2011年8月7日(日曜)
秋田千秋公園

レポートby高橋(雄)

岩手秋田ツアー最終日となった。今日は山は登らず、午前中、泊ったホテルと駅の間にある千秋公園を散策。
ホテルのチェックアウトは11時で、それまで荷物を部屋に置いて出かけた。事前に小野寺さんがホテルのPCで調べ、
公園では9時からボランティアによるガイドがあること、根岸さんがガイドブックで、公園隣接の美術館で藤田嗣治
の絵が観賞できること、お昼は秋田名物の稲庭うどんが良さそうなことなどのプランをたてておいてくれた。

それに従って行動。
8:22
千秋公園 の入口のお堀ではハスの花がちょうど見ごろとなっていた。

まだ朝でたくさん咲いている。

千秋公園入口の看板。
この公園は秋田二十万石佐竹氏の居城、久保田城の城址 云々・・と書いてある。

お堀の木の上にはアオサギがいた。

まずは公園内の佐竹資料館へ。
入場料100円で、佐竹氏関連の資料、鎧などが展示してある。

9時になり、ボランティアの人に案内を開始してもらう。
この日のボランティアガイドは、熊谷さん(メイン・左端)と佐藤さん(サブ)。

公園内の八幡秋田神社

竿燈祭りの竿燈のてっぺんの御幣もお渡ししている。
神社の鳩みくじ¥100

 

佐竹藩12代藩主義堯公の銅像。

最後の藩主で明治二年に版籍奉還で知藩事となる。

茶室「宣庵」の蹲(つくばい)

珍しい舟形。
豊臣秀吉の朝鮮遠征(文禄の役)の折に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったものとか

つくばいの脇の池ではコウホネが咲いていた。

神社の周りの松林の松の幹には斜め傷や丸くハゲたような箇所があちこちに・・・。
これは、第二次世界大戦中に松脂を取った後とか。

『さぁみんなで採らう ステキな航空燃料
 コレで飛ぶぞ 友軍機も』
昭和20年8月9日付『秋田魁新聞』より
・・・哀しい。

御隅櫓

上に登って秋田市内を眺めた。

1時間ほど公園内を案内してもらった。この公園は季節には桜や、躑躅、藤などが楽しめるそうだ。

10時になり、公園入り口の平野美術館へ。

藤田嗣治の作品を観賞。
なかでも「秋田の行事」(下の写真) は圧巻であった。壁一面分もある巨大なキャンバス(高さ3.65m・幅20.5m)に秋田の春夏秋冬の行事を描いた大作であり、美術館の見所のひとつとなっている。

ホテルに戻り、11時にチェックアウト。
次のめあては「稲庭うどん」である。
11:30 七代佐藤養助に入る。
西武秋田店の地下で、道路からは分かりにくく、根岸さんが電話して場所を聞いた。そして7人予約したが、これがよかった。店についたら待っている人が大勢いた。電話していなかったら、だいぶ待たされるところだった。
醤油とごまだれの二味いなにわうどん。のどごしがよくて実においしかった。

のどごしといえば必然的に生ビール。
4日間の〆の乾杯!

その後秋田駅へ。
竿灯が飾ってあった。

マンホールの蓋も竿灯模様

12:58
「こまち168」で秋田駅を発車。
雫石付近から岩手山が。今日は山頂が見えている・・・

昨日までのドライバーと、今日のプランをたててみんなをリードした根岸さん。
〆のいなにわうどんも大好評で、安堵の深い眠りに・・

女性陣はまだまだ元気。
座席の都合で関係ない男性のお客さんが一人。ご迷惑をおかけしました・・




17:10大宮
17:36東京着。

以上、今回の岩手秋田ツアーは、小岩井農場、つなぎ温泉、さんさ踊り、岩手山(途中まで)、網張温泉、乳頭温泉、秋田駒ケ岳、 乳頭温泉鶴の湯、田沢湖、竿灯祭り、千秋公園、美術館、いなにわうどんと、+いろいろハプニングもあり、いつにも増して、実に盛りだくさんの4日間でした。
メンバーそれぞれのご協力と機転により、無事に楽しく帰還できましたことを深く感謝します。お疲れ様でした・・・