ヶ岳(赤岳、阿弥陀岳)

2009年9月10日(木)〜11日(金)

参加者 鵜飼、吉松、堀

 

9月10日(金)晴  堀(記)

スーパーあずさ1号で茅野駅に9時定刻集合。

赤岳は山行年表によると、鵜飼さんと堀にとっては、98年に熊本さん、青木さんと4人で登って以来、実に11年ぶりとなる。
そして吉松さんは今回が始めての八ヶ岳になる。

昨日は一日曇天だったが、今日は朝から北の高気圧に覆われまさに秋空。車中、右手には雲ひとつない八ヶ岳が見えていた。

まさに鵜飼さんも真っ青の晴天です。

「以後、晴れ男と呼んでください」
(・・・そりゃまだ早いよ)

登山口の美濃戸口までは、週末はバスがあるが、今日はウィークデーなのでタクシーを利用。運転手の話だと、最近ミツバチの
巣箱を狙ってクマが出没して話題になっているそうだ。われらのクマさんは、今日は仕事で他へ出没しているそうだ・・・ん?

美濃戸山荘まで行ってくれれば楽なのだが、営業車は美濃戸口までしか入れない不文律とのことで、美濃戸口から歩きということに。

各自ストレッチをして準備OK。

9時50分、美濃戸へ向け出発。

林道を行く。

 


40分ほどで赤岳山荘着

ここで先着のご夫妻からもらった葡萄(デラウェア)を食べる。
とても甘い。

コスモスの咲く道を行者小屋へ。

すぐに美濃戸山荘が現れ、ここで展望荘の個室を予約する。

美濃戸山荘を過ぎるとじきに登山道となる。

南沢柳川を遡る。

ホタルブクロが背丈に似合わない大きな花をつけている。

9月上旬、花はまだまだ健在だ。

アキノキリンソウ

 

シラタマノキ
「潰すとサロメチールの匂いがする」とは本当だろうか?今度試してみよう。


行者小屋への途中、なんと所用で参加できなかった須藤さんが下ってきた。

行者小屋で我々を暫く待っていたそうだ。
一日早く、同じコースを歩いてきたとのこと。

須藤さんと別れ更に50分、ようやく行者小屋に着き、
1320分遅めの昼食とする。

 

ここはちょっと開けた台地となっており、赤岳がよく見える。

この写真ではよく分からないが、展望荘も見える。

行者小屋からいよいよ地蔵尾根の急登となる。

 

振り返れば遠くに諏訪湖が見える。

お地蔵様の脇を抜けると頂上まであと一息だ。
鵜飼さん、「脚が吊る」と言いながらも頑張る。

どうにか主脈尾根の「地蔵の頭」に到着。

ここから展望荘はわずかな距離だ。

ものの5分で15時30分到着。

美濃戸山荘で個室を予約してあったが、大部屋は2食付¥9,000で個室は¥12,000

大部屋に変更。個室は布団だが大部屋はシュラフだとのこと。2段ベッドの下段に3つのシュラフが並んでいる割り当てられた
場所を見ると、侘しい気分になり、再度、個室に変更を申し入れる。

個室は東向きに窓がある部屋、ご来光も部屋から見られそうだ。

この小屋の売り物は風呂のあることだ。それは、めったに無い五右衛門風呂。

夕食は黒生ビールで乾杯!
(鵜飼さん、済みません)

食事はバイキング。これは多めの吉松さんのもの。

夕食後に日没を撮影。明日もお天気はよさそうだ。

横岳が夕日に染まっている。

消灯は9時だが、8時過ぎには布団に潜り込む。寝具がよく乾燥していて軽く、気持ちよい。

 
翌11日へ

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