レポートby高橋(雄)
昨夜は、黒川温泉の湯めぐりあとの美味しい夕食にお酒がしっかりと効いて、部屋に戻るなり深~く眠り込んでしまった。
5時30分に目が覚めた。当然お風呂へ。男湯と女湯が入れ替わっている。昨日と異なる泉質の露天風呂は、広くて、立ち湯や、寝湯もあり、満喫できた。しかも他に入ってくる人はおらず、独占である。大きなホテルではこうはいかない。(と思ったら、朝の入浴時間は6時からで、実はフライングしていた。でも、6時になっても入ってきたのは能勢さんだけ。)
朝食は温泉卵に海苔に湯豆腐等々に、熊本ならではの、「馬刺しの細切れを納豆に混ぜて食べる」というものだった。もちろん美味しい。
8:50 出発前の集合写真。 宿のおかみさん撮影。さすがに看板がしっかりと入っている。宿のスタッフは車の窓をきれいに拭いておいてくれたり、靴の泥をおとすのを手伝ってくれたり、至れり尽くせりである。この宿はインターネットの口コミ満足度が黒川温泉で一番良かったので予約したが、正解であった。 |
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9:50 阿蘇山の北側、仙酔峡(900m)。 昨日までとは打って変わって、まばゆい晴天。 梅雨の晴れ間である。 背後の山は阿蘇の最高峰の高岳(1,582m)。 予定ではここに登ることにしていたが、山頂のミヤマキリシマは終わっているらしく、下りに予定していたルートが噴煙で通行止め、仙酔峡ロープウェイも運休中のため断念。 今回は下から見るだけ(下見?)・・ |
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仙酔峡の丘(964m)に上る。背後の稜線を高岳に向かって登っている30人ぐらいのパーティーが小さく見える。このコースは日光を遮るものがなく、今日はちょっとつらいかも。 |
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仙酔峡の丘から南側のパノラマ。左が高岳、中央奥が中岳(1,506m)
仙酔峡の丘から北側の雄大なパノラマ。外輪山に囲まれているのがわかる。遠くの九重連山は雲の中。 |
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この丘には登山遭難者の鎮魂碑が多くあった。 そんなに高い山ではないが、冬や、岩場で亡くなった人が結構いたようだ。 |
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澄んだ水の沢があった。 |
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駐車場から見た仙酔峡の丘。5月初~中旬はここがピンクのミヤマキリシマで覆い尽くされる。駐車場は大渋滞となるとのこと。 |
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11:35 仙酔峡から車で阿蘇の東側を回り、南側の白川水源着。 |
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豊富な湧水。 |
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湧水をペットボトルに注ぐ吉松さん。
近くの水源茶屋で採れたての茹でたてのトウモロコシを2本買い、4人でそれぞれ半分づつ食べた。甘くておいしい。外のベンチに座って食べていたら、店から蕎麦茶と豆腐がサービスで出された。もちろんいただいたが、結局それにつられて店内でいろいろお土産を買ってしまった。 |
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12:30 白川水源をあとにあそ望の郷くぎの着。 ここで昼食。 |
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南側からの阿蘇の雄大な山並みが見晴らせる。 |
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13:25 仙酔峡とは反対の南側の山頂へ通じる道路を走り、阿蘇ロープウェー着。 ここから火口西駅までロープウェーに乗ると一人1,000円。 ところが火口西駅まで車で有料道路で上がることもできる。こちらは1台600円。当然、車で上がることにした。 しかし、ゲートで検問された。 「ぜんそく」の方は、火口周辺では、火山ガス(二酸化硫黄・SO2)が流れているためあがれないという。 能勢さんが該当するため、やむなく下のロープウェー駅に戻った。能勢さんはそこで待っていてもらうことにし、能勢さんの奥さん、吉松さん、私の3人で再度車で火口西駅まで上がった。 |
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13:40 火口西駅駐車場(1,251m)
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ここからさらに火口のすぐそばまで遊歩道で近づけるが、今日はガスの噴出が多く、遊歩道は通行禁止。火口を覗くことはできなかった。 と見る間にガス濃度警報ランプの"赤"が点灯。 最も危険な「避難・下山」レベルだ。 |
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火口の煙がロープウェー方向に流れ出したため、ロープウェーは運行中止。我々も車で下に戻った。 |
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その後地獄温泉清風荘に立ち寄り、 14:30~15:30 今回ツアー最後の温泉入浴。 (カーナビの地獄温泉への近道は通行止めとなっており、やむなくずいぶん遠回りしてたどりついた) 17:00 熊本空港着。 (途中渋滞があったが抜け道をみつけてオンタイムで到着) 吉松さんのザックは、行きは宅急便を使ったが、帰りは機内持ち込みに変えた。ところがザック内の十徳ナイフが検査でひっかかり、別に危険物で預けた。
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などなど、いろいろあったが、ともあれ無事で帰ることができた。熊本空港待合ロビーの売店で生ビールと鯖寿司などを買って「カンパイ!」 |
18:30 JAL便で熊本空港発、20:05羽田着。
梅雨時だったが歩行中はさほど雨にあわず、念願の満開のミヤマキリシマの大群落を味わえ、日経新聞の全国温泉ランク1位の黒川温泉、しかもその中でも口コミランク1位の旅館に泊まり、阿蘇を周遊し、最後も温泉に浸かった充実の九州ツアーでした。九州の猿渡さん、三輪さんのアドバイスのおかげですばらしい体験ができました。東京組一同、心より感謝申し上げます。
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