12月10日(土)大菩薩嶺      

降水確率0%!で快晴の日、塩山駅に8:52着のあずさ3号から大勢(50人ぐらい?)の登山者と共に降りたのは、
鵜飼さん、竹内さん、高橋(雄)の3名。タクシーで青梅街道(国道411)を北へ、大菩薩峠登山口から林道に
入り、上日川(かみにっかわ)峠(1,530m)のロッジ長兵衛まで。(¥4,820)

この林道は、例年、12月15日ぐらいに
閉鎖になるらしい。
もう一週間遅かったら車で登れず、青梅
街道から5Km、高低差700mを歩かね
ばならないところだった。
ここまでの林道は工事車両によって除雪
されており、タクシーもなんとかノーマル
タイヤで来れた。さらに上の福ちゃん荘
まで行ってほしかったのだが、ここからは
除雪されておらず、断念。

積雪は10cm程度。スパッツとアイゼン装着。
竹内さんは雪道初挑戦。

9:48 恒例のスタート写真を撮り、登山開始。

10:09 福ちゃん荘着。

結構体が熱くなり、上着を脱ぐ。

↓福ちゃん荘にあった案内図。

我々は唐松尾根ー大菩薩嶺ー雷岩
ー介山荘から福ちゃん荘へ戻るコースだ。

福ちゃん荘から、あとで通る尾根道、
妙見の頭あたりが見える。
晴れてはいるが、雲の動きが早い。
尾根は風が強そうだ。

10:17 福ちゃん荘から唐松尾根コース
へ入る。

最初は樹林帯の道だが、1,850mあたりから
笹原の急登となり、視界が開ける。
振り返ると富士山が!
手前に上日川ダム、間に左の三つ峠、右の
黒岳の御坂山塊という構図。
富士山がきれいに見えたことで本日の目的
はまず50%達成。

しかし、富士山の遠く右に連なる南アルプス
には雲が沸いている。惜しい!

南アルプス

11:17 稜線の分岐まで登りきった。

案の定、峰は風が強く、冷たい。
一息入れて、左の大菩薩嶺をめざす。

11:32 大菩薩嶺(2057m)着。

周りは林で視界きかず、記念写真
を撮ってすぐ引き返した。

11:42 雷岩に戻ると南西方向に180度
展望がきく。さっそくパノラマ撮影。

参考リンク:CGパノラマ百名山、
        大菩薩岳

丹沢山塊

西

八ヶ岳

南アルプス

小金沢連嶺

福ちゃん荘

そろそろ昼食にしたいが、なにしろ風が
強い。コンロが使えるような風除けを求
めて介山荘方向へ稜線を移動。

12:00 やっと神戸岩のあたりで岩陰に
コンロを設置してお湯をわかし、昼食。
それでも風が冷たく、手が凍える。
こぼれた水滴が凍ったので、気温は0度
以下だ。
ラーメンや焼酎のお湯割りの暖かさが
うれしい。

12:25 昼食をとったら、寒風吹きさらしに
長居は無用で下山を開始。
笹原の稜線を下る。

妙見の頭

避難小屋

富士山
(逆光で写真に写らず)

唐松尾根

この季節、さすがに花はなく、唯一の植物
の被写体はこの赤い実。

12:42 賽の河原の避難小屋。

たぶんどっちかが雲取山?
↓              ↓

このあたりの木のあいだから北東方向
が望め、雲取山らしい山がくっきり。

12:57 大菩薩峠、介山荘着。

天気は良いが、相変わらず南アルプス
は雲がとれず。介山荘の風景板で想像
するのみ。

金峰山

介山荘からは楽な四駆道。
14:00に予約したタクシーに間に合わせる
べくスタスタ下る。

13:25 勝縁荘。

13:29 富士見山荘

13:33 福ちゃん荘

福ちゃん荘

13:47 上日川峠ロッジ長兵衛着。
予約したタクシーはすでに来ていた。

アイゼンをはずして記念撮影。 

13:55 タクシーで大菩薩の湯に
向かう。

14:17 大菩薩の湯着。
タクシー代¥3,220。
(迎車料金含む)

客は3割程度の感じでゆったり。
お湯はつるつるしている。

湯上り後、休憩所は持ち込み制限なく、
毎度おなじみの持ち寄りおつまみ宴会。

入浴料金は3時間600円。
露天風呂、サウナ、気泡風呂。

塩山駅まではバスがあるが、本数少なく、
次は17:00。

15:50にタクシーを呼んだ。
もう一人別のお客を加え、4人で相乗り、
塩山駅まで¥2500。

塩山駅の土産店でワインなどを買い込み、竹内さんは朝より荷物が重くなった。
遠くまで帰る竹内さんは16:25の特急、鵜飼さんと高橋(雄)は16:32の普通で山話をしながら帰途についた。

天候に恵まれ、終始富士山が眺められ、雪道初体験の竹内さんも難なくこなし、お湯も快適。満足満足の一日でした。

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{高橋(雄)記}

三つ峠

黒岳

鵜飼 作

鵜飼 作