7：00　東村山を出発。東大和、立川経由。
空はどんよりとしているが、昨日からの雨は止んでいる。ひょっとしたら晴れてくるのでは？と期待を抱かせる。 だが、走っているうちに雨粒がちらちらと窓に当たってきた。

8：20　中央道談合坂サービスエリアでトイレ休憩。周りの山や木にはうっすらと雪が積もっている。

添乗員さんはクラブツーリズム多摩の添田さん。昨年6月に利用した尾瀬ツアーでお世話になった人だった。

バスは大月から河口湖への高速道に入る。小雪が降ってきて、窓外は次第に本格的な雪景色となってきた。

9：50　ウォーキングスタート地点の山中湖親水公園着。ここから田部井さんのトークショーの会場となる交流プラザまで湖畔の遊歩道を歩く 予定だった。しかし、遊歩道が一部工事中で、車道に出ざるを得ないところがあって、そこは雪で車が滑ってくると危ないとのことで、 さらに変更となり、反対方向に歩いて、ゴールは花の都公園となった。花の都公園から交流プラザまではバスで移動するとのこと。
同じバスの人たちはウォーキングを開始したが、私は横浜から別のバスで来る堀さんを待って、一緒にあとから歩くことにした。

各地からのバスは続々と到着するが、横浜からのバスはなかなか来ない。

10：03　横浜からのバス到着。堀さんが降りてきた。
親水公園は積雪15cmほどか。登山を中止するような雪ではないが、 ほんとの初級コースで、参加者レベルはさまざまだから止むを得ない。

ウォーキング開始。バスごとに一列縦隊で雪中行軍。
私と堀さんは先行する東村山のパーティーに追いつくべく、速足で歩いて追い越していく。

風はあまりないが、雪が結構降っている。
富士山は見えないが、湖面にいる鳥などを撮りながら歩く。

湖面近くは凍っている。

カモ。一羽の首には標識がつけられていた。

白鳥もたくさん。
餌付けされているためか、1ｍの近くまで寄っても逃げない。

「なんやこのおっさんは。エサもくれんと写真撮るだけかい？」とでも言いたげな目つきで 睨まれてしまった。

山中湖から花の都公園に向かう遊歩道に入る。

花の都公園は、広大なお花畑で、春は菜の花、チューリップ、夏はひまわり、百日草、秋はコスモスなどと、いろいろな花が次から次へと咲き誇り、見事だが、冬は一面の雪野原だけ。

参考リンク:９月の花の都公園

入口

温室があったので、入ってみた。あまり大したことはなく、今は入場無料。

ラン

ストレプトカーパス　クリスタルアイス
イワタバコ科と書いてある。

花と二人で記念撮影。
ここで堀さんと一旦別れてバスに戻った。

11：10　花の都公園の駐車場からバスに乗り、田部井さんのトークショーの会場の交流プラザに移動。
車内で配られたおにぎり弁当を食べた。

11：30　山中湖交流プラザ「きらら」着。
バスを降りて、田部井さんのトークショー会場、「シアターひびき」に向かう。雪はあいかわらず降っている。
トークショーは12：10から。時間があるので、会場で席を確保して、先に「ほうとう」を食べに行く。

雪が降っているので「ほうとう」は土産物を売っているテントの中で立ち食い。

12：00　横浜組のバスの堀さんも会場着。
堀さんは「ほうとう」は講演のあとに食べる。
席は最前列に確保していたが、この会場は屋根はあるものの、富士山方向と、その反対側は壁はなく、雪が吹き込んでくる。その影響を少なくすべく 5列目まで後退。

12:10　登山家の田部井淳子さんの講演スタート。
晴れていれば田部井さんのバックは富士山のはずだ。

講演する田部井さん。
演壇の前に見える白いスジは、ノイズではなく、吹き込んでくる雪！。

雪の舞う中、素手で熱のこもる講演

田部井さんの話は、山での寒さ対策から始まった。耳、喉のリンパ節、頭頂のマッサージ、生姜など体を温める食べ物の数々。
トウガラシをオブラートに包んで飲み込むのも強烈に効くそうだが、もちろん胃の弱い人はダメ。
それから近々NHKで放送予定の蔵王の樹氷ロケ（1月27日【金】19:30～20:43　雪山へGO!）や、東北被災者と一緒の登山運動など、おもしろくてタメになる話が満載であった。

田部井さんの講演後、堀さんは「ほうとう」タイム。

立ち上るほうとうの湯気・・・

以上で今日のイベントは終了。
雪で他に何もできない。

13：10　バスは予定を大幅に早めてそそくさと帰途につく。
交流プラザの駐車場には各地から集結したツアーバスが20台以上あった。中には大阪や神戸ナンバーも。