06.05.21 石老山
13日(土)、20日(土)と天候予測が悪かったため5月21日(日)延期して、
実現した急遽日程の変更であったが、中央線 相模湖駅8時30分の集合に
集まったのは、久し振り参加の紅一点の斉藤(や)さん、後は常連の鵜飼さん、
竹内さん、高橋ブラザーズと熊本の6名である。8時33分発のバスに飛び乗り、
15分程で、ピクニックランドの次、石老山登山口停留所で下車。
15分ほど車道を歩くと、顕鏡寺と
石老山への標識がありここでスタート
の写真を撮る
近くにはサクランボの実が黄色く色づいて
いる木がある。
暫く坂を登り右に折れると顕鏡寺への
参道となり、急な細い道で、しかも石の
ゴロゴロした水が流れ落ちる、修験道
のような参道となり、結構厳しい登りで
イキナリ大汗をかくが、細い登山道の
両脇には蘭の花を思わせる「シャガ」が
咲き盛り、目を楽しませてくれる。
そのうち、屏風岩、力試石等の名前の
付いた高さ横幅とも10m近い大きな岩が
幾つも現れ、この低い山にどうしてこんな
大きな岩が沢山あるのか疑問が湧いて
くるが、兎に角すごい。
いくつかの大岩をやり過ごし高度をあげる
と、30分ほどで「石老山」の名を掲げる
山門があり顕鏡寺に着く。
顕鏡寺本堂を右に見て、階段を登ると、
3畳程度の広さがありそうな岩窟が
現れる。
顕鏡寺を建立したと言われる道志法師
と源海法師が居住したと伝えられている。
更に、登ると今度は高さ22m幅19mの
一番の巨岩「擁護岩(別名:雷電岩)
があらわれ、奥の院を抱えて守っている
ところから命名されたらしい。
ここで一息入れ、Tシャツ一枚になる。
その直ぐ上に八方岩があり東南方向が
開けた見晴らしにでる。
ここで2回目の休憩。
この辺りまで登山道両側に咲いた「シャガ」
の花が導いてくれたがこの辺が上限らしい。
更に、登ると両側が鬱蒼とした杉林と
なりやっと登山道らしくなってきた。
足元には「シャガ」に代わって、同じような
白い花「ヘビイチゴ」が咲いている。
10分ほど登ると今度は反対側の相模湖
を真下に見下ろす「融合平見晴台」に着く
(9:45)。
吹き上げてくる風が熱くなった肌に気持ち
が良い。
ツツジの木が周囲を囲んでいるが殆ど
散ってしまい、一本だけオレンジ色の
レンゲツツジが咲いていた。
更に30分程登ると本日の最高点694mの
「石老山山頂」に着いた(10:20)。
正面には丹沢山塊の山並が連なり、右手
に独立峰の「大室山」、左手に丹沢最高峰
の「蛭が岳」が見える。
気温が上がり過ぎたため残念ながら富士山
は見えない。
694mの標識を囲んで、最高点登頂を記念し
写真を一枚。
まだ昼食するには時間が早すぎるため、
下りの途中にある大明神展望台でする
ことにし、相模湖の川岸まで降りる下りに
入る。
50m下っては20m登るUp&DOWNを繰り
返し、歩いている割には一向に標高が
下がらない。
40分ほどUp&DOWNを繰り返して小さな
祠があるピークに到着すると、標識は
大明神とあり相模湖への展望が良く、
ベンチがあるところに着た。
ここが「大明神展望台」と勘違いし昼食
にする(11:30)
ユックリ食事を終了し、5分程登ると、何と、
360度展望が利き周囲には「山ツツジが」
満開状態に咲く、本物の「大明神大展望台」
についた。
大展望台と名付けられていることに納得。
前正面は真下に相模湖、その上に右手から
高尾山、影信山、陣場山の縦走尾根の稜線
が見え、振り返れば、丹沢山塊がみられ
展望の良さは抜群である。
ここから淡々と下るとこと30分で舗装道路
にでた。
前方にピクニックランドの観覧車が直ぐ先に
見えてくると、渡し舟の標識が現れた。
しかし「本日運休」の表示に唖然。
ここから相模湖の駅まで歩いたら1時間近く
掛かってしまう。
文ちゃんにお願いし、タクシー会社へ連絡
を取っている間、雄さんはだめもとで渡し舟に
携帯で電話してみた。
すると、6人なら船を出してくれるとの返事。
急いで渡し舟乗り場までの急な下りを一気に
下った。
我々6人をモーターボートで、若いお姉さんが、
途中、観光案内をしながら、運んでくれた
(\600/一人)。
登山に来て船に乗るのもオツなものである。
15分で温泉に到着。\850-だがバスタオル・
フェイスタオルが付き、4時間とのことで決して
高くない。
まだオープンして半年を越えたばかりの
新設日帰り温泉で綺麗であり、
「源泉かけながし」が嬉しい。
露天風呂、ミストサウナでユックリ汗を流し、
1時間半を入浴休憩で寛ぎ、帰りました。
新宿着17:10と全員明るいうちに全員
帰宅できました。
皆さん、お疲れ様でした。
相模湖駅着(13:30)
本日の温泉「五感の里:薬師の湯」に向かう
ため、中央線下りで一駅の藤野駅に下車
(13:40)。
ところが、13:43に「
東尾垂の湯」の無料
送迎バスが出るとのことで、急遽温泉の
行き先を変更し、無料送迎バスに乗り込む。
蛭が岳