小田急の秦野駅から渋沢駅に向かうと正面に富士山が大きく現れる。
山頂に雲ひとつなく、今日の鍋割山頂からの景色が期待された。

渋沢駅から丹沢山塊の山並みを見る。
鍋割山の山頂はこの山脈の更に奥に位置しているのだろう。

渋沢駅7:40集合で、7:50発のバスに乗る。出発時には満席になり発車。
大倉バス停には焼く15分で到着。
登山準備をし、登山計画書を提出してイヨイヨ登山開始する。
大倉バス停から車道を越えたところに、大倉尾根ルートと二俣経由コースの標識があり、我々は二俣経由のコースを取る。

西山林道を目指し里村を進む。

今週は初めの春嵐の強風で倒れたのだろう。大きな杉の木が登山道を塞ぐ。

杉や檜の生い茂る登山道を行く。

丹沢。大山国定公園の案内板。

マムシ草があちこちに茂っている。

赤く大きな実をつけていた。

大倉バス停を出発して約１時間歩き、最初の休憩を取る。

未だ山頂はあの尾根の向こうだ。

銅像を横目に見ながら更に進む。

二俣に９：３５に到着。

二俣から沢添いに進み、沢を渡り更に進むとペットボトルに山に出る。
これは沢の水が飲料に適せず、鍋割山荘の主人が自宅から水を運び、登山客に山荘までボランティアで運んでもらっている。
高橋文さんが２Ｌを持った。

イヨイヨ登山道に入る。沢を幾つかの橋で渡り返す

ガレ場を超えると急登になる。

大倉から約２時間経過し、ヤット後沢乗越の到着、ヤット尾根筋にでる。
ここから更に急登が続く。

８合目、9合目を過ぎ、ヤット10合目に着たが、何と山頂はまだ、高いところにある。高橋文さん、利部さんは快調に飛ばすが、熊本は遅れ気味だ。

やっと左手に富士山が見え出したが、7合目以上の山頂は雲の中に隠れていた。
文さんには先に山頂に行ってもらい「鍋焼きうどん」を注文してもらう。

山頂にはスケジュール通り、１１：４５に到着。山頂から相模湾が一望できた。
山頂は凍っており気温は低い。

早速、名物の「鍋焼きうどん」で昼食だ。これが温かくて旨い。

昼食を食べて、山荘前で記念写真を撮り下山に入る。
気温は低く手先は痺れている。

登ったコースを折り返す。

30分ほど降りるとヤット指先も温かくなってきた。

急なくだりは慎重に・・・

急斜面を下りきる。

１３：５０二俣まで戻り一息入れる。

西山林道を下り、鹿よけのネットを越えれば、山道から里村へ入る。

15:05に出発点の大倉バス停に到着。
15:38のバスを待つ。
バスで渋沢駅に行き、二駅目の東海大学前で下車。

東海大学前駅から徒歩５分の丘の上に秦野天然温泉「さざんか」がありここで入浴休憩する（￥700）。

入浴後は決まりのコース。

最後の絞めはソフトクリームで乾杯！