06年3月11日 筑波山&梅林
3月11日(土)、昨日までの冷え込んだ春雨と打って変わり、全国的に晴れ、
今回の筑波山と麓の梅林梅見は水島さんの「ウエルカムハイキング」である。
水島さんは皆さんもご存知の営業(コンポ営業も、直近では共信)のあの、
「ミズさん」で今回「クマさん会」初登場である。
本日の水島さんウエルカムハイクの同行者は、高橋雄さん、吉松さん、熊本である。
昨年開通した「つくばエクスプレス」を秋葉原駅発7:24に全員乗る。
皆、初めての乗車で、JR秋葉原駅から数十m地下深いホームまで結構時間を要す。
(つくばまで\1150)50分程で終点つくば駅に着く。
8:30発のつつじヶ丘行きシャトルバスに
急いで乗る。
全員登山客で、何とか我々4人は座る
ことが出来た。
←バスの車窓から見た筑波山
9:10に標高500mのつつじヶ丘に
着いた。
今日は暖かく、風もなく、着ているものを
2枚ほど脱ぎ、準備OKで登山口前にて
恒例の記念写真を撮り登山スタート。
イキナリ階段状の急登をユックリ歩き
始めるが直ぐに額に汗が滲み、10分
も登ると全身から汗が滴り落ちる。
気温が高いために春霞で遠望は残念
ながら期待できない。
水島さんも汗っかきで着ているシャツが
汗でビッショリになっている。
しかし足元はシッカリしている。
最初の30分ほどは背丈の高い木がなく、
背中から陽を浴びて暑い。
高度を上げると、微風が冷たく気持ちが
良い。生き返る。
10分おき位に、標高及び山頂までの
距離が表示されており少しずつ頂上に
近づくのが判り助かる。
40分程で弁慶茶屋に着き、一息入れる
(10:45)。
直ぐ近くに「弁慶7戻り」の岩がある。
今にも落ちてきそうな大きな岩が
天上となっている下を潜り抜け行くのが
結構恐ろしい。
(弁慶も恐れをなして、7歩後戻りしたとの
逸話から名づけられたそうだ)。
この後、次々と奇岩、怪石が現れ、
それらしい名前が付けられている。
高天原、出船入船、裏面大黒石、
大仏石などがあり、それらしく見える。
最初のピークである女体山の山頂に
人の姿が見え始める。これから最後の
急登がキツイ。
大きな石の重なりを息切れしながら登り
超えるとイザナミノミコトを祭った神社があり、
その裏が山頂(877m)で、関東平野が
一望できる。(11:30)
景色を堪能したり写真を撮って一息いれ、
一旦下る。
ケーブルカーの山頂駅付近には茶店が
数件あり、つつじヶ丘からロープウエーで
来た人、筑波神社からケーブルカーで
きた人でゴッタガエシテいる。
我々は、もう一つのピーク、男体山に向かう。
約10分ほどでイザナギのミコトを祭った
神社がありそこが山頂になっている
(871m)。
お参りをして、少々下ったところにある
ベンチを確保して昼食となる。
丁度12時ジャストでON TIMEで来た。
暖かい陽の中で梅酒で乾杯し、ノンビリ
食べる弁当は美味い。
今日は麓の梅林で梅見があり、下山は
ケーブルカーで時間稼ぎする提案に、
誰も歩いて降りようとは言わない。
全員意見が一致。
先ほどのケーブルカー駅に戻ると丁度
12:40発が出るところでタイミング良く
滑り込みセーフ。
徒歩の下りで1時間掛かるところ、8分で
一気におり、文明の利器の感謝。
宮脇駅(筑波神社上終点)の茶店の
おばさんに梅林まで距離を聞くと50m
とのことで一安心。
筑波神社は歴史を感じさせる立派な造り
で、無事下山のお礼参拝をして数十段か
数百段かの石段をおり、膝に来る。
神社前のホテル、旅館街を抜けて梅林を
目指すが先ほど聞いた50mはとっくに
過ぎたが姿、形は見えない。
上りてくる車が渋滞し、一向に動かない。
更に5分ほど下ってヤット梅林入口に
ついた。梅林は更に山の上にあり、
今日は「つくば梅林の梅娘」の撮影会が
あり、大きなカメラを何台も首から提げた
カメラマンが大勢を引き連れて、4人の
梅娘が撮影場所を探している。
我々は梅娘に目もくれず、山肌をピンク
一色に染めた満開の紅梅の中に入って
いくと、漂う梅の香りを全身に浴びて
気持ちが良い。
白梅は4分咲き程度であるが、満開の
紅梅の中にところどころ白梅が咲いて
いるのが、更に引き立てて風情がある。
重い足を引きずりながら、ここまで来た
甲斐があった。
十分梅見を堪能して、いよいよ最後の
イベントである温泉であるが、登りの車が
渋滞で全く動かない。
計画ではタクシーで、一昨年に行った
「つくば湯」まで行く予定であったが、
とてもこの渋滞では無理と諦め、神社
門前のホテルまで戻ることにした。
「
ホテル青木屋」が露天風呂の日帰り
入浴(\1050)の看板があり、入る。
(14:00)
エレベータで7階まで上がると、雲上
露天風呂と内湯大浴場が分かれており、
勿論、我々は露天風呂へ。
「雲上の湯」からは富士山が見えるそう
だが、今日の暑さではモヤでとても無理。
しかし我々4人で露天風呂を独占し、
ノンビリ疲れた足を熱い湯につけマッサージ。
汗を流してサッパリしたところで、休憩
場所にある自販機の缶ビールが
乾いた喉に沁み込む。
車の渋滞でシャトルバスの時間は当て
にならず、15:30にタクシーを頼む。
このタクシーの運ちゃんが面白い。
観光案内を兼ねて色々説明してくれる。
本道は車の渋滞で駄目と、ホテルの
横から細い脇道に入る。
イキナリ急な坂道となり、旧参道の階段
を埋めて坂道にした所だという。
直滑降のごとく急斜面を一気に下りきる。
遠く右手に車の渋滞が続いているのが
見えるが、当方は悠々と走る。
鬼瓦の立派な屋敷や漆喰の蔵が並ぶ
歴史を感じさせる旧街道を走り、茨城弁
丸出しの運ちゃんの説明で退屈しない。
筑波大学のキャンバスに入りこみ、
一つ一つ説明してくれるが、その
キャンバスの広さに唖然とする。
お陰で、つくば駅には当初計画よりも
30分以上早く着き、\1500/一人は安い。
16:18発、秋葉原着17:11の
ツクバエクスプレスに乗り、持ち込んだ
ウイスキーと焼酎で例によって、回りの
迷惑を顧みず、車内宴会であっという間に
秋葉原に着き、解散。
今回は初参加の水島さんを迎えた百名山「筑波山」と、満開の紅梅を満喫し楽しいハイキングでした。