3月13日(土) 青梅「梅の公園」・日ノ出山
                       レポートby高橋(雄)

もともと、日ノ出山は、3月20日(土)に予定していたが、梅の公園の開花が予想より早まっているため、一週間早い
3月13日(土)にも実施し、2週連続開催することになった。

今回の13日先発隊の参加者は、小峰さん、高橋(文)さん、私・高橋(雄)の3名である。

朝の集合時刻は、JR青梅線の青梅駅に8時50分。そして8時56分のバスで「梅の公園」に向かうはずであった。
私と小峰さんは早めに到着し、文さんを待っていた。が、なかなか現れない。

私の携帯から文さんに電話しようとしたら、文さんからメールが入っていたことに気がついた。
見ると、拝島から武蔵五日市行きの電車に間違って乗ってしまったとのこと!

JR中央線のホリデー快速おくたま・あきがわ号は、拝島で切り離され、前の4両はあきがわ号で武蔵五日市行き、
後ろの6両はおくたま号で奥多摩行きとなる。
文さんは八王子から八高線で拝島に来て、中央線からのホリデー快速に乗り換える際、「間もなく発車します」
とのアナウンスで、あわてて飛び乗った。しかし、それは前の方の車両で、武蔵五日市行きだったというわけだ。
すぐに間違いに気付いたものの、電車は発車したあと。一つめの駅で下車して、反対方向の電車で拝島に戻り、
青梅行きに乗りなおしたが、結局20分遅れの9時10分に青梅駅に到着し、合流した。

バスは一本あとの9:16青梅駅発、吉野行き(乗り場はセブンイレブンの前)に乗車。
乗客は結構多かったが、それでも定員の7割程度で余裕で座れた。

めざすバス停、「吉野梅林」に近ずくと、道路は駐車場を探す自家用車で早くも渋滞し始めた。
渋滞時には一つ手前の「下郷」バス停で降りて「梅の公園」の東口から入場するといいかもしれない。
    

9:30「吉野梅林」バス停下車。
「梅の公園」への道は、乗用車やJRで
日向和田まで来た人たちといっしょになり、
行列となった。
梅の公園の手前右手に、お寺「天沢院」
があり、その展望台は梅の公園の絶景
ポイントとのことで、先ずそちらに上がった。
天沢院から梅の公園を背景に一枚。
私のマスクは花粉症対策。
天沢院を下りていよいよ梅の公園に
入る。(入園料200円)
ザックは下において身軽で園内を散策。
一番高いところに上がり、今度はさっきと
逆で天沢院を後方にして一枚。
私の赤いベストは60歳退職記念で職場
の皆さんから頂戴したもののひとつである。
(ありがとうございました。)

園内のパノラマ

梅の開花状況は、満開のものもあるが、
まだつぼみのものもあり、全体としては
7分咲きといったところ。
ピークは16日前後か?
園内随所にある玄海躑躅はまだツボミ。
これは後発隊の20日あたりが見ごろと
思われる。
フクジュソウも咲いていた。
強風の影響か、枝が折れている木が
何本かあった。

そこで文さんがひとひねり
      
それを受けて私(雄)の勝手なつけたし・・
      
  

10:40梅の公園をあとにして日ノ出山へ
向かう。
文さんが途中の土産物屋で梅まんじゅうを
買い、「遅刻のおわびに」と配布してくれた。
これで登山前のエネルギーを補給。
日ノ出山への登り口はこの鳥居。
途中にある琴平神社のものだ。
気温は10度以上はありそうで、温かく、
上着は脱いで腕まくり。
鳥居のそばの案内板。
赤いルートが本日のコース。
琴平神社、三室山、梅の木峠、経由で
日の出山に登り、つるつる温泉に下りて
ゴール。
10:50登山開始。
登山道は木の階段から始まる。
4日前に積もった雪が残っており、
それが溶けて粘土質の道はドロドロ。
 
11:12ひと休み。 
ところどころにこんな看板がある。 
11:31琴平神社 
この山道はマウンテンバイクのコース
でもあるようで、2つのパーティーで
計7台が下ってきた。
11:59小ピークの三室山頂。(646m) 
ここでお昼とすることも検討したが、
日ノ出山までがんばることにした。
12:20 梅の木峠。
ここで舗装林道を横切る。
車も何台か駐車している。 
軟弱コースとしては、日ノ出山に行かず、
ここからつるつる温泉に舗装林道を
下りていく手もある。 
もちろん我々は日ノ出山をめざす。
しかし杉林の中の道は雪が残っており、
シャーベット状でぐちゃぐちゃ。
小ピークを巻いてゆるやかに登る山道が
2Kmほど続いたが、日ノ出山への最後の
500mは、高低差150mの急登となる。
ここは桧林の中で、日があたらず、雪が
残っていて、すべる。
アイゼンは持ってこなかったので、慎重に
時間をかけてあえぎながら登る。
13:24やっと日ノ出山頂着。
ベンチの周りは雪解けの泥沼。 
しかし見晴らしは良い。

曇ってはいるが、東京の市街や、南は丹沢山塊、西〜北は大岳山や奥多摩の山々が見えている。

丹沢山塊望遠

西〜西北方向

西武ドームの屋根も光って見えた。
焼酎のお湯割りで乾杯し、昼食をとり、
14:00に証拠写真を撮る。
山頂から西側の御岳山側に石段を50m
ほど下りたところに水洗トイレがある。
但し循環水洗浄なので手洗いはできない。
手洗いには持参した水や濡れティッシュや
消毒用携帯アルコールなどが必要である。

つるつる温泉へは、この水洗トイレから
案内板が要所に立っていて導いてくれる。
14:18下山開始。
こちらの道は日当たりがよく、雪は殆ど
消えていて歩きやすい。
下りで早足となるが、濡れているので
ドロがはね、スパッツをつけなかったので
ズボンの裾がだいぶ汚れてしまった。
途中に顎掛岩などもあった。
15:00に舗装林道に出た。
温泉めざしてスタスタ歩く。
15:16つるつる温泉着。
帰りのバス出発時刻は16:15と、
17:15があった。
我々は2時間弱あとの17:15を選び、、
ゆっくりと温泉に浸かり、恒例の乾杯。
生ビールがうまい!
17:15発の名物トレインバス。
しかし乗客がいっぱいで、我々は
増発の普通のバスに乗車。
なんとか座ってJR武蔵五日市に
向かう。

17:40武蔵五日市駅着。
17:44の拝島行き電車に乗車。18:01拝島着。
ここで解散。小峰さんは立川へ、文さんは八王子へ、私は西武線で小川へ向かい、それぞれ帰宅した。

梅の公園を見て、雪解けの悪路に難儀しながら登った日ノ出山。26,000歩と、よく歩きました。
小峰さん、文さん、お疲れ様でした。

20日も後半組の日ノ出山です。山道はだいぶ回復していることでしょう。お楽しみください。

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