　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年3月5日（金）黒斑山（2404m）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚﾎﾟｰﾄｂｙ高橋（雄）

熊本さんの当初の計画では、黒斑山は3月6日（土）で、5名が参加を表明していた。
ところが、3月4日（木）時点の天気予報では、6日は雨80%であったため、熊本さんから中止の案内が出された。
しかし、その前日の5日（金）の予報は、全くの快晴だった。これはもったいないと思い、私、高橋（雄）は、
4日（木）21時に、5日（金）に単独行を決断。現在「無職」の特権で、誠に勝手ながら平日登山を決行した次第です。

	3月5日(金）、朝。長野新幹線の高崎付近の車窓からは浅間山が快晴の中、くっきりと見えた。めざす黒斑山はこの後ろに隠れている。
	佐久平駅で下車。 8:40発のあさま2000スキー場行きのバスを待つ。私のザックが唯一つさみしく佇む・・・結局乗車したのは私含め4名のみ。
	9:30高峰高原ホテル前バス停で降りた。ここが登山口の車坂峠1,973mである。日差しが強く、無風。気温は5度以上はありそうで寒くはない。積雪はあるが、ざらめ状態である。
	高峰高原ホテルの駐車場からは、南西方向に蓼科山や北横岳などが見えた。
	すぐそばに高峰高原ビジターセンターがあった。新築したばかりのようで、ピカピカ。 (ちなみに、トイレもウォッシュレットだった・・）ここで案内図を入手し、登山コースを確認。
	スパッツとアイゼンを装着。 10:00スタート。他に登山する人はみあたらない。私には初めてのコース。「中コース」と「表コース」があり、どちらにしようか迷ったが、「表コース」には踏み跡がわずかに残っていたため、それを頼りに「表コース」を選択。
	10:15最初の小ピーク、車坂山。ここから一旦30m程度下り、槍ケ鞘へ登り返し、黒斑山を目指すことになる。

振り返ると、南西方向に八ヶ岳、北横岳、蓼科山、車山が見え、その右遠くに中央アルプスの木曽駒ケ岳もかろうじて視認できた。

車坂山からちょっと下り、槍ケ鞘への登り返しの尾根道でさらに高度を上げると、次第に後方の視界が開けてくる。
西～西北方向に、近くには高峰山、籠ノ登山、水ノ塔山、その右遠くには四阿山なども見えてきた。

2番目のピーク、槍ケ鞘に近づいて振り返ると、高峰山の向こうには、なんと木曽御嶽山や、乗鞍岳から穂高連峰、～五龍岳あたりまでの北アルプスが
きれいに見えているではないか。大感激である。

そして北にはめざす黒斑山頂が見え、その東側、トーミの頭への鞍部には浅間山が顔を出した。

	槍ケ鞘直下にはシェルターがあった。浅間山が噴火した時はこれで火山弾から逃れられる？
	１１：０８二番目のピーク、槍ケ鞘。浅間山がよく見える。ここから鞍部を渡り、トーミの頭をめざす。
	１１：１８トーミの頭。浅間山をバックにパチリ。さらに山頂をめざす。
	山頂直下には浅間山の監視カメラが設置されていた。噴火を見張っている。
	そしてこんな看板も・・
	１１：３４黒斑山頂着。標高2404m 山頂には5人ほど先客がいた。

浅間山の左側遠くに霞んでいる山並みは、尾瀬や日光の山。東南の遠くには両神山や雲取山などが霞んでいる。

	北方向の木の間からは横手山と思しき山が見えた。西方向は樹木にさえぎられて視界はきかない。トーミの頭のほうが西方向も見えるのでそこまで戻り、昼食。
	１２：５０トーミの頭より下山開始。山頂にいた5人は中コースを下りたようで、雪に踏み跡がついている。それを追って中コースを選んだ。
	中コースは尾根沿いの表コースと異なり、谷側の樹林帯で、展望はない。しかし、表コースでは登り降りがあったが、中コースは緩やかな下り一辺倒で、ラクだ。
	ざらめ雪の道をスタスタ下りて、１３：３０に車坂峠に戻った。トーミの頭から４０分。下りてきた黒斑山を背景に１枚。
	高峰高原ホテルで日帰り入浴。広い湯船を私一人で貸切。１時間ゆったり浸かって１４：３０に高峰高原ホテルを出た。
	佐久平へのバスは車坂峠１５：５２発。まだ１時間２０分もあるので、高峰温泉にも温泉のはしごをしてみようかと思ったが、ビジターセンターで聞いたら高峰温泉の日帰り入浴は１４時までとのことで、断念。ビジターセンターで地ビールを飲んで時間をつぶす。ここも私一人の貸切。
	さらに車坂峠１５：５２分発のバスも他に乗客はなく、私一人の貸切。
	佐久平からは立川行きの高速バスが１７：１５発であったので、それに乗車。さすがに乗客は私一人ではなかったが、それでも全部で７名・・・夕暮れの窓から登ってきた黒斑山と、浅間山が見えた。

２１：００　立川着。国分寺の自宅には２１：３０着。

晴天に恵まれ、山のパノラマを満喫し、平日で温泉もバスもほぼ独占という、贅沢をさせていただきました。
晴天の雪山なのに、日焼け止めを塗らなかったため、顔と頭がちょっとヒリヒリしています・・・

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	3月5日(金）、朝。長野新幹線の高崎付近の車窓からは浅間山が快晴の中、くっきりと見えた。めざす黒斑山はこの後ろに隠れている。
	佐久平駅で下車。 8:40発のあさま2000スキー場行きのバスを待つ。私のザックが唯一つさみしく佇む・・・結局乗車したのは私含め4名のみ。
	9:30高峰高原ホテル前バス停で降りた。ここが登山口の車坂峠1,973mである。日差しが強く、無風。気温は5度以上はありそうで寒くはない。積雪はあるが、ざらめ状態である。
	高峰高原ホテルの駐車場からは、南西方向に蓼科山や北横岳などが見えた。
	すぐそばに高峰高原ビジターセンターがあった。新築したばかりのようで、ピカピカ。 (ちなみに、トイレもウォッシュレットだった・・）ここで案内図を入手し、登山コースを確認。
	スパッツとアイゼンを装着。 10:00スタート。他に登山する人はみあたらない。私には初めてのコース。「中コース」と「表コース」があり、どちらにしようか迷ったが、「表コース」には踏み跡がわずかに残っていたため、それを頼りに「表コース」を選択。
	10:15最初の小ピーク、車坂山。ここから一旦30m程度下り、槍ケ鞘へ登り返し、黒斑山を目指すことになる。

	槍ケ鞘直下にはシェルターがあった。浅間山が噴火した時はこれで火山弾から逃れられる？
	１１：０８二番目のピーク、槍ケ鞘。浅間山がよく見える。ここから鞍部を渡り、トーミの頭をめざす。
	１１：１８トーミの頭。浅間山をバックにパチリ。さらに山頂をめざす。
	山頂直下には浅間山の監視カメラが設置されていた。噴火を見張っている。
	そしてこんな看板も・・
	１１：３４黒斑山頂着。標高2404m 山頂には5人ほど先客がいた。

	北方向の木の間からは横手山と思しき山が見えた。西方向は樹木にさえぎられて視界はきかない。トーミの頭のほうが西方向も見えるのでそこまで戻り、昼食。
	１２：５０トーミの頭より下山開始。山頂にいた5人は中コースを下りたようで、雪に踏み跡がついている。それを追って中コースを選んだ。
	中コースは尾根沿いの表コースと異なり、谷側の樹林帯で、展望はない。しかし、表コースでは登り降りがあったが、中コースは緩やかな下り一辺倒で、ラクだ。
	ざらめ雪の道をスタスタ下りて、１３：３０に車坂峠に戻った。トーミの頭から４０分。下りてきた黒斑山を背景に１枚。
	高峰高原ホテルで日帰り入浴。広い湯船を私一人で貸切。１時間ゆったり浸かって１４：３０に高峰高原ホテルを出た。
	佐久平へのバスは車坂峠１５：５２発。まだ１時間２０分もあるので、高峰温泉にも温泉のはしごをしてみようかと思ったが、ビジターセンターで聞いたら高峰温泉の日帰り入浴は１４時までとのことで、断念。ビジターセンターで地ビールを飲んで時間をつぶす。ここも私一人の貸切。
	さらに車坂峠１５：５２分発のバスも他に乗客はなく、私一人の貸切。
	佐久平からは立川行きの高速バスが１７：１５発であったので、それに乗車。さすがに乗客は私一人ではなかったが、それでも全部で７名・・・夕暮れの窓から登ってきた黒斑山と、浅間山が見えた。