04年5月22日 三つ峠
台風(2号)一過の昨日の青空天気から一転して、22日(土)の早朝は、霧雨の冷たい風が
吹いており、本日の三つ峠山行は初参加3名のクマさん会デビュー戦であり、何とか良天候
にしてあげたいと念じつつ、第一集合場所の高尾駅に向かった。
7:03高尾駅に着くと、今回の仕掛人、カンガルーのカーボーイハットを被った光上さんがおり、同じ
中央特快で来たらしい。続いて、昨夜急遽参加の連絡があった鵜飼さん、古川嬢、と初参加の
小松嬢と5名で河口湖行に乗り込んだ(7:44)途中の大月で、後から特急で追いかけてきた、
野中嬢(2年ぶり)、光上さんの経理仲間である、小峰さん、斉藤(や)嬢が乗ってきた。
9:25第二集合場所の河口湖駅改札には、埼玉飯能から車で駆けつけた斉藤(金)さん
(1昨年前の愛鷹山以来)が既におり、これで今回の9名全員が勢ぞろいした.
登り始めると、路端にタンポポやミツバツツジ、
ヘビ゙イチゴ等、黄、薄紫、白の花々が所々に
咲き、薄緑の若葉に良く映える。


先頭は鵜飼さんにユックリペースでタイムキープして
もらい、次に初参加の小峰さん、斉藤(や)
さん、小松さんを配置し、シンガリは熊本が
受け持つ。


先頭集団は快調に歩を進める。
雲を通して薄日が漏れ、20分で汗が出始め、
Tシャツ1枚でも熱い。
光上さんは最後尾でユックリとマイペース
で登る。
天下茶屋行9:40のバスで、三つ峠
登山口で下車し、舗装道路を約10分登り、
駐車場・トイレ等がある登山口で、全員の
紹介と鵜飼さんのストレッチ体操を行い、
記念写真を撮り、イヨイヨ、スタートである
(10:35)。
45分程登り、視界が開けると、今度は
橙色のボケの花の群生がり、遠望が
利かない代わりに、目を楽しませてくれる。
タンポポ
紫花?
ボケ
ヘビイチゴ
マイズルソウ?
三つ峠茶屋に11:40に着いた、ほぼ予定
通りである。

残念ながら富士山は霞のなかで、
ウッスラとしか見えない。
他の山ではあまり見かけない若い
登山客が多かったがここに来て了解した。
正面の100mほどの絶壁の屏風岩で
ロッククライミングの練習である。
屏風岩
我々は、それを横目に見ながら、荷物を
置き、空身で山頂まで登る(1786m)。

風があり、寒い。
富士五湖周辺の山々が低い雲海の中に
浮かんでおり、水墨画をみているが如き
である。
写真を何枚か撮り、即下山する。
三つ峠茶屋で昼食を採る。
茶屋で冷たい缶ビール(¥450)を買い、
喉に流し込む。これが山登り汗を流した後の
ビールは最高に美味い。

ポツポツと頭に降ってきた。
下山路は木無山を超えて府戸尾根のコースを
選ぶ。この下りコースは最も距離が長く(7Km)、
従って急斜面がなく初心者には楽なコースで
天上山まで2時間30分淡々と歩けばよい。
唐松やミズナラの新緑のトンネルが多少の
雨なら防いでくれる。
登山道も落ち葉が堆積してフカフカの絨毯を
歩くようでクッションも良く、膝、足首には衝撃
が少なく助かり非常に歩き易い。
途中、ヤマツツジ、レンゲツツジなどが現れ
楽しい。
木無山から
参考写真
晴れた日の木無山から
レンゲツツジ
ヤマツツジ
(霞の中の富士山)
2時間ほどで最後のピークを越え10分ほど
下れば、御伽噺で有名なカチカチ山
(太宰治が命名?:天上山)の展望台に着く。
晴れていれば河口湖を挟んで裾野を広げた
富士山のパノラマが展開するのだが今日は
相変わらず霞のなかで、ウッスラとしか
見られない。
ロープウエーで河口湖湖畔まで下り、
湖沿いに15分ほど歩き、本日の終着点、
温泉寺につく。
ここは既に数回通った、日帰り温泉で
露天風呂、サウナ、ジャグジー等がある。
女性陣は1時間ほどタップリ温泉を楽しみ、
男性陣は30程で上がり、先ずは生ビール
を一気に喉に流しこむ。

タップリかいた汗を洗い流し、温泉に浸かった
後のビールは最高である。
河口湖駅で車の斉藤(金)さんとお別れし、残った8名は特急フジサン号に乗り込む。
車中は勿論、山の話しを肴に一杯やっていると、40分はあっという間に過ぎ、大月に着いた。
ここで、特急かいじ組、普通で八王子組、普通で新宿と三パーティーに別れ解散しました。
車で馳せ参じた斉藤さん、初参加の小松さん、斉藤(や)さん、小峰さん、久し振りの野中さん
お疲れ様でした。
なを、同じ三つ峠に過去に登りました、HPのURLは下記です。
 02年4月14日 高橋(雄)さん、川島さん、藤岡さん、熊本
  http://members13.tsukaeru.net/wanta/kumasan/2002nen/mitutouge/mitutouge.htm
クマさん会目次に戻る