2008年12月27日(土)08年忘年登山 陣馬山

陣馬山について(ウィキペディア)

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京王八王子駅集合で案内を出していたが、HPをいつも欠かさず見ていただいている山のベテランの
山崎さんから、連絡が入った。
京王八王子から陣馬高原下行きのバスは廃止になり、JR高尾駅始発に変わっているとのこと。
急遽、前日に集合場所と時間変更のメールを入れ何とか全員に連絡を入れホット一安心。
山崎さん有難うございました。是非、山でお会いしたいものです。

高尾駅北口 8:40に高橋ブラザーズの雄さん、文さん、吉松さん、小峰さん、紅一点の小野寺さん、
二回目の田上さん、初参加の戎家さん、久々で飛び込み参加の根岸さん、熊本の9名が忘年登山
陣馬山ハイクに集合した。

陣馬高原下行の8:50発バスは満員
だったが、何とか我々9名は座席を
確保できた。
50分バスで立っているのは辛い。
9:40に陣馬高原下に到着した。
上空は雲ひとつない快晴で、昨日の
強風も止んだが、外の気温は相当
冷え込み寒い。
バス停にはトイレもあり全員登山準備をし、
バス停にある案内板の前で全員集合の
スタート写真を撮る。
ここから陣馬街道を和田峠に向かって
歩き始める。
小川に流れ込む水が凍りつき寒さを
忍ばせる。 
和田峠までは約1時間の車道歩きで
面白くない。
路肩の霜柱は7,8センチあり、それら
を見ながら約15分歩くと
案内板があり、「陣馬山新ハイキング
コース」と書いてある。
山道の直登ルートのようだ。
勿論我々は車道と別れ山道を選ぶ。
鬱蒼とした杉、檜の樹林帯で日が
差さず、薄暗い登山道である。 
直ぐに体が温まり一枚、二枚と上着を
剥いでいく。
30分ほど歩いて最初の休憩を入れる。
まだ全員元気である。
更に20分ほど急登が続き汗を滲ませ
ながら歩くと樹林帯から抜けでて前方が
明るくなり、左に陣馬山、右に高岩山その
中間鞍部の和田峠が見えてきた。
更に10分程歩くと左手の山肌が
真っ白になっており積雪の跡かと
思って近づくと、
なんと、前回、雄さん、能勢さんが滝子山
で見た、シモバシラの氷の花であった。
茎の根本周りに吸い上げた水が凍り
つき、何枚も花びらの様に巻きつき花と
なっている。
雄さん以外のメンバーは始めての体験で
全員感激し、カメラを構え写真を撮り捲る。
更に10分で陣馬山山頂(857m)に
出る(11:20)。
正面に富士山が大きくクッキリと山塊の
上に浮き上がり、青空の天を突いていた。
再び全員感激の瞬間である。
更に右方向には真っ白に冠雪した
南アルプスの山並みが見える。
富士山と陣馬山頂の名物の馬の
モニュメントを入れて集合写真を
撮った。
後ろの茶店が無粋でちょっと残念。

山頂からは360度の展望で、関東平野が一望でき、遠く筑波山から新宿の高層ビル群まで見える。

テーブルを囲んで昼食となる。
テーブルにはバーナーが4器並び湯を
沸かし始める。
田上さんは凝ったウドンを持ち込み、
手間がかかり中々食事にありつけない。
冬は暖かいカップ麺、味噌汁、スープが
何よりもご馳走である。
更に焼酎のお湯割りで体の中から温める。
ユックリ昼食と休憩を取って、陣馬山の
モニュメント白馬の像を中心に順光で
記念写真を撮り、下山に入る。
下山のルートは色々あるが、我々は
最短コースの和田へのコースを取る。
茶店の前から一の尾根を、富士山を
正面に眺めながら下る。
10分程下ると、和田への分岐標識に
でる。右分岐の和田へコースを変える。
登山道に枯れ落葉が10から15センチ
ほど堆積し、それがクッションとなり、
しかも緩やかな傾斜で非常に歩きやすく、
快適に下る。
約30分下ると、下に家並みが見えて
和田の里だ。
車道まで下り切ると、陣馬山登山口に
碑と「桜と紫陽花の里」と書いてあった
(13:00)。 
和田の里は山肌の急斜面が茶畑と
なっていた。
5分ほど車道をあるくと「和田の里体験
センター」に出た。
ここに休憩所があり、バス時刻表があり、
ここがバス停かと思ったが大間違いで
あった(間違い易い案内である)。
更に5分ほど下ったところにある
「県立陣馬自然公園センター」に
和田のバス停があった。
13:30のバスで藤野駅に行く。
駅から「藤野やまなみ温泉経由」の
バスが出るところで、運良く間に合い
乗り込む。
15分ほどでやまなみ温泉についた
(14:00)。
「やまなみ温泉(¥600−)は源泉100%
掛け流しの天然温泉で露天風呂、サウナ
もあり既に数回お世話になっている。
今日も比較的空いており、大広間の
休憩所も9名が固まってテーブルを囲む
ことが出来た。
根岸さんは入浴後、新宿に用があるとかで、
一足先に14:55のバスで帰った。
残った8名は生ジョッキを乾し、更に
レモンサワーに変わり、約2時間、シモバシラ
の花や富士山、更に来年の初登山の話しに
花が咲き、
独特の形をした玄関で写真を撮り、
15:52のバスで藤野駅に向かった。
我々の他に乗客はなく、貸し切り状態。
藤野から二駅で、高尾で乗換え、八王子
から横浜線経由の人は中央快速で、新宿
まで行く人は中央特快と二組に分かれ
解散となった。

雲ひとつない快晴でしかも風もなく、シモバシラの氷花と富士山が08年度の忘年登山を飾ってくれました。

09年初登山は1月10日(土) 金時山の予定です。

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