朝、JR中央線の立川付近からは富士山がくっきりと見えていた。
(熊本さん撮影)

8：10　高尾駅の改札を出ると、熊本さんが焦った顔で待っていた。予定では8:20集合で、8:34の陣馬高原下行きのバスで出発することになっていたが、8:34発は平日で、土曜日は8:15発だったとのこと。もう時間がない。
バス乗り場に行ってみると、長蛇の列。バス1台では乗り切れず、増発するという。1台目は満員となり、すぐ出発した。
これには吉松さん、石井さん、川島さんが乗っていた。増発した2台目には、堀さん、根岸さん、布目さん、小山さん、山川さん、高橋(雄)が乗って発車。
熊本さんはまだ現れない能勢さんを待って次のバスで来ることにした。土曜日の次のバスは8:55。40分遅れとなる。

8：50
先発隊9名は陣馬高原下のバス停（終点）に到着。バス2台分の人でトイレは列をなしている。体操するなどしてゆっくり準備。

9：00
遅れてくる熊本さんから携帯メールで連絡が入った。熊本さんと能勢さんとは山頂で合流することになり、先発隊9名がスタート。

しばらく舗装道路歩きとなる。

9：25
新ハイキングコース入口着。
体が温まってきており、1枚脱ぐ人も。

ここから山道となる。

樹林帯の急坂を登る。

山道で日のあたらないところでは霜柱もできていた。

9：40
大休止。水分補給や黒糖などでエネルギーを補給したり、リンゴをいただいたりして元気を回復。

10：10
3回目の小休止後、登り始めたら、下の方から「オーイ」という声が聞こえ、振り返ると熊本さんと能勢さんが追い付いてきた。山頂を待たずして合流できた。

熊本さんと能勢さんは、急いで登ってくる間にも、途中で「シモバシラ」の氷花を見つけてちゃんと写真に収めてきていた。先発隊は見逃していた！。

「シモバシラ」はシソ科の植物で、枯れても根が水を吸い上げる力が強く、氷点下では茎の中で凍って破裂して氷が成長し、花のように見えたりしておもしろい。

山頂への最後の登り。2008年に登った時はこの少し前の斜面にシモバシラの群生があり、氷の花がたくさん見られたが、今回は見当たらなかった。刈られてしまったのかもしれない。

10：40
山頂着。快晴で360度の展望が待っていた。富士山も見えたがちょっと雲がかかっている。
以下でパノラマ動画をご覧ください。（1分17秒）

 
東に筑波山が遠望できた。

東南には池袋・新宿の高層ビル群。その遠くにスカイツリーまで霞んで見えた。

 
南西には南アルプスが

西～北には大菩薩～日光の山々が見える。

まだ11時前でお昼には早いがテーブルを一つ確保して昼食の準備。

そして日本酒で乾杯！テーブルは持ち寄った食べ物でいっぱい。焼酎のお湯割りも加わってみんないい気持ち。風もほとんどなく、快晴の下でのランチタイムを満喫。

 
お腹を満たした後は馬のモニュメントを囲んで記念撮影。↓

11：40
下山開始。登りとは反対方向の和田集落を目指す。
日の当たるところは霜解けで泥んこ状態。滑らないように慎重に下りる。

樹林帯の中の下山道。

北側斜面で日の当たらないところはまだ冷え切っており、霜柱も大きい。

さらに昨夜は雪も降ったようで、その結晶も残っていた。

12：20
無事和田集落の舗装道路に出た。斜面はお茶畑。
ここからバス停まではさらに800ｍ下る。

途中の道の脇にはムラサキシキブの実や、

川に水の落ちるところではつららができていたり

ナンテンが赤い実をつけていたりした。

12：35
和田のバス停がある「陣馬自然公園センター」着。
次のバスは13:42分で、1時間以上あるため、タクシーを呼んだ。3台に分乗して13：10藤野駅着。
藤野からは「東尾垂の湯」へ13：43発の無料送迎バスで向かった。

14：05
東尾垂の湯着。

ゆっくりお湯につかって恒例の乾杯！