2010年4月23日(土曜) 愛鷹山(越前岳)

レポートby 堀

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今回はクマさん会 九州支部長の猿渡さんの上京に合わせ、富士山が見たいとのことで、富士山に最も近い御殿場にある

愛鷹山の最高峰 越前岳(1504m)を計画した。

参加者は熊本さん、猿渡さん、鵜飼さん、高橋雄さん、堀、の5名。

 

横浜駅から新宿湘南ラインに乗り戸塚まで来ると、戸塚〜大船間で人身事故発生とのこと。

遅れはだんだんひどくなり国府津では20分近く遅れとなる。758分発の御殿場線はとっくに出てしまい、

次の840分発の沼津行を待つ。熊本さんに電話を入れると猿渡さんも遅れているとのこと。

予定集合時刻は910分であったが、結局、全員御殿場集合は930分になってしまった。

ついさっきまで雨が降っていたとのことで、今は曇っている。天気予報では、これから晴れてくるはずだ。

 

定刻に着いていた熊本さん達。

以下は暇を持て余していたというお話。

御殿場駅前の富士火山弾の展示。

 

時間をつぶす待合室か喫茶店を探したが、

御殿場駅の北口にはめぼしいところがない。

南口に回ると、喫茶店が1軒あった。

その喫茶店には古い写真機や、映画関係の

機材のコレクションが展示してあり、

なんと、その中の一つに、その昔、雄さん

20年ぐらい昔に売っていた、SONY

Betamovieがあった。

 

1列車あとの925分着で猿渡さん、

堀が到着。

タクシーで十里木駐車場へ。

ぬかるんでいるだろうと皆さんスパッツを

装着。

みぞれが降ってくる。

晴れてくるんじゃなかったのか。

登山口で集合写真を撮り、

1010分登山開始。

最初はきつい階段の上りが続き、早くも

汗がにじむ。

10分で展望台に着く。

富士山がどこにあるのか全く見えない。

 

豆桜(フジザクラ)がそこ、ここに咲いている。

 

1050分、「馬の背」着。

 

降りがひどくなり、あられ混じりとなる。

各自、雨具やザックカバーを着ける。

馬酔木の花、濡れて重たそう。

 

ヒメシャラの混じる潅木の林を登っていく。

 

根元には雪が残っている。

設定タイムの2時間より早く、

1155分越前岳山頂に着く。

小雪が舞う中、下が濡れているので、

立ったまま昼食。

雄さんは、簡易東屋で雨避け。

 

下山前に記念撮影。

けぶっていて何も見えない。

 

下り始めるとあられがひどくなる。

あられの土砂降りだ!

 

のんびり風景を楽しむことも無く、

あられで覆われた登山道をひたすら下る。

 

「馬の背」まで一気に下る。

ようやくあられは降り止んだようだ。

ここで迎えのタクシーを呼ぶ。

 

晴れていればこう見えたはず。

同じ場所で2005122日に撮影した写真

と上の写真との合成。

九州から参加の猿渡さん、富士山が見えず

残念でした。本当ならこうだったのですよ。

そして見晴台。う〜ん・・・。

 

終日の悪天ですっかりぬかるんでいる。

スパッツを省略した堀はズボンのすそが

泥だらけだ。

十里木駐車場に着き、登山靴の泥を洗い

流したところに迎えのタクシーが到着。

14:00

中央の山が越前岳

タクシーでヘルシーパーク裾野

「すその美人の湯」へ。

悪天のためもあって、朝の遅れを取り戻し、

ゆっくりと入浴。入浴料¥500

 

そしてビール、焼酎(黒霧島)でゆっくり乾杯。

1545分、タクシーで御殿場駅へ。

 

雄さんは御殿場から新宿行きの高速バスで

帰り、あとの4人は16:13発のJR普通

電車に乗った。松田で鵜飼さんが降り、

熊本さん、猿渡さん、堀は国府津から

東海道線で帰宅。

 

今日は天気予報とは大違いで、よもやの

“みぞれ、あられ”という天気でしたが、

“嵐を呼ぶ男”ご存知「ウーさん」の威力

を再認識。

あられも呼ぶんですねぇ。

(帰宅後、家人の話では下界は一日よい

天気だったとのことでした。)

しかし、歩きなれたメンバーで楽しい山行

でした。

猿渡さん、これに懲りずにまた参加して

ください。

【余談】

帰りの御殿場線で山北から乗り込んできた、

釜倉さん(元TV事業部で熊本さんと同じ

職場)に遭遇。30年振りの再会。


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