06年02月18日 臘梅花見(長瀞宝登山)
昨日の夜は風が強く寒かったが、18日(土)は朝から抜けるような青空で風もなく暖かい。
今日は所用があり、今回の花(臘梅ロウバイ)ハイクは不参加を決めていたが、久し振りの
好天で急遽参加することにした。
「長瀞に臘梅の花見に行こう!」の誘いには、当初3名(高橋雄、鵜飼、塩野)で、池袋 東武
東上線に乗り寄居経由で来るはずである。
秩父鉄道長瀞駅 集合10時に、熊本は
7時15分発高崎行で熊谷で秩父鉄道に
乗り換え、この時期のみ運行する臨時
急行「ロウバイ号」(8:42初)に乗り
長瀞駅9:15に着いた。
途中、真っ白に雪化粧した日光連山や
浅間山が車窓から見られ普段利用しない
鉄道の旅も新しい景色の発見があり楽しい。
40分以上集合時間前につき、長瀞の
岩畳を見に行く。
駅から連なる土産物屋はこれから店を
開けるところで、この時間歩いている人は
誰もいない。
10分で岩畳に着く。船下りの屋形船が
三艘人待ち顔に繋がっている。
パノラマ写真を撮って駅に戻る。
9時39分に鵜飼さん、塩野さんと、当日
飛入り参加の堀さんが現れ、44分に
今回のリーダー高橋雄さんが現れた。
皆さん、急遽参加の堀さん、熊本に
ビックリ。
今回は以上5名で目指す
「宝登山(497m)」をバックに写真を
撮り10:00にスタートする。

宝登山
  ↓

登山口の宝登山神社に安全祈願を参拝
する。ここから山頂までロープウエーに
乗れば5分で頂上に着けるが、勿論我々
ハイカーは足で稼ぐ。
道幅2〜3mの遊歩道を登り始めると、額に
汗が滲みでてくる。
今日は風もなく、青空に陽射しを浴びると
暖かく、坂道を登るには暑い。
杉、檜等に囲まれた九十九折の登山道で
前を行く他のGPを次々に追い越していく。
20分ほど登ると武甲山が三角錐の堂々と
した三角錐の雄姿が正面に出てくる。

武甲山

更に20分ほど登ると前方が開け、展望の
極めてよい見晴らし台に着く。
右から冠雪して頭が真っ白な女峰山、
男体山、白根山が連なる日光連山が、
そして尾瀬の至仏山、更に左には山全体
が白一色の谷川岳などの上越の山々が
ハッキリ見え、暫しパノラマ景観を眺め一息つく。

仙ノ倉岳

谷川岳

男体山

皇海山

地蔵岳

黒桧山

太郎山

ここから動物園の近くを通り、左に折れて
暫く登ると、ロープウエーの山頂駅につく。
この上、山頂までは一面が梅百花園に
なっており、今は約500株、2000本の
臘梅がほぼ満開になり山全体を真黄色の
染めており一面に香りを漂わせている。
これほどの沢山の満開臘梅を見るのは
初めてである。
早速カメラを取り出し、撮影会に変わる。
良く蕾や花びらを見ると、先端の丸いもの
や尖った花等で数種類の臘梅が咲き誇っ
ている。

蝋梅

素芯蝋梅

満月蝋梅

和蝋梅

北東

臘梅並木の中を更に登り宝登山(497m)
に着く(11:15)。

臘梅越しに正面に武甲山、右手に両神山、
更に右奥には裾野まで真っ白な浅間山が
見える。

伊豆が岳

武甲山

雲取山

甲武信ヶ岳

両神山


浅間山

西

山頂で写真を撮ったあと、臘梅に囲まれて
昼食にする。
臘梅の花見酒は勿論 梅酒で、塩野さん
手造りのフキ煮をツマミで乾杯!
ノンビリ昼食と臘梅園散策と約1時間の
休憩をとる。
臘梅はほぼ満開であるが、白梅、紅梅は
2,3本花開いている程度でこれからだが、
2週間後くらいには臘梅、紅梅、白梅で
楽しめるであろう。お勧めの梅園である。

斜面にはちょうど見ごろの福寿草も
あちこちにあった。

12:30に下りに入る。登りコースから
山越えで反対側の根古屋方向に下る。
登りコースの異なり、細い急斜面の本格的
な登山道で、青色をした石灰岩の岩道で
滑りやすく、階段状の急下りを一気に降りる。
45分の下りで13:15に山形バス停に着く。
ここから本日の日帰り温泉「満願の湯」
まではバス停で6停留所。約2.5Km。
勿論歩く。鵜飼さんと熊本は11分/Kmの
ウオーキングで突っ走る。2.5kmを
30分で走り抜き
13:45に「満願の湯」(¥800)に到着。
秩父三十四札所を回り祈願して最後に
温泉に入ることから「満願の湯」と名前が
着いたそうだ。
100%天然温泉で、内湯、サウナ、露天
風呂となかなか良い温泉で、ユックリと
汗を流した後は、大広間で寛ぎ、生ビール
で今日の花見を締めくくる。
15:40にタクシーを呼び、西部秩父駅まで
\5000弱。特急指定を確保して土産物屋を
覗き、秩父地酒「武甲正宗の熟成原酒」を
仕入れ車内に収まる。
勿論、恒例の車内宴会が始まり、本日の
満開臘梅に花が咲き盛り上がる。
所沢で雄さんが降り、他の4名は終着の
池袋まで酒盛りが続く。
暖かな陽射しの中、一面黄色に山を染めた臘梅を満喫した一日でした。

クマさん会目次に戻る

本日のコース