06.04.01 カタクリの里&東高尾山稜
横浜線 橋本駅に8時10分集合には、急遽参加の高橋雄さん、鵜飼さん、塩野さん、
前回から参加の水島さん、今回初参加が二名、中原さん(雄さん、文さんと同期)
と田形さん(熊本と同じ職場)、そして熊本のトータル7名の賑やかパーティーとなった。
8:30発の臨時直行便「カタクリの里」行
(2番乗り場)(¥220-)で約20分。
早く入ったために園内はまだ人も少なく、
ジックリ花が鑑賞できる。
カタクリの里は30万株の南関東随一を
誇る自生地で個人の里山に他の草花や
木花があり目を楽しませる。
残念ながらカタクリはピークを過ぎで、
紫色も褪せてき始めた。
突然変異のシロバナカタクリも峠を過ぎ、
先週見に来た時が最盛で瑞々しいさが
あった。
他に、園内にはショウジョバカマ、大岩うちわ、
菊咲いちげ、ひとりしずか、二輪草等の
春の草花、そして、白や赤のミツマタ、
桜玄海ツツジ、紅花ツツジ、ひかげツツジ、
ヤシオツツジが7分咲きで、白、ピンク、紫、
富士桜、寒桜、それと、白、ピンクのほうき桃
が3分咲きで彩りが美しく、来週あたりが
満開になりそうだ。
花好きの塩野さんは花に魅入り遅れ気味
になる
途中の休憩所で全員の記念写真。
キバナカタクリは蕾の状態で開花まで
後一週間くらいであろう。

参考写真
一週間前→

参考写真→
2004年4月3日

参考写真↑
2004年4月3日

ショウジョウバカマ

オオイワウチワ

キクザキイチゲ

ヒトリシズカ

ニリンソウ

シロバナミツマタ

アカバナミツマタ

桜玄海ツツジ

ヒカゲツツジ

キバナセツブンソウ

寒桜

ほうき桃

約1時間、各種の花を楽しみ、10時に
「カタクリの里」を後にし、いよいよ城山湖
に向かう。
5分ほど車道を歩くと「小松城跡石碑」が
あり、そこを過ぎると左手に入る城山湖
ハイキングコース入口に着く。
いよいよハイキングお始まりの元気な内に
全員写真を撮る。
このコースは「かながわの美林50」に
選ばれた川尻穴川ヒノキ林で3分ほど
入っただけで、鬱蒼とした檜林のお陰で
車道を走る車の騒音が遮断され、静かな
丘歩きに変わる。
単調な登りで、直ぐに汗が額を流れ、
背中一面汗で濡れる。

田形さんが「タヌキの木がある」と叫ぶ。
「良く見てよ。クヌギ」だよ。次から次に
冗談を言っては周囲を笑わせる。
各樹木に名札が付けられており、素人にも
何の木か判り楽しい。モミの木、赤松、ブナ、
カエデ、山ザクラ、コナラ等の木々で囲まれ、
枯葉が堆積した山道が足に優しく、
城山湖に向かって登り一方のコースも快適
に歩ける。
30分ほど歩き評議原のベンチがある
休憩場所で一服する。
散り始めた梅林に変わって満開の桜が
現れる。
右手のコースは金刀比羅宮への長い階段
が続き、我々は左の梅林園のコースを取り、
コミュニティ広場出る。
管理事務所で城山湖のイラストマップを仕入れ。
城山発電所を左にみて車道を行くと、
左手下に「津久井湖」が眺められ、対岸の
中央付近一帯がピンク一色に塗られた桜の
名所がある。
本日が桜花見のピークで多くの人で埋まって
いることだろう。

津久井湖

車道を離れ再びハイキングコースの山道に
入り、急坂を登りきると正面下に城山湖が
広がる。
城山湖は1966年(昭和40年)に本沢ダム
を作り、そのために出来た人造湖である。
城山湖を一周する「町民お森散策路」
(2時間)となっており、我々は左周りに
約半周する。
「マムシやヤマカガシに注意」の看板が
何回か立っており、中原さんがチョット
ビックリする。
町民散策路だけあって、犬の散歩をして
いる人と頻繁に出会う。

城山湖

「野鳥観察休憩所」の東屋を過ぎると、
大きく育った赤い実を付けたアオキが多く、
彩を添える。
アオキ
キブシ
20分ほど歩くと、二番目の東屋
「ふれあい休憩所」に着く(11:20)。
小休憩と思ったがベンチ、テーブルが
空いており、少し早いが、昼食にする。
先ずは、梅酒で乾杯! 城山湖を眺め
ながら夫々が持参した弁当を広げ、賑やか
な昼食会が始まる。
雄さんが湯を沸かし、可愛いカップラーメン
を数個つくり、新人歓迎ラーメン昼食会に
早代わりする。
食事、休憩にユックリ時間を費やす(12:00)。
(先週日曜熊本はここまで下見できた)
今度は一気に下りとなり高度を下げ20分
ほどで草戸山山頂に着き、本日コースの
最高峰点(361m)である。
山頂でも登頂証拠写真を撮る。
ここで一周する散策路に別れを告げ、我々
は「東高尾山稜」のルートを取り、尾根歩き
となる。
400m弱の尾根歩きではあるが、これまでの
散策路とは異なり、結構斜度のキツイ登り
下りの繰り返しとなる。
最初は全員平然と歩いていたが、何回か
繰り返すうちに、塩野さん「また登りなの!」。
下りに入ると中原さん「太ももがパンパンに
張って痛い!」次々に悲鳴があがる。
一方、田形さんは相変わらず淡々と喋り
まくりルンルンで歩き続ける。
カメラを向けると歩くポーズを作り笑わせて
くれる。水島さんは可也鍛えており、
着実にペースを守っており頑張っている。
鵜飼さんは今日のコースでは物足りない、
最初のカタクリの里で買い求めた鉢植えを
三つ手にぶら下げてのハイキングで平然と
している。
雄さんと、熊本の二人は写真班で前方から
、後方からの写真を撮りながら歩く。
リュウノヒゲ
13:30に終着点 京王線の高尾山口に
全員無事到着。
しかし駅構内にはタクシーが一台もいない。
携帯で依頼したが15分以上掛かるとのこと
で諦め、一駅、高尾まで電車で行き、無料
送迎バスで「八王子健康ランド ふろっぴ
(¥1800-)に行く。
田形さんが用意してくれた割引券で一人
\1620-でタオル、バスタオル、室内着付き。
(14:30) 
16:35の八王子駅行の送迎バス時間まで
2時間弱ありノンビリできる。
大広間は休日で「芝居小屋」に変身しており
大きな声でセリフやバックミュージックが、
騒がしく、とても休憩どころではない。
別の休憩所はないのかと支配人風の
従業員に聞いたら「ありません」と冷たい返事。
7名ザックを肩に集合していると、今度は
女性が出てきて、大広間の更に奥にある
食事処のそれも一番奥の静かなスペース
を紹介してくれた。
早速、荷物を置き、全員風呂に入りに行く。

薬草湯、露天風呂をはじめ数種類の風呂と
乾燥サウナ、ミストサウナ等があり空いており
サウナで更に汗を搾りだし、水風呂で歩き続け
て疲れた足をアイシング。
更に薬草湯で体を清め、休憩場所に戻る。
カラカラになった喉に冷たい生ビールが滲みる。
ビールの次は東京地酒「沢の井」に変わり、
話に花が咲く。16:15になったが田形さんは
風呂のなかで眠っているのか一向に姿を
現わさない。
室内着で寛いでいた水島さんと熊本は
そろそろ帰り支度の着替えにロッカーへ
行く途中、サッパリした顔で室内着の田形さん
とすれ違う。
「もう帰る時間だよ!」の声に、
「まだこれからでしょ!」の返事に唖然。
城山発電所
着替えて戻ると。田形さんに合わせ、皆さん
の意見は飲み会を続けるとのこと。
鵜飼さんと熊本は所用があり、予定通り
16:35発の送迎バスで八王子駅に
向かった。
残ったメンバーは延々と宴会が続く。
今回は初参加の中原さん、田形さんを迎え、色々な花観賞と東高尾山稜のハイキングで
楽しい一日でした。皆さんお疲れ様でした。

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