【集合場所・時刻】 8月5日(土) 上越線 越後湯沢駅 9:40

【往路アクセス】
  8:05 東京駅=(MAXたにがわ403号)=8:30 大宮駅=9:36 越後湯沢駅
 
【行程(実時間)】
 10:00 山麓駅 (ロープウェー)10:10 山頂駅  (シャトルバス)10:20高山植物園入口
  *アルプの里ロックガーデン高山植物園 10:30発(徒歩60分)11:30 栄太郎峠(徒歩45分)
 12:15 大峰山頂展望台1172m(昼食:55分)13:10発(徒歩20分)13:30万葉の森林上側入り口
 (ミニトレッキングコース 徒歩20分)13:50植物園 (散策・休憩20分)14:10発(徒歩20分)
 14:30山頂駅 14:40発(ロープウェー)14:50山麓駅 二階の「コマクサの湯」(入浴・休憩100分)
 16:30発(徒歩10分) 16:40越後湯沢駅
 
【復路アクセス】
 17:05 越後湯沢駅=(MAXたにがわ420号)=18:14 大宮駅=18:40 東京駅
8月5日 湯沢・大峰山

高橋(雄)です。熊本さんが参加できなかったため、レポートします。
今回は、当初、湯沢から栄太郎峠、清津峡のコースを予定していましたが、
清津峡は先日の大雨で土砂崩れとのことで、急遽アルプの里パノラマコース
大峰山に変更し、実施しました。

参加者は、水島さん、八木さん、高橋(雄)の3名。
天候は長梅雨明けの快晴。夏の日差しが肌に痛い感じ。
越後湯沢の駅は、この日JRが開催する「駅からハイキング」参加者でにぎわっていた。
我々は混雑を回避すべく「駅からハイキング」の逆から登る。
駅から10分歩いて湯沢温泉ロ−プウェイの山麓駅(260m)へ。10:00発の166人乗り
大型ロープウェイで山頂駅(860m)へ。一気に600mの高度差を稼ぐ。
山頂駅のパノラマ看板↓。実写も撮ったが、当然全くこのとおりなので省略。

山頂駅からシャトルバスで高山植物園
入口へ。10:20
登山スタート恒例の記念写真。
ニッコウキスゲが出向かえてくれた。

あやめ池の木道を歩き、その上の
高山植物岩石園と思しきところに出た。
木陰はヤマアジサイが咲き、日向は
キンロバイの群生がまぶしい。

10分歩いたところで栄太郎峠への分岐
の標識があった。
え、高山植物園て、これだけ?
ひょっとするとまだこの上にもあるのかな?
と思いつつ、山道へ入る。

山道の最初は谷を少し下りる。
木の急なはしごがあった。濡れていて
滑りやすい。慎重に降りる。

その後はブナ林の中の登り道。
木陰のひんやりした空気が心地よい。
足元はブナの実が積もっている。
実が落ちてくるためか、ぱらぱらと雨の
ような音がしている。

反対側からは早くも、駅からハイキングの
一行が数人づつつながって次々と降りてくる。
細い道ではすれ違えないので、広いところ
で待ってやり過ごす。

5分登って5分待ちの繰り返し。

ところどころ木の階段の急登もあり、ちょっと
初級者にはつらいかなという感じだが対向
者待ちがちょうどいい休憩になる。

こんな昆虫もみかけました。
名前知ってる人、教えてください。

11:30 涼しいブナ林を登りきると、
今度は大峰までの尾根の砂利道の登り。

空は雲ひとつなくて陽射しがきつく、
砂利の照り返しで汗びっしょり。
時折マイクロバスが埃をまきあげて
通過する。

木陰を見つけて一休み。
とにかく水分補給。
下の林からの涼しいそよ風が気持ちいい。

12:15 大峰山頂(1172m)着。
展望台に上がる。

展望台のブナの木陰でゆっくりと55分
の昼食休憩。

←今回のコース(緑)

13:10下山開始。
林道の迂回路だと1時間かかるところを
30分程度で降りられるゲレンデの近道を
選ぶ。

水島さんは、湯沢にはスキーでこられた
経験があり、その感覚で「ボーゲンコースだ」
と言って急斜面をスタスタ降りる。
登りのスローペースとは大違い。
八木さんはついていくのがやっと。

ロープウェイ山頂駅

ゲレンデを20分で降りてしまった。
このまま帰るのは早すぎてもったいない。
横道のミニトレッキングコースで、朝は
あっけなく通過してしまった高山植物園
を再びめざすことにした。

ミニトレッキングコースはゆるやかな下り
で、道も広く、涼しい林の中。
アジサイの群生の中を歩く。
全くの初心者コース。

途中、サマーボブスレーコースと平行。
「ボブスレーで爽快に降りてみたかった!」
と、八木さん。

サマーボブスレー
コース

13:50 再び高山植物岩石園。
朝通った道はほんの外周で、中に何本か
通路があり、その脇にはいろんな高山植物
が植えられていた。
こうでなくっちゃ。私は写真撮りまくり。
水島さんと八木さんはレストハウスで休憩。

ミヤマシャジン

エーデルワイス

トラノオ

カライトソウ

キリンソウ

ジャコウアオイ

花にはそれぞれ名札がつけられているが、
ついていないのも結構ある。
外国の花も多い。
この青い花↓の名前を作業員さんに聞いたら、

メモとらなきゃ忘れられるから教えない!
といわれてしまった。
さっそくボールペンで地図の紙にメモをとる
ことにして教えてもらった。
「ケンタウレアモンタナ」というのだそうだ。

朝はロープウェイ山頂駅から高山植物園
までシャトルバスを使ったが、帰りはバス
停に人が大勢ならんでおり、距離もたいした
ことはないので山頂駅まで歩いた。

振り返ると歩いてきたパノラマコースの稜線
が見える。

大峰山頂

← パノラマコース ←

途中、わき水が飲めるところがあった。
八木さんは手持ちのボルビックと飲み比べ。
ミネラルのせいなのか微妙な甘みみたい
のが感じられ、これでご飯を炊いたらきっと
おいしいに違いないと思ったとのこと。

確かに甘い。ブナの森から滲みだした水
だからだろうか・・・

ブルーサルビアに見送られて山頂駅へ。

帰りのロープウェイも166人乗りがほぼ満員。

さて、温泉。
ロ−プウェイ山麓駅の二階に
コマクサの湯」がある。
あのロープウェイの乗客が殺到したらイモ
洗い状態必至!しかし他を探すのも面倒だ
となかば覚悟して入った。

ところが、どっこい、中はガラガラ。
最後は40畳ぐらいの休憩室が我々
だけの貸切状態。

ロープウェイの客は大半が他の温泉ホテル
の泊り客だったのだろう。

ここは内湯ひとつだけだが、山の汗を流す
には十分。
なんといっても風呂上りのビールは美味い!

↓展望台からの180度パノラマ。
  山の名前は前掲の山頂駅の看板参照・・(手抜きですみません・・)

100分ゆったりして越後湯沢駅へ。

17:05
越後湯沢始発のMAXたにがわの
自由席二階の6人がけを占拠。

またまたゆったりと駅弁なぞつつき
ながら帰りました。

いつもながらの充実した1日でした。

水島さんは明日はゴルフとか・・
先日は礼文島や尾瀬にも行って来た
そうで、いやーお元気ですね!!

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