2011年1月15日(土曜)

初登山 鍋割山

レポートby 熊本

2011年の幕開け初登山は昨年と同じ、丹沢山塊の鍋割山(1727m)に登り山頂の鍋割山荘で

名物の鍋焼きウドンを食べます。

大寒波の襲来で、今回の参加者は久々参加の吉松さん、堀さんと熊本の3名です。

集合は小田急線 渋沢駅7:40

朝は青空が広がっていました。

駅からは二の塔、三の塔は見れるが、塔が岳や鍋割山の山頂は見えない。

 

渋沢駅から山頂に少々雲を被っていましたが、富士山が姿を現していまます。

 

7:50発のバスで約15分 大倉に到着。

ここで、登山準備。

気温は氷点下数度で身が引き締まる。

レストハウスの裏には残雪が残っており、山の登山道での積雪が気になる。

大倉バス停から車道を渡り、鍋割山・二俣方面へ西山林道のコースを取る。

8:10大倉バス停を出発。

日陰の林道にはタップリと残った雪が凍結して滑りやすい。益々登山道の積雪が気に掛かる。

杉並木の薄暗い登山となる。

杉の伐採が行われている脇を通り

四十八瀬川に沿った西山林道を県民の森から二俣まで単調な登りとなる。

丹沢・大山国定公園の標識を横目に見ながら進む。

途中に登山標識が随時出てきて良く整備されている。

途中「尾関 廣」の銅像があった。愛知県生まれで昭和30年に日本山岳連盟を結成し、後に会長となり、日本山岳協会に発展させたそうである。

 

9:17二俣に到着。

大倉尾根と訓練所尾根に挟まれた勘七ノ沢の合流点になっている。

勘七ノ沢には昨年まで無かった橋が出来ていた。今回程度の水嵩では必要ないが、増水時の対応で設置されと思われる。

スタートから70分掛かり、二俣で最初の休憩とする。

二俣からは大倉尾根へのコース、訓練所尾根のコースがあるが、我々は本沢に沿って後沢乗越へ向かうコースを取る。

二俣から更に本沢に沿って林道を20分歩き、本沢を渡って少し登ったところに水置き場がある。

これは、この辺りの沢の水が飲料に適しないため2LorLのペットボトルに市内の水を詰め置いてある。登山者に鍋割山荘までボランティアで運んでもらうためである。(9:45)

水置き場付近の沢は一面雪で真っ白になっていた。

ミズヒ沢を超えて本格的な山道に入る。

 

登山道に入ってイキナリの急登りが続く。

20分程、急登を続けると前方に尾根道が見えてきた。尾根に出たところが「後沢乗越」である。ここは狭く更に尾根を登る。更に10分程登ったところで2回目の休憩を取った。(10:30)

急なガレ場には梯子が掛けてある。

<鍋割山稜6>の標識が出始めた。

これは、何かトラブルが発生した際の位置確認の番号であり、この上の「10」まであった。

<鍋割山稜7>

昨年初登山で登った時、熊本は年末年始の不摂生のため体重が増加し、このあたりで

足が吊ってしまい難儀しながら皆さんに遅れること20分後で山頂に着いた。

今年は体重コントロールのお陰で足も吊らずに快調に着ている。

これも昨年はなかったが、登山道に木道が設置され、良く整備されている。

登山道の土が軟らく、掘り返されるのを防ぐためだろう。

<鍋割山稜9>を過ぎ山頂を目指す。

山頂近くなると「馬酔木」が赤い実を着けていた。今回出あった唯一の花である。

<鍋割山稜10>付近は残雪が結構あった。

しかし<鍋割山稜10>の標識の後に更に急登が幾つかある。

急登を重い足を引き上げながら上り詰めるとヤット山頂の鍋割山荘が見えた。(11:25)

 

ここで名物の鍋焼ウドンを早速注文

\980)昨年から値上り?

具沢山で熱々の鍋焼うどんは冷え切った体には最高の贅沢。

感謝、感謝!

山頂からの富士山は6合目以上が雲に隠れていた。

一方、相模湾は遠くまで良く見えた。

富士山をバックに記念写真

鍋割山荘前で

下山は登りのコースをそのまま下る。

一気に二俣まで下り休憩。

西山林道を大倉までの約5kmを淡々と歩いて、大倉バス停に14:38に吉松さん、熊本は到着。丁度、バスの発車時間であったが、堀さんが、路上の野菜無人販売で見繕っており、残念ながらバスの発車となってしまった。次のバスは30分後のため、一台いたタクシーで渋沢駅へ向かう。タクシーの運ちゃんから渋沢駅近くにスーパー銭湯があることを教えられ急遽その温泉に向かうことにする。

大倉バス停から\1520−、15時到着。

スーパー銭湯「湯花楽(ゆから)」(\850

http://www.yukaraku.com/

露天風呂は広く、赤っぽい色の人口温泉。

龍馬温泉と称しているが坂本龍馬とは何の関係も無い。他にサウナが4種類もあるのが特徴。

 

湯上がりに生ビールで乾杯。

2時間弱ノンビリして16:45タクシーで渋沢駅へ。

小田急急行に乗り帰路に着く。

昨年と同様、鍋割山に登って、鍋焼きウドンを食す初登山でしたが、新年登山の定番になりそうです。

大倉バス停から往復約15km、標高差1000mは歩きでがあり34,000歩でした。

 

次回は

129日(土) 山中湖畔 大平山~平尾山〜石割の湯の予定です。

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