今回で入笠山はクマさん会として19回目の登山となった。雪山の初心者入門コースとして最適な山で毎年おとずれている。
今年は佐藤(亜)さん(光上さん娘)が始めての雪山経験で参加した。勿論、父親の光上さんと吉松さん、熊本の4人が参加。
山頂で、思わぬ人に遭遇した。
7:00定刻にスーパーあずさ1号で新宿を出発した光上さん親娘。 昨日は4月末から5月初旬の気温で異常な暖かさであったが、一転して今日は昨日より10度下がり真冬に逆戻りの天気予報であった。 |
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山梨ぶどう郷に近づくと南アルプス(白根三山)の真っ白な峰が見えてくる。 |
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小淵沢に近くなると男性的な山容をした甲斐駒ケ岳が大きくなる。 |
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小淵沢で特急から松本行の普通列車に乗換え、ここで吉松さんと合流した。 |
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富士見パノラマスキー場 我々が本日取り組む山である。 |
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富士見駅9:15分到着。風もなく予想以上に暖かい。 タクシーが来るのを待つ吉松さん、佐藤さん。 |
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タクシー10分で富士見パノラマスキー場のゲレンデに到着。 ゴンドラの往復券(¥1600-)を購入し乗場へ向かう。 運転士さんの話では、今年は例年に比べて降雪が少なかったそうだ。 |
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ゴンドラで一気に標高1800mまで上がる。 |
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ゴンドラ山頂駅に着きゲレンデに出て、アイゼンを装着する。 佐藤さんは始めてのアイゼンだ。 スタート前の集合写真を一枚。 標高1800mの高度でも暖かく風もないため手袋をしなくても平気だ。 |
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冠雪した八ヶ岳の連なる頂きが青空の綺麗に映える。 |
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林道に沿って歩き始めると左手方向に甲斐駒ケ岳が見えてきた。 |
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林道の緩やかな登りを5分程歩くと、入笠湿原への林間コースがあり標識に従って樹林帯に入る。 |
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樹林帯の細い登山道の雪道は固く締まって歩きやすい。 |
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入笠湿原を横断する。 湿原も雪で埋まり白一色。5月頃からは水芭蕉やザゼンソウが咲く湿原である。 |
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山彦山荘(冬季休業)からマナスル山荘(冬季の営業)まで平坦な上りを歩き、ゴンドラ山頂駅から約30分で登山口まで来た。 ここからは急な本格的な登りとなるため、一枚上着を脱ぐ。 |
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登り始めて5分ほどで、右手方向の樹木の隙間から、中央アルプスが見えてきた。 写真は木曽駒ケ岳(右)と宝剣岳(左)であり、御嶽山や北アルプスの乗鞍岳が見えてきた。 |
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少々疲れが見え始めた、光上さんのペースに切り替えるため、 先頭を光上さんにチェンジ。 ユックリ一歩一歩前に進む。 |
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最後の急斜面の登りで、此処を詰めれば山頂である。 この辺りは踏み跡を外すと股下まで沈み込んでしまい。 ストックが全部埋まってしまうので、積雪は1m30以上はありそうだ |
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入笠山(1955m)山頂に11:30到着。 360度の展望に歓声が上がる。正面に八ヶ岳、富士山、甲斐駒が岳・仙丈岳・白根三山の南アルプス、木曽駒が岳等の中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳・穂高岳から鹿島・五竜・唐松・白馬岳のまので北アルプス、秩父の金峰山が全部見渡せる。 |
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多少霞んでいる富士山 |
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中央アルプス、右手ピークが木曽駒が岳 |
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堂々と大きな御嶽山 |
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穂高岳を中心に北アルプス |
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正面の八ヶ岳 |
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入笠山頂で風がないのは珍しいが、そのため暖かく、ノンビリ山々を眺めていると「クマさん」と近くで呼ぶ声のした方を振り向くと、何と須藤さんがいた。 我々より一本あとの電車で来たとのこと。 一緒に山頂での記念写真に収まる。 |
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須藤さんは、又とない景観に写真を撮り続けたいとのことで、 我々は日帰り温泉に向かうため下山した。 |
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ゴンドラ山頂駅に戻るため入笠湿原から往路の林道ではなく、山超えの林間コース取った。 |
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下りも光上さんを先頭にゴンドラ駅に向かう。 |
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ゴンドラ駅に13:00到着。 ゴンドラで下り、日帰り温泉に向かう。 |
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日帰り温泉「ゆーとろ水神の湯」に13:20に到着。 スキー場で入手した割引券で¥700⇒¥600。 温泉は微かに硫黄の匂いが漂う硫黄泉だ。 |
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露天風呂、サウナに入り大広間で恒例の乾杯。 佐藤さんもクマさん会のオリジナルTシャツを着て、アッピール。 |
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15:00に駅までの無料バスが、日帰温泉の正面前の駐車場でピックアップとのことで待つ。 |
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富士見駅15:59の特急あずさ24号自由席車両に乗り込み、 焼酎で再び宴会が始まる。 |
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17:30八王子で吉松さんとお別れ、他の三名は新宿終点まで乗り、新宿で解散。 皆様お疲れ様でした。 |
寒さ逆戻りの天気予報であったが、入笠山は風もなく手袋が不要なほどの暖かさで、雲一つ無い快晴に恵まれ、
360度の展望を満喫した一日でした。
来週3月6日(日)は九州から猿渡さんを迎えて、箱根「駒ケ岳・神山」の予定です。
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