2007/8/14 岩手 八幡平
2007年8月14日(火)
【集合場所・時間】 10:15 JR盛岡駅 駅レンタカー前 

今日も暑くなりそうだぞー(>▽<)という快晴の東京から、東北新幹線“はやて”で一路「盛岡」へ。
今回の参加者は、クマさん・田形さん・竹内さん・能勢さん・吉松さん・小野寺。
そして、盛岡で待っていてくれる高橋兄弟(こういう言い方は漫才師みたい?(笑))雄さん・文さんの8名だ。

(小野寺 記)

10:02 盛岡着。今夏の異常気象は東北も例外でなく、ちっとも涼しくない!
最高気温33℃を記録したこの日、雄さん・文さんがレンタカーを借りて準備万端で迎えてくれた。

ここで、事件発生。能勢さんにご自宅から緊急連絡。スワ重大事件か?と緊張が走る。
大宮駅遺失物係に能勢さんの携帯電話が届いたとか!大事件でなくよかったです。
届けてくださった方に感謝。

文さんが、私もハプニングがありましたと告白。朝電車待っていると。
目的の電車が違うホームに入って来て、急いで階段を駆け上り、下る時に足を捻ったという。
チョッと心配。
さて、雄さんのマーチと文さん運転の
レンタカーのホンダ フィットに分乗して
八幡平へ約100分の道のり。

途中、右手に岩手山の雄大な姿。
周りの山よりひときわ大きい。

岩手山

1140
八幡平頂上駐車場(1533m)に到着。
荷物を小分けにして身軽になって出発。
日差しも強いので日焼け止めも忘れずに。
八幡平登り口
さっそく色とりどりの花が道沿いに可憐に
咲いている。
蝶が舞い、トンボが飛び、アブラゼミも鳴く、
短い夏満開だ。
石畳の登山道を進む。
道が整備されていて大変歩きやすく、
小さな子供連れの家族やパンプス履きの
女性ともすれ違う。
クマ笹の道を過ぎると尾根へ出た。
岩手山はじめ鳥海山まで遠く山々の景色が
蒼く眺められる。
風が通り心地よい。

岩手山

ここからこじんまりしたガマ沼を左手に過ぎ、
山頂展望台(1613m)へ。
狭い展望台で、観光客もあって人口過密。
ここは記念撮影のみで、そのまま先へ進む
ことにする。
広い八幡沼に出た。エメラルドグリーンの
静かな水面。雲が映る。
付近には、アザミやニッコウキスゲ、
コバキボウシなど、花畑が広がる。
沼のほとりの避難小屋(稜雲荘)そばの
ベンチでお昼とする。
沼の向こうはアオモリトドマツの清々しい
濃緑。遠くには東北の山の連なりが見える。
13:00 源太森に向けて出発。
「お花畑」の湿原に出た。木道が続く。
湿原には様々な花たち。
ワタスゲのふわふわした花やリンドウの
鮮やかなブルーもそこここに見られる。
木道半ば「八幡沼分岐点」で、高橋兄弟と
お別れ。
雄さん・文さんは車を移動させるため、
八幡沼を一周して一旦駐車場へ戻る。
筋の入った木道をぽくぽく進む。
両脇を木に囲われ風通しが悪くい道を
抜けると、源太森展望台(1320m)に出た。
展望台からは今来た八幡平山頂から
八幡沼の全貌が一望できる。

八幡平山頂

展望台を降りるとガレ場の下り道。岩場が木枠で囲はれ整備されているので足元は比較的楽だ。
このあたりの岩は青緑がかった美しい色。眼下に緑を見下ろしながら、「信州の山などと印象が違う
けど何が違うのだろう」と探究心旺盛な竹内さんが疑問投げかけ。「針葉樹が多いから緑の色が濃い
かなー」「植生は違うねぇ」などと言いながら、黒谷地湿原へと向かう。
途中、ベニバナイチゴはじめ、あちこちにいろいろな実が鈴なりになっている。 
黒谷地湿原(1446m)に到着。
立ち入り禁止の湿原内は花畑。


山頂に向け少し登る。
谷間にあたるのか風通りが少なく少々蒸す。

茶臼山荘(1550m)を過ぎると、もうすぐ茶臼
山頂。さすがの眺望。眼下には沼が点在し、
遠景に岩手山はじめ東北の山脈。
出発した八幡平山荘が遠くに白く光っている。
よく歩いたナー!
地塘(黒い火山泥の後に水が溜まった所)
には整然と緑の水性植物が生えている。
自然の田んぼのようだ。
さて、下り。茶臼山荘で茶臼口から登って
きた雄さんに会えた。
ここから文さんの待つ登山口駐車場まで
降りる。
ごつごつと足場の悪い急な岩場道。
ここを一気に登ってきた雄さんはスゴイ!
茶臼口(1360m)で全員揃い、花巻の大沢
温泉に向かう。
途中、スーパーで地元のお酒などを購入。
宴会準備は怠りなく。

晴天の異常な暑さでノドはカラカラ。
走行中最初の自販機を見つけて給水。

今夜のお宿は大沢温泉自炊部
「古里」@五反田の淳さんが、奥様の実家
(花巻の隣の水沢)へ帰省かたがた
駆けつけ、万端の用意を整えてくれていた。
聞けば、東京からの持込みや親戚一同
総動員でご協力頂いたとか。
多謝。
これで宴会が盛り上がらないわけはなく、
ひと風呂浴びて汗も流し、一同、美味しい
お料理とお酒を堪能。
宴もたけなわ、いい加減よい具合に
アルコールも回ったところで、何の拍子か
サルサダンスのレッスンが開始された。
田形コーチに従い、皆で「1、2、123・・・」。
酔いのせいばかりでなくおぼつかない足元
(笑)。
洋物は肌に合わずとも盆踊りくらいできるだろうと、
今度はオノデラの指導のもと、阿波踊りに挑戦。
浴衣を尻はしょりにするところで、吉松さん、めくりすぎ、
パンツ丸見え[モザイク処理]です(*o*)。

♪踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々、
どうしてこんなに阿呆ばかり・・・♪

大沢の夜は更けていく・・・・






二日目、15日早池峰へ

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ヤマハハコ

ミヤマゼンコ

ミヤマアキノキリンソウ

ニッコウキスゲ

コバギボウシ

コオニユリ

カラマツソウ

アザミ

ウメバチソウ

ノギク?

リンドウ

ワタスゲ

チングルマの枯花

ベニバナイチゴ

ハリブキ?

オオバタケシマラン

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