10月25日 杓子岳(1598m)

9:20富士吉田駅に集合したのは、鵜飼さん、高橋(雄)さん、熊本の3名である。
既に富士急行の車内から、冠雪した富士山には朝のご挨拶済みで、5合目から下に
雲海があるが山頂は姿を現しており8合目から上は薄雪化粧だ。

早速タクシーに乗り込み不動の湯へ約15分で着く。

マムシ草
 ↓
マムシ草

不動の湯入口前に真っ赤な粒粒の
「マムシ草」があり、その前で記念
写真をとり、
スタートする。

マムシ草の実
リンドウ
フシグロセンノウ
トリカブト

しばらく雑木林の林道を登ると、
路端にはマムシ草、リンドウ、トリカブト等
の秋の
花が次々と現れ、目を楽し
ませてくれる。

振り返れば、真後ろに富士山があり
長い林道も飽きることはない。

前方には高座山、目指す杓子山は紅葉
が進み赤・黄で
綺麗である。
赤く染めているのはドウダンとマユミ、カエデ
がところどころといった様子。

1時間、林道を歩くと高座山から合流
する鞍部に着く。

ここから杓子山の登山道に入る。

登口にはパラグライダーの飛び降り
地点があるが、本日は誰もいない。

参考写真:2002年4月6日、
熊本さん撮影

横目に見ながら急斜面を休まずにユックリ
登り10分ほどすると薄紫のマユミの木が
多くなり
更に登山道は急斜面になり
ジグザグに折り返しながら登りで大汗
をかき息があがる。

←マユミのトンネル

更に急になり樹林が途切れ、山中湖の
町並みが眼下に広がると杓子山(1598m)
山頂に飛び出す
11:10予定より25分早く着いた。


しかし山頂はガスで覆われ何も見えない。

気温は低く一枚着込み早めの昼食にし、
ガスが切れるのを待つ。

山中湖、河口湖畔等の下方はガスが切れて
いるのだが、上方はガスが途切れず富士山
は中々姿を現さない。
どうも杓子山の周囲だけがガスで覆われて
いるようだ。

参考写真:2002年4月6日、
熊本さん撮影

枯葉で埋まったやせ尾根の登山道は
ピクニック気分で楽しく歩ける。

鹿留山
山中湖
富士山
杓子山
三ツ峠
忍野

10分ほど歩いて展望の良い鞍部に
着くと
ガスが切れて富士山が姿を
現した。

早速、全員カメラを取り出し撮影会が
始まる。


ジックリ富士山を眺め更に進むと
内野への下山との分岐に出る。
約45分待って、鹿留山(1632m)に向かう。
鹿留山
ドウダンツツジ

5分で鹿留山の山頂だが樹林帯の
中で展望は全くないため、下山への
ルートを採る。


いきなり岩のゴツゴツした急斜面になり、
枯葉で滑りやすく、三点支持と、周り
の木
や岩で支えながら一気に標高差
200mを下りきる。

後は比較的平坦な登山道で枯葉の
絨毯の
上でクッションが良く利き、気持ち良く歩く。

二十曲峠と忍野への分岐になる竹の塚峠
にほぼ1時に着く、忍野への下山道を採る。


約1時間、雑木林の林道を早足で歩き、
内野のバス停に2時に着く。
予定より1時間早い。
バス便が悪く、近くのうどん屋のおかみさんに
タクシーを呼んでもらい「紅富士の湯」へ。

ここの露天風呂や内風呂から正面に
富士山が見え、今日は真っ赤な紅葉の
上に富士山が聳え立ち絶景である。
富士を眺めながノンビリ温泉につかり
疲れを癒す。

帰りは予定より30分早いバスに
乗り込んだが、渋滞で結局予定通り
の17:09富士吉田
発の特急フジ号
(大月まで)で帰路につきました。

紅富士の湯ホームページ
クマさん会目次に戻る