07.12.08 西伊豆 達磨山・金冠山
12月8日(土)・9日(日)忘年登山は、伊豆の達磨山に登って修善寺の温泉で忘年会の企画
であった。当初は15名の参加予定であったが、風邪やその他都合で11名となった。
三島駅でJRの清算で3名が9:55の修善寺行き乗り遅れたが、約10分後には追いつき、
修善寺駅には山登り組のメンバー8名が集まった。高橋ブラザーズ、竹内さん、能瀬さん、
川島さん、斎藤(や)さん、小峰さん、熊本だ。(あとの3名は都合により夕方の温泉から合流)。

三島駅のホームから見た富士山

修善寺駅で今夜の酒を仕入れて、ジャンボ
タクシーに乗り込み、途中今夜の宿「滝亭」
に着替えや、酒類を預けて、約20分で
西伊豆スカイラインの戸田(へだ)峠に到着。
戸田峠は伊豆市と沼津市の境であり、快晴
の空は澄み切った青さが目に眩しく、陽射し
も強く12月の8日としては暖かい、さすが
伊豆で東京とは違う。

準備を整え11:15登山口で集合写真を撮って
登山スタート。
熊笹の緩やかな道を暫く登ると、既に盛りを
過ぎ枯れ始めた赤い実の「まむし草」に出会い、
更に登ると赤い米粒くらいの小さな花を
一杯つけたヒメシャラの木が登山道に
沿って咲いている。

ヒメシャラのトンネル

ヒメシャラの花

15分も登ると右手に駿河湾が眼下に広がり、
真下に大瀬崎から沼津の街が見える。
更に階段状の急斜面を登り、振り返ると
金冠山山頂右上に富士山の頭が姿を出し
始めた。
高度を上げるにつれ富士の裾野まで広がる
が、七合目以下は雲に覆われている。

金冠山

富士山

最初のピークは小達磨山(890m)の標識
があり、ここで一息入れる(11:45)。
ここから一気に標高差約100m下りきると、
西伊豆スカイラインの舗装道路の先に
目指す達磨山が現れた。
右下から左上に向かって登山道がハッキリ
しており、迷うことはない。
目測20分で山頂に立てると予測し、階段状
の登山道に取り付く。
登るに従い、勾配が急になり階段の一段、
一段の段差が大きくなり、足を持ち上げる
のがシンドクなり始め、我慢、我慢と自分に
言い聞かせながら予定通り20分で982m
の達磨山山頂に立った(12:10)。
山頂は狭く、3Gpぐらいの登山客が占め、
弁当を広げ昼食中である。
山頂は360度の展望で見晴らしは良く、
駿河湾から富士、箱根、伊豆の山並みが
見渡せる。
カメラに捉える間に、スペースが空き、我々
も昼食とする。
暖かいとは言え、12月に入っており、動かず
ジットしていると寒くなる。
低い雲が前方に出て、富士山を隠す。

天城山

長九郎山

西

めざす達磨山

金冠山

富士山

富士山望遠

駿河湾

箱根駒ケ岳

玄岳

小達磨山

小達磨山

金冠山

昼食後は登ってきたコースを戸田峠まで
折り返す。(12:40)
13:30に戻った。
15時に迎えのタクシーを依頼してあったが、
早めて14時30分に変更の電話を入れて、
今度は向かいの金冠山に向かう。
20分で816mの金冠山山頂に着いた。
ここからは遮るものがなく、富士山の全貌が
臨めるはずであったが、残念ながら雲に
隠れて見られなかった。

条件が良ければこのように見えたはず。
(戸田峠の案内板の写真を再撮影)

14:30にタクシーが来て、今度はモミジ林に
向かう。
モミジ祭りは先週で終わり、タクシーの
運ちゃんも峠は越えたと言っていたが、
兎に角行ってみた。
2000本のモミジがあるとのことで、山一帯が
モミジで埋まっている。
地面はモミジの枯葉で一面赤茶色の絨毯で
敷き詰めた様である。
確かに盛りは過ぎたが、まだまだ真っ赤に
色鮮やかな木も残っており十分、紅葉を
満喫できる。
全員カメラを構えて取り続ける。
1時間ほど紅葉を堪能し、バス停まで戻った
が、次のバス15:36まで20分あり、ならばと、
目指す今夜の宿舎 修善寺温泉「滝亭」まで
2Kmを歩くことにした。
歩くからにはバスに抜かれたら頭に来ると、
自然に早足になり何とか抜かれずに15:45に
滝亭に着いた。

既に、塩野さんは着いており湯上りの
火照った顔をして向かえてくれた。
(710、711号室)
早速、登山組も温泉に飛び込み、汗と埃を
洗い流し、露天風呂にユックリ浸かり疲れを
癒した。
湯上りにビールで乾杯後、雄さんが送って
あったPC、プロジェクターをセットし、今年
一年間の登山経緯を、クマさん会ホーム
ページを写しながら、「古里」の淳ちゃん
差し入れの砂肝酒煮と塩野さん手作りの
漬物を肴に、持ち込んだ日本酒と続け、
話が盛り上がった。
その内に小野寺さんが到着、更に17:30に
吉松さんが到着した。
小峰さん、斎藤さんは日帰り組であり、皆に
惜しまれながらサヨウナラ。
小野寺さん、吉松さんが温泉に入ってきた
ところで、丁度18:00夕食タイムで、4階の
食事処へ。
夕食は食べ切れないほどの料理が出て、
生ビールの後、芋焼酎と続き全員満腹。
部屋に戻り、クマさん会ホームページ鑑賞を
再開、楽しい思い出、失敗した話、悲しい
辛い話、また南は九州登山:開聞・霧島から、
北は岩手県:八幡平・早池峰・栗駒と
日本中を登った話しで今年一年間を振り返り
ました。
そして今回の参加者には、熊本さん特製の
2008年クマさん会カレンダーが配られ、
みんな大感激したのでした。

→9日修善寺観光へ

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13:05小達磨山

次に目指す金冠山

行きでは気づかなかったが、
黒い実や、

赤い実をつけた木が結構あった。

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