2010年12月4日(土曜)

山中湖畔 大平山 

レポートby 熊本

 

 前日の強風が止み、静かな朝を迎えた。まだ日の出1時間前の真っ暗な525分に始発電車を乗るために

家を出る。今回は冠雪した富士山を見に、山中湖畔の大平山〜平尾山の尾根歩きで終日、富士山を眺めながら

のハイキングである。

参加者は高橋ブラザーズの文さん、雄さんと熊本の3名。

河口湖・山中湖フリーキップ(¥4500-)が現地バスのフリーキップがあり格安だ。

新宿6:22の中央特快で高尾へ、途中、立川付近では青空の中に富士山が姿を見せる。

大月で富士急行線の乗換えここで、雄さん

と合流。

三つ峠駅を過ぎると始めて麓の裾を広げた

雄大な富士山が現れる。

富士吉田駅でふじっこ号バス券をGET

遅れて文さんが合流。

9:30の「平野行」バスに乗る。

10:6分に山中湖の最西端にあるHマウント

フジで下車。

山中湖を左手に見ながら湖畔を平野に向

かって進む。

雲一つ無い紺色のスラが広がり、風が全く

なく気持ちが良い。

10分程歩くと、後方に富士山が現れ紺色

の空に冠雪の真っ白が眩しく輝いている。

更に進むと、多数の白鳥が舞い降りていた。

ここで白鳥と一緒にスタート写真を一枚。

白鳥がいた付近が「大出山登山口」のバス停

があり、次回はここまでバスで来ればよい。

ここから、別荘地に入り尾根道にでるまで

舗装道路を進む。

別荘地の中を登る。

尾根道まで登りきると、大平山へのハイキ

ングコースの山道に入る。

登山道は狭く枯れ木で展望はない。

登山道の両脇にはマユミが咲き、枯れ木に

唯一彩を添えていた。

登山道は削り取られ狭く、雨が降ったら洪水

の中を歩くことになる。

長い霜柱の登山道

長池山近くで再び富士山が見え始める。

11:22

最初のピーク、飯盛山頂。

予定ではここで昼食であったが、まだ早い

ので、大平山まで行くことにした。

一旦下り、

登りかえして更に高度を上げると、富士山

の全容が見えるようになる。

 

富士山の右側には南アルプスの尾根が冠雪

した白い尾根が帯びの様に長くたなびく。

カメラを構える雄さん、文さん

大平山(1296m)の山頂に11:45に
到着。

予定より約1時間早い。

270度の展望は素晴らしい。

東屋がありここで昼食にする。

無風、昨日の雨の後で視界はクリア。

文字通りのベストコンディション。

南アルプス望遠

 大平山からの富士山と山頂望遠。昨日の低気圧で5合目以上はきれいに雪化粧している。

 

山頂で30分、昼食と写真を撮り、

12:15、次の長尾山めざして出発。

 

大平山から一旦長い階段状を下り鞍部に

出る。

鞍部からは車が入れる林道が通じていた。

鞍部では北側の展望があり、三つ峠、

杓子山、鹿留山が見えた。

またまた赤い実。マユミとは違うが、名前

は?である。

鞍部を過ぎると今度は再び長い階段状の

登りとなり平尾山に向かう。

12:45

平尾山の山頂。1,345m

ここもすばらしいパノラマが楽しめる。

熊本は当初の予定通り、ここから下山に入り「石割の湯」に向かう。

文さんは始めてとのことで「石割山」に雄さんと二人で山頂を目指し、日帰り温泉「石割の湯」で合流することにする。

高橋ブラザーズは

13:15石割山(1413m)山頂。

南側の富士山はもちろん、北側には

黒岳などの御坂山塊、近くの杓子山、遠方

に甲武信ケ岳、大菩薩嶺、雁腹摺山、雲取

山などがはっきりと見えた。

下山に入り、13:30石割神社。

パワースポットである。

御神体の巨大な岩の割れ目をくぐりぬけた

文さん。ご利益や如何?

あとは温泉めざして林道をスタスタ降りて

いく。

熊本は「石割の湯」(¥700)へ

13:35に入り、早速、露天風呂に
浸かる。

今日のコースは長い尾根歩きのため、急登は

なく、大した汗もかかずに済み、サウナで

一汗。

30分遅れで高橋ブラザーズが到着する。

(14:05)

バスの出発15:46までユックリと入浴

休憩し、生ビールと焼酎で結構出来上がって

しまった。

15:46のバスで、富士吉田駅に向かう

山中湖南岸を走るバスからは、今日歩いた北岸の山々が一望できた。

富士吉田駅では薄暮の富士が

富士吉田駅ビルの地下でワインとツマミを仕入れ、車内宴会。

大月からは雄さん、文さんは普通で、熊本は特急で帰路に着きました。

 

 

今回の山中湖畔の大平山尾根歩きコースは、雲一つ無い快晴で終日、富士山の雄姿を堪能しました。

急登がなく比較的楽な尾根歩きであり、来春の初登山の候補に急浮上しました。

 

次回は、1225日(土)忘年登山は高尾山―陣馬山のコースを予定しています

クマさん会目次に戻る