2008年2月16日 鍋割山
鵜飼記
朝7時20分小田急渋沢駅に降り立ったとき
は富士山は雲ひとつ無く、今日の期待が
膨らんだ。
かねてより冬季の鍋割山に一度挑戦したく
機会を狙っていたが、2月14日逗子の
ウォーキングで須藤さん、原田さんと話が
まとまり、天気が良さそうと急遽出かけた。
7時50分渋沢発のバスに乗り込んだら
思いもかけず堀さんが飛びこんできた。
熊本さんたちと黒班山へ行く予定が、
朝寝をして昨夜メールを見た鍋割チーム
を思い出したとか。
70歳の3人組に若い堀さんが加わり
賑やかになった。
大倉バス停に降りたら、警官が5,6人登山
計画書の提出を呼びかけていた。
今日の鍋割山の積雪は40〜50センチで
アイゼンを着ければOKと確認できた。
8時18分出発。いつもながら長い西山林道
を歩く。
足の具合がいまひとつという須藤さんが
やや遅れ勝ち。
林道には雪はまったくなく9時35分二俣着。
一息を入れ山道に。
登山道入り口で鍋割山荘への水入り
ペットボトルは若い堀さんが2リットル持つ。
みずひ沢を渡るところで急に残雪が増え、
凍りつく箇所も出てきたがアイゼンを着ける
ほどでなかった。
杉林をジグザグ登って後沢乗越に出る。
風も無く稜線の急坂をあえぎながら登る。
原田さんは暑いといいTシャツ一枚になる。
急坂を30分くらい登り緩斜面辺りから残雪
が多くなってきた。
2、30センチか。登山路は踏みしめられて
いるが凍結箇所はほんどなく、場所によって
は融けて田んぼ道になっているところもある。
原田さんが先頭をきり、鵜飼が続く。
越前岳で膝を痛めた堀さんと須藤さんが
後ろのグループ。
富士山の見えるところまで登ってきた。
残念ながら南側から雲が被っている。
富士は雲に隠れているが、遠く南アルプス
が北岳から聖あたりまで連なっているのが
良く見える。

南アルプス

12時少し前に山頂到着。
早速原田さん、堀さんは名物鍋焼きうどん
を注文。
鵜飼はおでんにした。こののおでんは量も
多く昼食代わりになる。
山頂近くなり積雪はますます多くなり
50センチくらいはある。
須藤さんはアナログカメラと重厚な三脚を
取り出し撮影に飛び出していった。
昼食後、時間がおしていたので当初予定の
鍋割山稜から大倉尾根を下るのをやめ、
また登ってきた道をUターンすることにした。
途中須藤さんが足の痙攣を起し、ゆったりと
下る。
途中原田さんからアミノバイタルを配給、
着実に歩を進め、午後3時40分過ぎに
大倉着。
途中鶴巻温泉に降り、弘法の里湯
今日の疲れ、筋肉痛を和らげる。
初めての冬季の鍋割山登山、鍋焼きうどん、
膝痛からの試運転などひとりひとりの課題
をクリヤーした登山でした。
富士山の絶景は次の時までのお楽しみ。
以上


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富士山

参考コースマップはこちら

ご参考:鍋割山頂からのCG(地図ソフトカシミール)

参考:カシミールによる3DCG