07年2月17日 南郷山・幕山
天候が危ぶまれたが、午前中は晴れ、午後曇り夜雨の予報で、湯河原にある南郷山・幕山
幕山公園の梅見ハイクを決行した。
天候の見通しが悪かったせいか、今回の参加者は能勢夫妻と熊本の3名のみである。
7:17品川始発の熱海行に乗り出発時は4分の3が空席のガラガラであるが、川崎、横浜で
満員になった。登山姿の乗客が目に付く。上空は青空と雲が半々である。
8時15分頃大船を過ぎると富士山や丹沢が見えるはずだが、残念ながら霞んで大山が何とか
見られる程度である。
8:55湯河原に到着。能勢夫妻と合流し、バスを止めてタクシーにする。
バスの場合、鍛冶屋で降り、急傾斜の舗装道路を30分歩かねばならない、これをタクシーで
稼ぐためだ。タクシー代、\960-は超お得である。運ちゃんが、南郷山から登って幕山公園に
下るのが良いと言う。こころは、梅見の時期は入場料を取られるが山から降り出るには金は
取られないからと。
タクシーを降りたところに無人でミカン
が置いてあり、Lサイズ8個入りが
\100と安い。
重いが、休憩時の水分、ビタミン補給用
で買い込んで登山開始する。
まだ登り始めのところには、まだ名残の
水仙の花が咲いていた。
数分歩くと最初の南郷山
への標識があり写真を一枚撮る。
ここから20分程は湯河原カントリークラブ
を右手にその先には初島を見ながら両側を
生茂ったハコネ竹に囲まれた登山道を登る。

↓初島

再び白銀林道に出て、いよいよ南郷山山頂
への急登に入る前に一息入れ標識を囲んで
写真を一枚。
20分程ハコネ竹の急登を登り振り替えれば、
真鶴岬が真下に見える。
真鶴岬
610mの南郷山山頂(10:30)からは三浦半島
、真鶴岬、伊豆半島が一望できる。
初島は見えるが大島は残念ながら見えない。
山頂で記念写真を取り、途中で仕入れたミカン
を早速、味見したが朝取りの瑞々しく甘く、
美味しい。
再度白銀林道に出るが脇道の自艦水への
道を取り20分山道へ入る。
幕山への最後の登りは緩やかな斜面を20分
でカヤトの広い山頂(625m)に着いた(11:20)。
山頂には大勢の登山客が昼食中であり、我々も太平洋を望む開けた場所で
湯を沸かし、弁当を広げノンビリと昼食タイムにする。
青空は無くなって厚い雲に覆われてしまったが、何とか天気は持ってくれた。
次から次ぎと公園側から登山客が山頂を埋め尽くしに登ってくる。
南郷山から幕山へは直登の超急斜面を下り
となり登山道が湿っていたら滑って降りられ
ない。今日は幸いなことについており、慎重
にユックリ下ったが結構汗が出る。
下山に入る。
後で気がついたが、山頂での記念写真を
撮るのを忘れてしまったが、もう遅かった。
下りは結構急坂の砂利道でスリップしやすい。
九十九折の道をドンドン下る。
下から登ってくる人は後を絶たない。
30分下ったところに東屋があり一休憩する。
東屋から5分ほど下ったところから幕山公園
(梅林)の始まりで、右手の幾つかの岩壁
では20人位のクライマーがザイルを頼りに
ロッククライミングの練習に励んでいる。
梅林は7分程度の咲き具合だが、ほぼ満開
に近い。
来週くらいが最高の見頃かもしれない。
上から俯瞰する梅林は白梅、紅梅と椿の
花が混ざり合い見事な色合いの調和が
優しい景色となっており、下るに従って
梅の香りが漂ってくる。
白梅、ピンクの紅梅、更に色鮮やかな真紅
の紅梅は目を引き付ける。
枝垂桜は有名だが、珍しい淡路枝垂
(ピンクの梅)、
←楊貴妃などの名のついた梅など、
種類の豊富で4000本の梅がこの公園
に咲いているそうだ。
公園を出たところに満開の桜の大木が
一本あった。
色も濃いめで恐らく河津桜であろう。
鍛冶屋(五郎神社)向かって歩き始めて
10m置きに100円ミカン、レモン、八朔等の
柑橘類が売られており、お土産に調達し
5分ほどあるくと、「ゆとろ嵯峨沢の湯」
紹介の若い女性が送迎の車を呼んでくれる、
の一言と1割引のチケットで、本日の温泉
は決まった。
車で10分、湯河原と真鶴の中間くらいに
ある丘の上に日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯
はあり、アルカリ泉の源泉(45.8度)掛け流し
は嬉しい。(13:30)
太平洋を眺めながら入る露天風呂は
気持ちも、おおらかになりリフレッシュ
するには最高である。
今日は3人と少人数であったが、マイペースで山歩きを楽しみ、梅もほぼ見頃を迎えており
楽しい一日でした。

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コース図へのリンク

スケジュール

真鶴岬

初島

伊豆半島

岩戸山

南西