8月13日(水）　酒田

昨年の岩手シリーズ（八幡平、早池峰山、栗駒山）に引き続き、今年は山形の百名山３山
（鳥海山、月山、蔵王）を登ることになった。
企画から宿の予約、列車の手配を今回も高橋(雄)さんにやっていただいた。
今回は４日間の日程であるが、ホームページの紀行文を４人で分担することになった。
トップバッターは明日の鳥海山だけ参加する高橋(文)が担当する。

本日は移動だけでありいつもよりは遅めの出発である。
帰省ラッシュのピークで東京駅の新幹線の改札も長い行列を作っていた。
10:12発の上越新幹線に東京駅から乗ったのは、熊本さん、鵜飼さん、田形さんと私の４名。
大宮からは、吉松さん、川島さん、小野寺さんの３名が乗ってきた。
雄さんはすでに帰省しており、本日酒田で合流することになっている。

	吉松さん、鵜飼さん、私の男性３人は、真剣に明日の鳥海山のコース検討に入り、
	田形さんは、登山にパソコンを持ち込み、寸暇を惜しまず、ビジネスのWeb検討中。
	川島さん、小野寺さんは既に気持ちは山の中にあり満面の笑み。久々の上越新幹線だがトンネルがやたら多いと感じた。新潟駅で羽越本線に乗り換え。地元の放送局が帰省の模様を撮影していた。
	昼飯は事前に熊本さんから美味しい駅弁の案内があり、全員思い思いの弁当を買っていた。特に良いと思ったのは吉松さんの買ったＳＬ浪漫弁当。私が買ったＳＬ弁当より百円高いが、中身がいいのとおまけのＳＬの紙の模型がかわいい。百円をケチってはいけないと反省。
	特急「いなほ５号」は日本海の沿線を北上する。我々の乗った指定席車両に立っていたたくさんの人も次第に少なくなっていった。移動するだけではもったいないような良い天気の日で、海辺では海水浴をしているひとがあちこちで見られた。列車は酒田駅に14:49到着。
	ここでレンタカーを借りる。雄さんはマイカーで酒田の近くまで来ており、まもなく合流することができた。
	時間も早いので、吉松さんの提案で酒田の市内観光をすることになった。最初は山居倉庫を訪ねた。山居倉庫は明治26年(1893)、酒田米穀取引所の付属倉庫として建造され、築百年以上経った今も現役の農業倉庫として活躍している。
	土蔵造りの12棟の屋根は二重構造で、倉の内部は湿気防止構造になっているほか、背後を囲むケヤキの大木は日よけ、風よけの役目を果たし、自然を利用した低温管理が行われている。風情あるケヤキ並木と黒塗りの木造の倉庫のコントラストがすばらしい。
	中は庄内米歴史資料館になっており、米の歴史や農家の暮らしの様子が見られる。田形さんが担ごうとしているのは60キロの俵だが、重いのとバランスをとるのが難しく簡単には持ち上がらない。この５倍の300キロを担いだ女の人（後ろの人形）もいたというから驚きである。
	外の運河には古風なさんきょ橋があった。彼方に明日登る鳥海山が霞んでかろうじて見える。
	次に最上川の雄大な河口を堤防の上から見る。鳥海山も夏霞のかなたで雄大。写真ではわからないが、残雪もある。
	その後本間家旧本邸(旗本２０００石格の書院作り) にむかった。武家屋敷と商家造りの建築様式が一体となっているのは極めて珍しく、全国でも例をみないとのことである。防災対策もなされており、壊滅的な被害があった酒田の大火からもこの家は生き残ることができたとのことである。本間家は日本一の大地主であったそうだ。
	この後雄さんと私は、みんなを「スパ・ガーデン」に送ってから本日の泊まりの「ホテルサンルート」に車を置いて、タクシーで戻ってみんなと合流した。これで心置きなく飲めるぞ… ひと風呂浴びて本日のメインイベントの宴会。
	飲み放題であるが、あらかじめ「量」より「質」でお願いしており、出てきた食べ物は新鮮でどれも美味しく、お通し：むきそば（ソバの実）　　　　　けいじ（秋鮭）と黄菊の辛子酢みそ和え　　　お造り：さざえ、鯛、甘エビ、イナダ　　　　　菊の花添え
	焼き物：ネサシガレイの素焼き　　　　　バイ貝の旨煮、だだちゃ豆つき煮付け：めばる（ヤナギノマイ）　　　　　さといも、おくらつき日本酒の初孫もとても口当たりがよかった。なんとこれが飲み放題なのである。
	揚げ物：舌平目のみじん粉揚げ　　　　　　タイバガレイのアスパラ巻き　　　　　　だだちゃ豆のかき揚げ
	酢の物：岩カキ中でも岩牡蠣は秀逸で、濃厚なミルクを含んだように、口に入れた瞬間に香りが広がり、とろけるようであった。
	ごはん：弁慶飯　　　　　（みそ焼きおにぎり）　　　　　おしんこつき
	入浴、部屋代、高級料理、飲み放題で一人4000円にはみんなも大満足。料理長さんにも来ていただき記念撮影となった。ホテルに戻る途中コンビに寄って明日の朝食・昼食を買って早めの就寝となった。 14日鳥海山（？）へクマさん会目次に戻る

	吉松さん、鵜飼さん、私の男性３人は、真剣に明日の鳥海山のコース検討に入り、
	田形さんは、登山にパソコンを持ち込み、寸暇を惜しまず、ビジネスのWeb検討中。
	川島さん、小野寺さんは既に気持ちは山の中にあり満面の笑み。久々の上越新幹線だがトンネルがやたら多いと感じた。新潟駅で羽越本線に乗り換え。地元の放送局が帰省の模様を撮影していた。
	昼飯は事前に熊本さんから美味しい駅弁の案内があり、全員思い思いの弁当を買っていた。特に良いと思ったのは吉松さんの買ったＳＬ浪漫弁当。私が買ったＳＬ弁当より百円高いが、中身がいいのとおまけのＳＬの紙の模型がかわいい。百円をケチってはいけないと反省。
	特急「いなほ５号」は日本海の沿線を北上する。我々の乗った指定席車両に立っていたたくさんの人も次第に少なくなっていった。移動するだけではもったいないような良い天気の日で、海辺では海水浴をしているひとがあちこちで見られた。列車は酒田駅に14:49到着。
	ここでレンタカーを借りる。雄さんはマイカーで酒田の近くまで来ており、まもなく合流することができた。
	時間も早いので、吉松さんの提案で酒田の市内観光をすることになった。最初は山居倉庫を訪ねた。山居倉庫は明治26年(1893)、酒田米穀取引所の付属倉庫として建造され、築百年以上経った今も現役の農業倉庫として活躍している。
	土蔵造りの12棟の屋根は二重構造で、倉の内部は湿気防止構造になっているほか、背後を囲むケヤキの大木は日よけ、風よけの役目を果たし、自然を利用した低温管理が行われている。風情あるケヤキ並木と黒塗りの木造の倉庫のコントラストがすばらしい。
	中は庄内米歴史資料館になっており、米の歴史や農家の暮らしの様子が見られる。田形さんが担ごうとしているのは60キロの俵だが、重いのとバランスをとるのが難しく簡単には持ち上がらない。この５倍の300キロを担いだ女の人（後ろの人形）もいたというから驚きである。
	外の運河には古風なさんきょ橋があった。彼方に明日登る鳥海山が霞んでかろうじて見える。
	次に最上川の雄大な河口を堤防の上から見る。鳥海山も夏霞のかなたで雄大。写真ではわからないが、残雪もある。
	その後本間家旧本邸(旗本２０００石格の書院作り) にむかった。武家屋敷と商家造りの建築様式が一体となっているのは極めて珍しく、全国でも例をみないとのことである。防災対策もなされており、壊滅的な被害があった酒田の大火からもこの家は生き残ることができたとのことである。本間家は日本一の大地主であったそうだ。
	この後雄さんと私は、みんなを「スパ・ガーデン」に送ってから本日の泊まりの「ホテルサンルート」に車を置いて、タクシーで戻ってみんなと合流した。これで心置きなく飲めるぞ… ひと風呂浴びて本日のメインイベントの宴会。
	飲み放題であるが、あらかじめ「量」より「質」でお願いしており、出てきた食べ物は新鮮でどれも美味しく、お通し：むきそば（ソバの実）　　　　　けいじ（秋鮭）と黄菊の辛子酢みそ和え　　　お造り：さざえ、鯛、甘エビ、イナダ　　　　　菊の花添え
	焼き物：ネサシガレイの素焼き　　　　　バイ貝の旨煮、だだちゃ豆つき煮付け：めばる（ヤナギノマイ）　　　　　さといも、おくらつき日本酒の初孫もとても口当たりがよかった。なんとこれが飲み放題なのである。
	揚げ物：舌平目のみじん粉揚げ　　　　　　タイバガレイのアスパラ巻き　　　　　　だだちゃ豆のかき揚げ
	酢の物：岩カキ中でも岩牡蠣は秀逸で、濃厚なミルクを含んだように、口に入れた瞬間に香りが広がり、とろけるようであった。
	ごはん：弁慶飯　　　　　（みそ焼きおにぎり）　　　　　おしんこつき
	入浴、部屋代、高級料理、飲み放題で一人4000円にはみんなも大満足。料理長さんにも来ていただき記念撮影となった。ホテルに戻る途中コンビに寄って明日の朝食・昼食を買って早めの就寝となった。 14日鳥海山（？）へクマさん会目次に戻る