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10月23日(土)夜叉神峠
7:25高尾発小淵沢行の普通列車に乗り込んだのは、堀さん、川島さんと熊本の3名。
特急組の鵜飼さん、高橋(雄)さんとは甲府駅で合流である。台風23号一過で昨日は
快晴であったが、本日は晴れているが雲も出ており、全般的に霞が掛かったように、
遠くの山はハッキリ見えない。9:18に甲府に到着する。既に待っている鵜飼さん、
雄さんと合流し本日の夜叉神峠のメンバー5名が揃った。2年前の台風の影響により、
土砂崩れの為、甲府〜広河原間のバスの不通がヤット今年の7月から開通し、
今まで満を持していた連中が紅葉の時期も相まって、バス停は長蛇の列。
我々は5人、タクシーを利用するには最高の
人数でバス代(¥1380−)にプラス¥300−
でユックリしかも20分早く、夜叉神の森
(標高約1400m)に到着出来た(10:25)。
まだ、紅葉の時期が早いのか、今年の異常
気象によるのか、色づきはあまり良くない。
準備を整え、雪嶽山での怪我も癒えた
鵜飼さんを先頭に、川島さん、熊本、堀さん、
雄さんの隊列で登り開始する。


鬱蒼とした唐松の林の中を歩き始めると、
登山道には無数の大きなドングリ落ちて
おり、踏みしめながら淡々と登る。
15分で汗が出始め、皆さんTシャツ一枚
になり、森閑とした中を更に登ると、
5本松(根元が一本で枝分かれ)に着く。
30分を経過した。
本日コースの登りの半分まで来たことに
なる。ここら辺りから登山道の両脇は背の
高さを越える熊笹が多くなり、全く紅葉の
景色はない。


上空を仰ぐと、唐松の葉が真黄色に黄葉
している。
1700m位まで登ると、高谷山と夜叉神峠
を繋ぐ尾根に出て、前方が開け、初めて
白根三山が姿を現す。
この分岐点は谷間の紅葉〈黄葉〉を前面
に白根三山が浮かびあがる、写真の
ベストポイントで良く雑誌に掲載される
ところである。

本日は、白根三山は半分雲が
掛かり、紅葉もまだ2週間程早い感じでした。
ここから10分で本日最後そして唯一の
急登を登り切ると、本日の最高点
「夜叉神峠(1770m)」に到着である。
白根三山は右から、北岳(3192m)、
間の岳、農鳥岳と3000m級の高山が
壁の様に連なっているが、今日は北岳が
その雄姿を現しているが、他のニ山は
雲が掛かっている。
夜叉神峠は広いスペースがあり、
昼食を採るには最高の場所で、
流石に1770mの高度になると、
カエデなどの赤く色づいた木々で
紅葉が綺麗である。
バス便の都合で、高谷山への往復は
諦め、ユックリ昼食を採って、このまま
夜叉神の森まで一気に40分で下る。
13:18発のバスで甲府に戻り、次に
目指すは本日の温泉
「山梨市のぷくぷくの湯」
である。
最初は同じ山梨市の
ほったらかしの湯
を考えていたが、昨夜の飲み会↓で
橙(柚子?)の柑橘類が浮かんだ
露天風呂にのんびりと浸かり、90分ほど
休憩し、タクシーで山梨市駅まで戻る。
12時頃豊田駅の人身事故の影響がまだ尾を引き、ダイヤが乱れている。
雄さん、川島さんn、掘さんは普通で帰り、鵜飼さんと熊本は特急カイジの乗るため、ここ
山梨市駅で解散した。

約10分遅れで17:44に発車したカイジで一杯やりながら帰り自宅着(文京区)は午後8時。
テレビを付けてビックリどのチャンネルを回しても、地震のニュース、その問題の大きさに唖然とする。
今の今まで、全く気がついていない。
最初の地震は17:56とのことで、山梨市を過ぎて10分程下頃であるから、恐らく塩山駅付近を走って
いたころであろう。震度6の3回とも特急カイジの中であった。

罹災された新潟の方々の一刻も早い復興をお祈りいたします。
山内さんから推薦された直ぐ下にある
ぷくぷくの湯(¥600−)」に決定する。

ここは勝沼葡萄の丘を下に見張らせる
景色の良いところで、天気が良ければ
富士山が正面に見えるとか。
実はこのコースは、夏はいろいろな花が楽しめます。
以下に 2001年8月12日 に登った時に撮った花を掲げます。ご参考まで。
フシグロセンノウ
北岳
間の岳
キンポウゲの一種?
ヒメシャジン1
ヒメシャジン2
キバナアキギリ
ナナカマト
センジュガンピ
ウツボグサ
オオバギボウシ
ヒヨドリバナ
マツムシソウ
ヤナギラン
オニユリ