2010年3月20日(土曜) 

レポートby熊本

コース、スケジュールはこちら 

先週の3月13日に引続き、今週も吉野梅郷&日の出山、つるつる温泉のコースで、

青梅駅8:45に能勢夫妻、吉松さん、今年初参加の小野寺さん、戎家さん、そして熊本の6名が集まった。

 

青梅駅周辺はレトロな街並みとして有名であり、昔映画のシネマチックロードがあり、駅構内の地下通路の両側に懐かしい映画が描かれている。

また、赤塚不二夫記念館もあり駅構内にも宣伝グッズが置いてある。

我々は、青梅の名前の由来の梅を目指し、

吉野梅郷へと向かう。

吉野行バス停前で、8:56発のバスを待つ。

能勢夫妻、熊本は杉花粉症で3名ともマスクをしての参加である。

20分ほどで、吉野梅郷バス停に到着。

晴天に白梅が良く映え、大きなボケの花を見ながら、目的地「梅の公園」へ行く。

「梅の公園」入口手前に、梅の公園全体を俯瞰できるビューポイントがある、

梅林山「天沢院」に寄る。ここは、吉野川を挟んで梅の公園と対面にあたる丘となっている。

天沢院の丘の上ビューポイントから見た

「梅の公園」紅、白、桃、黄で山全体が塗りつぶされ見事である。

入園料200円払い,満開の梅の公園にはいる。満開のピークで花見客が大勢おしかけ、集合写真を撮るスペースもない。

 

少々、丘を登ったところで、やっと最初の写真を撮る。

先週来た高橋文さんから、花見で一句俳句を作るようにと宿題が出ており、順次作品を紹介する。(即興俳句で出来栄えはご容赦願いたい)

 

     以上 作 熊本


  以上 作 吉松

       以上 作 戎家

 


       以上 作 小野寺


   能勢 邦子   能勢 征児

           

左:山茱萸(さんしゅゆ)

右:玄海躑躅(げんかいつつじ)

紅梅に白梅

水仙

熊本は園内で時計を落とし、先に探しに戻り、入口で再合流

40分の梅見観賞を十分堪能したところで、

吉野川沿いの道を上流にむかって舗装道路を歩く。

10分程あるくと琴平神社の鳥居に着く。

ここが日の出山への登山口となっている。

山道には木の新芽は若葉、木の実などは咲きはじめ、春がそこまで来ていることを感じさせる。

ハイキングコースの案内板

杉樹林帯の山道を20分程登ると額から汗がながれ、背中がビッショリ濡れ始める。

広い場所に出て、最初の休憩をとり給水する。

琴平神社の鳥居が現れ、神社奥院が近いことを思わせる。

琴平神社に10:50に着き、お参りをして次のピークに向かう。

能勢夫人も頑張り先頭の熊本に次いで2番目で登る。

登山道は乾燥してシッカリしており問題ない。

一つ目のピーク「三室山」(標高664m)に到着(11:20)。

ここまで梅の公園から標高差400mを登ったことになる。

山頂は狭く写真を撮り、給水をして日の出山山頂に向かう。

ここから更に3km離れている。

まだまだ、全員元気。

突然視界が開け、広域に亘って、杉、檜の樹林が伐採され丸坊主になっている場所に遭遇した。急斜面で土砂災害が置きかねない。

環境保護を何を考えているのかと全員で嘆いて進むと。

次に写真の看板が出てきた。

「花粉対策事業」の一環だそうで、今度は納得しヨシ良し、と君子豹変する。

伐採した杉を運ぶ舗装道路がここまできている「梅野木峠」であった。

再び、登山道に入り、日の出山の麓まで30分近く比較的アップダウンの少ない道を登る。所々、先週の強風で倒木が登山道を塞いでいるところが数箇所あった。

時には大木を跨って越え、時には、

倒木の下を、腰を低くして潜り抜ける。

先週組は残雪が融け、登山道は泥濘で難儀したとの話であったが、一週間後の今日は殆ど泥濘もなく靴を汚すこともなく、快適に歩けた。

日の出山頂直下に到着する。

見上げる階段状の急斜面を最後の力を振り絞り、歯を食いしばって登る。

 

ゼーゼーと荒い息使いで12:40の山頂(標高902m)に到着した。

山頂には三等三角点の花崗岩標柱があった。

今日は下界では気温20度位まで上昇しており、一面にモヤが立ち込め遠望は効かない。最も近い御岳山、大岳山でさえ霞んで見える。

 

写真左:大岳山

写真右:御岳山(山頂に御岳神社の社が見える)

山頂の気温は15度前後であろうか、風は無風で暖かく、非常に爽やかである。

早速、遅い昼食を取る。

ユックリ昼食休憩し、山頂での記念写真を取る。

山頂までのスケジュールは予定より早くこなした結果、10分早く下りに入ることが出来た(13:20)。

下りルートは「つるつる温泉」へのコースで「標識」(写真)に従って下る。

山頂から下ること70分で今回最後の目的地「つるつる温泉」に到着。

14:30

「つるつる温泉」は名前の如く、アルカリ性単純温泉でつるつるである。

(¥800/3時間)

大広間も空いており二テーブル確保して、早速温泉に入り、汗を流す。

16:15まで1時間45分とタップリ時間があり女性たちには好評。

15:15のバスは長蛇の列であったため、早めに出て一番にバス停に並ぶ。

これから乗る「レトロバス青春号」。

バス停で一番並びは大正解で出発時には、大勢の立ち席で満員になった。

16:15出発で武蔵五日市まで約20

 

本日は快晴で気温も4月並みに上がり、吉野梅郷 梅の公園で満開の梅見を堪能した。梅の公園(250m)から

日の出山頂(902m)まで登り2時間40分、春の陽を浴びての奥多摩ハイクは登りであったが、全員元気に

山頂制覇できた。全て予定の時間よりも早めに達成でき明るいうちに都心に戻れた。

 

次回は43日 身延山 久遠寺の枝垂桜の予定です。

 

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