2010年11月13日(土) 今倉山・道志二十六夜山
                               レポートby高橋(雄)

今回は堀さんの発案で、今倉山・道志二十六夜山。クマさん会では初めての山である。
二十六夜山、変な名前だが、今回登るのは道志二十六夜山、近くには秋山の二十六夜山という山もある。
(更に雁ガ腹摺山(がんがはらすりやま)という奇妙な名前の山は3つもある。これでは区別するのも容易ではない。)

参加者は堀さん、能勢さん、高橋(雄)の3名。 富士急行線 都留市駅に9時集合。 9:10発の道坂隧道行きバスに乗る。
9;35終点の道坂隧道着。

 9:40
バス停でスタート写真を撮る。
標高1,000m
バス停にあった案内板。

本日のコースは
今倉山(1,470m)→松山(赤岩)→
二十六夜山(1,297m)→芭蕉月待ちの湯
である。
トンネルのすぐ脇から登山開始
カエデの木があったが葉は黄色〜茶色。
10:00
今倉山と御正体山の分岐
道端にはふでりんどうがあった。
鎖場などはないが、結構急登。
落ち葉が降り積もっており、ちょっと
滑る。
10:20
小休止。
気温は予想したより低くなく、汗を
かき、上着を脱ぐ。
その場所には境界石があり、こんな字が
刻まれていた。
何と読み、どんな意味でしょうか?
落葉松などの黄葉。
ちょっとピークは過ぎていた。
見ごろは10日前ぐらいだったようだ。
赤いカエデがちょっとあった。
10:33 
振り返ると雑木林の間から富士山
が見えた。感激の一瞬。
頂上がうっすらと雪化粧している。
10:53 今倉山頂上。1470m。
今倉山の山頂は林の中で、見通しは
きかない。
昼食にはまだ早いので先をめざす。
11:08
西峯付近からの富士山。
手前左は御正体山、右は杓子山。
11:15
都留方面への分岐。
11:28
松山(赤岩)山頂。1,450m

ここはさえぎるものもなく、360度の視界。
薄曇りで、遠くはかすんでいて、写真には
うまく写らなかったが、肉眼では南アルプス、
八ヶ岳、金峰山などが見えた。

冬の空気が澄んでいる時などは絶好の
パノラマが楽しめるだろう。

参考:地図ソフト カシミールのCGパノラマ画像↓

お昼にはちょっと早いが、見晴らし
が良いのでここで昼食とする。
焼酎のお湯割りで乾杯。

無風のベストコンディション。

しかし昼食中に20〜30名の団体さん
が到着、狭い山頂にひしめきあうことと
なった。
昼食後、晩秋に霞む富士山をカメラに
おさめて二十六夜山に向かう。
ロープがはられた急坂を下る。
ふでりんどうをちょくちょく見かけた。
ここのは咲いていた。
途中、舗装林道に出、右に100m
ほどのところから再び山道に入って
二十六夜山をめざす。
ぶなの木などの葉が赤茶色に染まって
いた。それなりに見ごたえがある。
茶色に
黄色
13:06
二十六夜山頂上。
富士山側の木が切りはらわれており、
標識と富士山を入れてパチリ。
逆光でちとつらい・・・
二十六夜山のいわれ。

    
二十六夜山から芭蕉月待ちの湯
(標高577m)までは720mの下り。

落ち葉が深く積もった急坂がちょく
ちょくあり、隠れた木の根、浮石など
に足をとられ、しりもちをつくことも
あった。しかし大事にいたらず。

途中、岩の間から湧き出ている
仙人水を味わい、
「かっちゃ坊」(何者?)がこの下で
生活していたという巨大岩を見て、
沢を渡り、
上戸沢の林道に出た。
14:28
下界は紅葉の真っ盛り。
芭蕉月待ちの湯へ向かう道は
紅葉ロード。
ドウダンツツジや
 
カエデ並み木。
14:47
日帰り温泉 芭蕉月待ちの湯
到着。

堀さんの今日の忘れもの、
それは「たばこ」。

朝家に置いてきたそうで、温泉前
のベンチに腰かけたはいいが灰皿
が目にとまる。ここは水でごまかす
の図。

源泉は35度?のようで、ぬるい。
沸かしの熱い湯と交互につかり、
サウナにも入ったりして1時間ほど
温泉を満喫。
そのあとは恒例のビールタイム。

16:48 温泉始発のバス(これが最終)で富士急行の赤坂駅へ。 17:24 赤坂駅でタイミングよく来た大月
行きの電車に乗り、大月から中央線に乗り換えて、予定より1時間早く帰ることができました。

二十六夜山はエイザンスミレで花の百名山にもなっているそうで、松山(赤岩)の360度パノラマも温泉も楽しめ、
なかなか結構な山だと思います。

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