8月16日(土) 蔵王
レポートby小野寺
最終日。蔵王山を目指します。
5:30 何人かは起床して、さっそく温泉へ。
今朝も雨模様。女性露天風呂の前の石庭には、濡れた石の間からコオロギが
ひょっこり出てきて羽を震わせ鳴いていた。風流、風流。
http://www.zao-plaza.com/kannai/teienn-rotenburo-josei1.html
7:30 朝食。別室「こまくさの間」へ。昨夜たらふく頂いたにもかかわらず、
皆さん朝からきっちり召し上がり、腹ごしらえ。
雨もしとしと程度なので、8:30に出発することとする。
9:40 刈田岳駐車場に到着。空は少し明るくなり、 雨も小止み。まずはスタートの記念撮影。 |
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いよいよ出発。馬の背経由で熊野岳へ向かう。 | |
あちらこちらに蓼(タデ喰う虫も好き好きのタデ)の 花が群生。 (たぶん御蓼) http://www.sun-inet.or.jp/~nao2/ryoran/yt~ontd1.htm http://homepage3.nifty.com/wako3/sizenhana/ta/ontade/ontade.htm |
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私は初めて見たが、とても可憐な花で 意外だった。本当に苦いのかと、吉松さんが葉を 齧っていた。 吉松さん曰く「癖がある味といえばそうなのですが、 癖になりそうな味でもあるような・・・ なんとも玄妙な味です。」 |
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シロバナトウウチソウも群生。 | |
赤いシロバナトウウチソウ? | |
ヤマハハコ | |
アキノキリンソウ | |
昨日の月山のようにはいかないが、高山植物が そこここに咲いている。鵜飼さんも熱心に撮影。 高原を渡る風が、草と木の芽のような香りを運んでくる。 |
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百子さんが、5〜6pはあろうかという蛍光グリーン の蝶の幼虫を発見! キアゲハでしょうか? http://www.insects.jp/kon-tyokiageha.htm |
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上空ではイワツバメと思しき鳥がせわしく 群舞している。 |
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「このあたりはコマクサの群生地のはずなんだけど なー」というクマさんの一声で、みんな岩礫地を キョロキョロ。吉松さんが第一発見者となった! 時期は過ぎているので少々枯れかけの風情だが、 そこは高山植物の女王、露を含んで愛しげに頭を 垂れている。 |
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10:20 馬の背に出た。もやっていて遠目はきかず、 冬季用の立杭に沿って山頂へ進む。 10:30 熊野岳避難小屋のあたりで、モヤの中でお互いを 見失い、声を掛け合う。 雄さん「お〜い、熊本さ〜ん」 クマさん「上だよー」 田形さん「あ、居た」 田形さんのつぶやきが、雄さんの「お〜い」とほぼ 同じ音量で聞こえたのが、不思議(笑)。 |
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10:45 熊野岳山頂(1841m)! 今回初めて、予定どおりの登頂。 山頂脇の熊野神社に詣で、 |
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記念撮影パチリ。 | |
10:50 刈田岳駐車場めざして下山開始。 |
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復路では、コマクサの岩礫地を散策。 目をこらせばあちらこちらに点在している。 |
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ひとしきり写真撮影会となった。 | |
本来ならレストハウス近くでお釜が美しく見える はずだが、今日は望むべくもなく・・・ ↓以下などで想像 http://www2.gol.com/users/kamitaku/zao.html |
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11:45 レストハウス着。ここで昼食とする。 みなそれぞれ、名物お釜××などを頂く。 |
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お釜定食 | |
田形さんが注文したベジタブルカレーはお釜が 模してあった! |
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12:30 レストハウス発。遠刈田温泉へ向かう。 13:35 たまや旅館で日帰り入浴とする。 大広間休憩込みで¥1,050/人。 熱めでしたが、よいお湯でした。 |
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14:40 たまや旅館発。白石蔵王駅へ向かう。 15:30 予定どおりレンタカーを駐車場にいれ、 (実はカーナビは、14日の蚶満寺同様に、 白石蔵王駅の「裏口」に誘導してくれたのでした。 表口にまわってレンタカー返却。 思えば昨日の蔵王プラザホテルも裏側の道 から入った。 やっぱりカーナビは裏口がお好き。) |
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雄さんとはここでお別れ。 お疲れ様でしたm(_ _)m |
16:52発の新幹線まで時間があるので、構内併設の「温麺(うーめん)/こけし記念館」で
おベンキョーした後、ありがたく温麺を頂く。各自お土産を物色の後、MAXやまびこへ乗車。
お盆の帰省時期と重なり社内はかなりの混雑。座席も3名/2名/1名と近隣だが分かれて座ることに。
それでも飲んべぇチームはきっちり宴会仕様で帰路を楽しんだ。
雨に祟られ、計画通りにはいかなかった今回の行程だが、各自の機転といつもどおりの
各種ハプニングで、予定外の楽しさがあった。4日間、お疲れ様でした!
<終>