参考リンク:2002年の巾着田

10月1日(土)奥武蔵 日和田山・物見山
今回の日和田山・物見山の山登りは、400m弱の低山で、主目的は100万本が咲き誇る曼珠沙華(彼岸花)が
主役のコース設定であった。西武池袋線 高麗駅に9時に到着。既に今回の発起人、高橋雄さんが来ていて、
竹内さん、能勢さん夫妻、鵜飼さん、熊本の6名が集まった。
駅名の高麗は勿論、韓国の高句麗に由来し、新羅の時代(700年頃)に日本の約1800名が亡命し、
この武蔵国(現在の入間)に移り済んだことに由来し、歴史は古い。
早速、駅前で雄さんから本日のコースの
説明を受け、9:20目的の巾着田に向かう。
天候は晴れで日差しは強く暑い。

駅から約15分で巾着田に着く。
巾着田は字の如く、高麗川(入間川)がΩ
状に曲流しているところか命名されている。

その高麗川のΩに沿って巾着田に一面に
100万本の曼珠沙華(彼岸花)が満開で
群生しており、日本一のスケールと言われ、
その見事さに圧倒される。
巾着田が真っ赤に染まり見事と言うしかない。
一面真っ赤な中に白い(薄い黄色?)
曼珠沙華が数本咲いており、珍しい
珍種を発見した。
40分ほど曼珠沙華の中を観光客の間を
縫うように歩き、次に巾着田の中央には
コスモスが。
これも満開で群生してこれも大したもの
であるが、100万本の曼珠沙華を見た
直後では感激はいまひとつというところか。

これから登る日和田山

約1持間、曼珠沙華、コスモスの花見を
終了し、いよいよ日和田山への登りに入る
(10:20)。
檜、杉の樹林帯に入り、強い太陽の日差し
を避けられるが登りは、結構、急勾配で
今度は、汗が全身から吹き出る。

20分ほどで登ると、男坂、女坂の分岐に出る。
標高305mの日和田山のこと、男坂と言って
も大したことはないと高を括り、全員、男坂を
チョイスする。
これが20分間の岩登りで、最後の10分は
両手を使って攀じ登る急登で、本格的登山
の気分を味わえる。
もう全身汗ビッショリで喘ぎながら登りきる
と、大きな鳥居があり金比羅神社に出る。

振り返ると、入間市の全体や奥武蔵の山
並みが見渡せる展望で、真下には巾着田
がありΩの形が良く判る。
ここで一息いれる。

巾着田
   ↓

丹沢山塊

富士山方向

東南

南西

御岳山

ここから20分で最初のピーク点、日和田山
の山頂に着き登頂の記念写真を撮る(11:00)。
山頂からは一旦下り、再び登りに入り
高指山の電波等を横目に見て、檜樹林
の舗装された道路に出ると、売店があり、
ここで良く冷えた缶ビールを調達する。
最後の登りを約20分で375mの物見山頂上
に到着する(11:45)。
計画通りのオンタイムで来た。
山頂は大勢の人が幾つもの輪になって昼食
である。我々もやっと昼食とする。
先ず、冷たいビールが乾いた喉に染み込み、
各々持参したお弁当を広げ、ノンビリと昼食
を楽しむ。

この山頂には一等三角点があるはずだが、
残念ながら見過ごしてしまった。
写真を撮って下りに入る。
このコースは歩きやすい尾根道。
30分ほどで、北向地蔵に着き、
ここから鎌北湖への道を取る。
下り道は、関東ローム層の粘土質で、滑り
やすいため、小砂利を敷いてあり、安心して
歩ける。

登山道には秋の花が,ミズヒキ、ガクアジサイ
等、何種類か咲き、写真を撮りながら、
スピードを上げて快調に下り、予定より20分
ほど早く、鎌北湖のレイクビュー
(公共の温泉宿)に着いた。

ツリガネニンジン

アキノタムラソウ?

ガクアジサイ

ミズヒキ

ここも、奥秩父の大滝温泉から車で運び
込んだ天然温泉であり、この温泉にはいるか、
「ゆーパークおごせ」に行くか思案したが、
結局、タクシーを呼んで、「ゆーパークおごせ」
に行くことにした(タクシー\1860-)。
ゆうパークおごせ」は雄さんが、ホーム
ページから\200割引券を用意して、\1165.
室内着、フェイスタオル、バスタオル、水着
が含まれる。
内湯と露天風呂(奥飛騨温泉)は裸で、
サウナ、ジャグジー、その他のフロは男女
混浴で水着着用となっている。
1時間半、入浴休憩し(今回は宴会写真を
撮りそこねた)15:35発 温泉の無料バスで、
越生駅に向かう。
ここで解散、鵜飼さんはJRで、他のメンバー
は東武線で川越、池袋に向かった。
今日は何と言っても、やはり、高麗巾着田を埋め尽くす曼珠沙華のインパクトが強く、
低山と侮っていた日和田山も岩場があり、期待以上に楽しめた一日でした。

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