「集合」:河口湖駅 改札口出たところ 9:37
「往路アクセス」:高尾7:46=(直通河口湖行:普通)=河口湖駅9:35
 特急利用の場合 千葉6:29=(あずさ3号)=7:30新宿=7:54八王子
         8:31大月 高尾からの普通に乗り換える(JR隣のホーム)
         大月8:34=河口湖9:35
 「行程」
9:40河口湖―(タクシー20)―9:50紅葉回廊(10分)10:00―
(タクシー)―10:10もみじのトンネル(5分)10:15―(タクシー)
―10:25西湖民宿 三湖台登山口〜〜(徒歩40分)〜〜11:05三湖台(20)
11:25〜〜(徒歩55)〜〜12:20五湖台足和田山(昼食25)
12:45〜〜(徒歩45分)〜〜13:30一本木登山口
一本木からタクシーで13:40富士ビューホテル(10)〜14:00温泉寺
日帰温泉「温泉寺」で2時間 入浴休憩。

「復路アクセス」
河口湖16:18=大月17:17
   大月17:22=(特急はまかいじ)=17:54八王子
06年11月3日 富士五湖 足和田山
富士五湖の西湖にある紅葉台から足和田山への尾根歩きで、晩秋の富士山と
紅葉狩りを兼ねたトレッキングを文化の日に実施した。
高尾7:46発の直通 河口湖行に乗ったのは、川島さん、田形さんの女性陣に、
常連の高橋ブラザーズ、鵜飼さん、堀さん、熊本の7名である。
上空は青空であるが、相模湖から上野原、大月と中央線沿線の山には低いガスが垂れ込め、
墨絵のような景色が続く。
大月から6輌から3輌編成となり満席のハイカーを乗せて富士急の線路に入ると、
所々に赤く色着いた紅葉が出始める。
三つ峠駅付近から富士山が左手の車窓か見える。今日は8合目以上の頭が真っ白に
冠雪して顔を出しでいるが、中腹以下は厚い雲の中に隠れている。
定刻の9:35に河口湖に到着する。出発前にトイレを済ませて出てくると、
斉藤(や)夫妻が待っていた。突然の参加でご主人はクマさん会ハイクに初参加である。
9名に大パーティーとなり本年の最大の参加者となった。
早速2台のタクシーに分乗し、先ずは、紅葉祭りの真っ最中である紅葉回廊へと向かう。
河口湖畔には真っ赤に色づいたモミジが道路の両側を彩り快適なドライブである。
紅葉回廊は野天風呂 天水、広瀬・
久保田一竹記念館の近くにあるが、まだ
モミジは緑色が多く、まだまだであった。
が、天水の入口付近は綺麗な紅葉があり、
そこで記念の写真を撮る。
更に車を進め、今度は紅葉トンネル
(紅葉街道)があり、5分ほどの色着きで
下車することなく、車の中から眺め、
西湖民宿まで直行する。
西湖民宿に三湖台登山口があり、登山客
が後から後から切れることなく続いている。
この登山口で標高900mであり気温は
かなり低い。
我々は輪になって鵜飼さんの号令で準備
運動をし、足腰のストレッチを十分に行う。
登山口の前で集合写真を撮り、いよいよ
三湖台への登りに入る。
山に入ると、登山道は枯葉が幾重にも
敷き詰め昨夜の雨で湿っている。
滑らないように登り10分もすると体が温まり、
やがて額に汗が滲んでくる。
山の中は所々に赤い木は見られるが、
紅葉は盛りを過ぎ、黄色から茶色になり
葉を落としている。
徐々に傾斜が厳しくなると先行している
パーティーのペースが落ち、長い一列縦隊
となってユックリ登る。
20人ほどの中国からの観光団体が上から
降りてきて賑やかなことこの上ない。
約35分の登りで開けた展望台に出る。
ここが三湖台(1203m)である。
振り返れば西湖の全貌が見え、更にその
左側には青木ガ原樹海が大きく広がっている。
俯瞰してみる樹海はまだ紅葉には早かった
ようである。その先の遠方には精進湖があり、
その更に左手奥には本栖湖が霞んでいる。
西湖、精進湖、本栖湖が眺められるところ
から三湖台と言われている。
晴れていれば富士山が綺麗に見られる
はずだが、今日は残念ながら雲の中に隠れた
ままである。
青木ガ原の左方向に紅葉台があり、人が
群がっているのが見えるが、そこからは紅葉の
展望は望めそうもなく我々は諦める。
条件がよければ
この方角に富士山が見える→
2001年12月23日撮影

青木が原樹海

一休みの間、田形さんが、筋肉質の力瘤を
披露し、マッチョ田形をアッピール。
汗をかいた体が冷えてきて、11:15まだ昼食
には早く、記念写真を撮って、我々は
足和田山へのコースを取る。
足和田山へは標高150mを一時間掛けて
の登りであり、傾斜は緩やで落ち葉を物色
しながらノンビリハイクを楽しむ。
チョッとした山越えが幾つかあるが、全て
迂回ルートがあり、元気マンは山越えルート
に、ピクニック気分の人は迂回ルートへと
分かれ、合流しを繰り返しながら、左手に
西湖を見ながら徐々に高度を上げていく。

迂回ルート

空腹を抱えながら適当な場所がなく、
結局、足和田山(五湖台)山頂まで来て
しまった(12:20)。
矢倉の展望台があり登ってみても、河口湖
の一湖しか見えず、とても、五湖が見える
とは思えない。
五湖台とは?
富士山は相変わらず雲の中にあり、我々
はやっと、昼食に入る。
梅酒で喉を湿らし、お弁当を広げ、空腹の
それぞれ持参したオムスビやラーメンなど
を放り込む。
昼食中に陽射しが出たと思ったら、雲の間
から、富士山の頭が出てきて早速写真に
収める。
ほんの一時だけの出会いであり、再び雲に
隠れてしまった。

富士山の頭

五湖台から2001年12月23日撮影

ノンビリ昼食と休憩し、13:00一本木への
下りをスタートする。
枯れ落ち葉の堆積した登山道は足に優
しく気持ちが良い。
砂利は石がなく、歩き易い登山道である。
暫く下ると、長い階段状の下りが延々と
続き、いい加減に膝がおかしくなる。

階段にいたジャンボミミズ

40分で一本木の登山口まで下りた。
タクシーを頼み、今日の温泉、温泉寺に
向かう。
タクシーの運ちゃんが富士ビューホテル
庭園の紅葉が綺麗とのことで、寄り道して
もらう。
10分ほどで着き、広い庭園に手入れに
行き届いた樹木が真っ赤な紅葉となり、
見応えがあり紅葉ハイクの最後を飾る
に相応しく、目の保養になった。
温泉寺には14時に着き、先行到着組み
(女性陣)は早速、温泉に入る。
この温泉はいつ来ても空いており穴場で、
クマさん会では河口湖近辺に来たときの
常連の温泉となっている。
二時間タップリ、温泉、サウナとその後の
生ビールで休憩し、16:18の河口湖発に
乗り、大月までに約1時間は、再び車中で
宴会を繰り広げた。
大月で横浜方面の4名は特急はまかいじで、
東京方面の5名は高尾行きの普通列車に
別れ帰路に着きました。
今日はクマさん会の別グループ5名(塩野さん、山内さん、小野寺さん、吉松さん、竹内さん)
は飛行機で備前に入り、今井さん宅を訪問し備前焼体験ツアー中である。
「天気も良く、楽しんでいる」と吉松さんからメールが入った。

我々、富士五湖 紅葉ハイク組は、少しだけだが富士山も拝め、
紅葉を満喫して大満足の一日でした。

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