2011年8月5日(金曜)
岩手山・網張温泉・乳頭温泉
レポートby根岸【一部高橋(雄)】
< 盛岡つなぎ温泉から網張温泉リスト山麗駅>
男性陣は5時前から朝ぶろを楽しみ、女性陣も加わり6時から朝食バイキングを高校生弓道チームとともに
楽しんだ。
7時に愛真館を出発し近くのファミマで昼食のおにぎり等を調達した。天気は曇り折小雨模様でパッとしない。
前の晩、1台の車を馬返し(630m)に廻し5.71qの直登ルートを取るべきとの議論があったが、
結局、2台とも8時に運航開始する網張温泉リフト山麗駅に向かった。
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<網張温泉リフト山麗駅から黒倉山> 天気がパッとせず往復1300円の リフトに乗らず観光に切り替える案 も出たが、川島さんから‘上まで行 こう’との意見が出て、全員雨具を 着装し1基目のリフトに向かった。 |
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8:09 リフト乗車前にスタート写真 |
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女性陣からリフトのおじさんに、 「雨天割引がないのか」との問い 合わせに「体重割増と相殺」と 切り返された。 |
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第一リフト 第二リフト 第三リフト と乗り継ぐ。 リフト乗り継ぎ道の周りにあった ← ヨツバヒヨドリの群生 |
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サンカヨウの実。 ブルーベリーみたいだ。 食べてみたら酸っぱいブドウの味で 種が5~6個あった。 |
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リフトを3基乗り継ぎ約45分で 800mから1300mまで上がり、 再度集合写真を撮り(8:50) そこから8時50分に犬倉山 (1408メートル)を目指した。
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霧雨の中、濡れた登山道を登る。 |
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9:15 犬倉山(1,408m)到着。 後続の30名以上の学生集団を しり目に我々は次の黒倉山を 目指した。 |
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犬倉山からは一旦急斜面を下り、 その後は緩やかな登り。 ところどころ木道だが、そうでない ところはぬかるんで滑りやすい。 伊能さんが滑って泥だらけに なる場面もあった。 |
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道端に咲いていたカラマツソウ |
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タカネニガナ |
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アザミ |
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途中で雲が切れ、次第に周りの風景 が見えて来た。 山の北面は晴れている。
← ハクサンチドリ |
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10:37 姥倉山分岐に到着。 バックの山は中央が岩手山最高点 薬師岳(2,038m) 手前左が黒倉山(1,570m)
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黒倉山の手前で、雄さんと女性陣 からの勧めで、高橋文、能勢、 伊能、根岸の4人で、12時前に 行ける所まで行こうと先行して 「切りとおし、大地獄、お花畑」 を目指した。 |
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お花畑には、12時ちょうどに到着 した。ここから岩手山山頂までは、 3.1kmであり雷が想定される 夏場では避難小屋で一泊する覚悟が 無いと頂上アタックし帰投する のは 無理と判断した。 花畑は「6月末ごろであれば花が 見ごろ」との印象であった。 12時過ぎに写真撮影もそこそこに 帰路に着いた。途中に渓流があり、 水場になっていて水を補給した。 |
大地獄の前で、根岸の左靴底のスポンジが剥がれた。高橋文さん・能勢さんのリックの紐等できつく縛り 何とか歩きとおすことが出来た。米国製既成靴で劣化に伴う現象であり、良くあることらしい。 靴ひもの予備を持つべきであった。翌日、一足先に帰られた文さんのゴロー製靴(ブーティエル)を お借りしたが、履き良さを痛感した。 帰路はこれ以外は問題なく、3時前には全員が網張温泉リフト山麗駅に帰って来た。 |
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一方、女性陣と雄さんは黒倉山山頂 をアタックした。
以下高橋(雄)記(網張温泉まで)
姥倉山分岐からの稜線はお花畑。 左からアカバナトウウチソウ イワオトギリ(?) クルマユリ |
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オオバギボウシ |
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アザミとハクサンボウフウ(?) |
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ギンリョウソウ |
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ナルコユリの実? |
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ハクサンボウフウ? または シラネニンジン? など |
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黒倉山山頂はもうひといき。 |
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11:17 黒倉山(1,570m)山頂
背後に立ち登るモヤモヤは 雲ではなく、噴煙である。
バックは 岩手山最高点 薬師岳(2,038m)
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岩手山は休火山で、ところどころに こんな標識が設置されていた。
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黒倉山登頂の証拠写真。 まだ12時前で、晴れてはいるが、 リフトの係員から、昼頃にカミナリ が来る可能性ありといわれていた ので、ここで引き返すことにした。 |
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タカネトウウチソウ |
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ヤマハハコ |
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イワオトギリ |
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姥倉山分岐に戻り、昼食。 その後姥倉山分岐から急斜面を下る。 網張コースではここが一番きつい ようだ。 山の南側は下からガスがかかって きた。 |
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山アジサイ? |
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下山中、川島さんが二度ほど足を 攣りかけたが、薬を飲んでおさめた。
犬倉山には登りかえさずに 巻き道を通る。 13:19 第三リフト乗り場着。 これから40分あまりリフトに 乗るので冷えに備えてヤッケを 着る。 だが高度を下げるに従って暑く なってきた。 |
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ウツボグサ |
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14:00 リフト山麓駅着。 男性陣の戻りは15時半すぎと思われ、 それまですぐそばの網張温泉に浸かることにした。 乳白色の硫黄泉で源泉かけ流し。 施設も新しくていいきもち。 次に岩手山を狙うならここを基地に するといいだろう。 【ここまで高橋(雄)】
<雫石駅経由休暇村乳頭温泉郷へ> 網張温泉休暇村前で女性陣をピックアップして16時前に出発し、 |
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久しぶりに実家に帰る高橋文さんを 雫石駅で降ろし、乳頭温泉へ向かった。 |
途中、15分ほど‘雫石あねっこ道の駅’で翌日昼のパン等を調達し、水の補給をローソンで行ってから 休暇村乳頭温泉郷へ18時前に着いた。カーナビの名前と一致していなかったため、目的地手前でカーナビの 案内が終わってしまい、うろうろして少し時間をロスしたが、なんとかたどりついた。 |
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<休暇村乳頭温泉郷での泊> 18時に到着し男性陣は30分ほど で入浴を済ませ、7人そろって夕食 バイキングを楽しんだ。 お酒の飲める5名はもちろん 大ビール缶を購入し、持参した。 |
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バイキングのメニューは、稲庭うどん、 きりたんぽ鍋なども有り大変充実 していた。 |
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ここの名物あゆの塩焼きは確かに おいしかった。 |
デザートは果物やアイスクリームまであり、皆さん満足していた。 8時前後に2度ほど余震があったが、余り気が付かなかった。福島浜通りでは震度4であった。 9時過ぎには皆さん床に就いた。
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