九州登山ツアー(桜島・磯庭園 07.04.30)
最終日の四日目になった。今日の鹿児島地方の天候は曇りのち雨の予報。
昨日高千穂河原から乗ったタクシーを一日チャーター(\30,000)し、市内観光である。
8:30に迎えの車が来て、鵜飼さん、吉松さんが前に、後ろに水島さん、竹内さん、熊本が乗る。
先ず、最初は天孫降臨の神様を祭り国の重要文化財となっている霧島神宮へ行く。
大きな菊の紋が付いた鳥居から入り、
本殿に向かう途中に珍しい四方竹がある。
四方竹は名前の通り竹を輪切りにすると
正方形になっている珍しいもので、竹の子
は春でなく秋に出るそうだ。
本殿の境内には樹齢800年の神木があり
歴史を感じる。


参拝後、御神酒(お屠蘇のように甘い)を
頂き後にする。
次は国分より西に位置する福山にある
黒酢の本家 坂元の壷畑を見学に行き、
皆さん黒酢をお土産に仕入れる。
四合瓶で\3000近くし高級なやつである。
数百か数千か野天に整然と大きな壷が
並んでいる姿は正に壷畑である。
福山から大隈半島の根本にあたる垂水
(鹿児島中央と真反対にある)まで飛ばす。
何回かの噴火の際の溶岩流で桜島と垂水
が繋がり垂水から車で桜島に入れる。
溶岩道路は快適で整備されている。

対象13年の大噴火による降灰で2m
埋まった黒神埋没鳥居を見学。
鳥居の上部が膝の高さしかない。
噴火の凄さを目の当たりにする。
次は時計回りに桜島の外周を半周まわり
昭和21年の大噴火で流出した溶岩展望台、
更に島そのものが溶岩で埋まってしまった
烏島展望所へと行く。
それぞれの地点から見る桜島は姿を
変え、山頂からはいまだにモクモクと
噴煙を上げている。
登山は7合目まで出来るそうである。
フェリーで鹿児島中央に20分で渡る。
天文館の一本裏通りで薩摩料理の店を
探すが中々、見つからない。



吉松さんが奔走しヤット、薩摩料理
「ヱビス」を見つけて入る。
地鶏刺し、キビナゴの刺身、薩摩揚げ、
カツオ刺し、〆鯖、ゴーや天ぷら等を
芋焼酎お湯割りで頂く、
何れも新鮮で身が締まり旨い。
最後に薩摩汁で仕上げ、満腹に大満足。
まだ鹿児島の名物が一品残っていた。
デザートの白熊を本店天文館むじゃきで
ゲット。
フルーツを散りばめたカキ氷で、大の大人
が歩きながら食べる。

流石に気が引けタクシー待ち合わせた場所
まで人通りの少ない裏通りを歩いた。
本日最後のイベントは錦江湾と桜島を
借景した庭園が見事な島津家別邸の
磯庭園(仙巌園)に行く。
庭園には端午の節句の旗(幟?)が7本
上がっており、珍しい風景に遭遇できた。
3時過ぎ頃にポツポツ小雨が降ってきたが
傘を必要とする程でなく、庭園美を堪能した。
鹿児島中央で翌日墓参りする吉松さんを
下ろし、残りの4人は鹿児島空港に5時に
着き一日乗り続けたタクシーともサヨナラ。


19:40発JL1878をチェックインし、各々
お土産を買いあさった後は時間もたっぷり
あり、レストランで鹿児島の締めを行い羽田
への機上の人となりました。


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ブラシの木

一番の繁華街である天文館で一旦
車から降ろしてもらい(12:30)、
1時間半の昼食時間とした。