031122日 鍋割山

今回は「鍋割山で鍋焼うどんを食べよう!!」の鵜飼さん、原田さん発起人による
企画で、鍋焼うどんに釣られたか? 渋沢駅発
7:50の大倉行バスに何と、過去最高の
12人が集まった。両名の他に、常連の高橋ブラザーズの文ちゃん・雄さんと堀さん、
紅一点の山内夫人と私、熊本。更に、初参加のソニーファイナンスから若手男性
4
(鎌手さん、豊田さん、福間さん、笹川さん)が平均年齢を大幅に下げてくれた。
最後に特筆すべきは、本日、突然参加の猿渡さんだ。
4年振りの返り咲きで、
今回も楽しい山登りが期待された。

15分で大倉バス停に着き、全員
紹介の後、早速元気な内にと
記念写真を一枚。

登りルートは、鵜飼さんの配慮で
熊本の大嫌いな大倉尾根(階段)
を避け、
二俣〜後沢乗越〜鍋割山頂のコース
である。

平坦なブナ林道を約一時間で二俣
に着く、黄葉はあるが紅葉はない。
ここで最初の休憩。

北風の天気予報で、皆さん寒さ対策
は万全だが、天気は快晴で風もなく、
既に汗ビッショリで全員Tシャツ一枚になる。
11月後半でTシャツでいられるのは珍しい。

二俣から10分ほど歩くと水の入った
ペットボトルが山積みに置いてある。
山荘まで給水(
2リットル・ペットボトル)
のボランティアで全員一本ずつ運ぶ。
高度を上げるにつれ紅葉がチラホラ現れる
傾斜は急になり始め、汗が滴り落ちる。
ここに来て
2kgの加重はかなりの負担
である。

更に傾斜はきつくなり道幅は狭くなる。
スタートから約2時間で後沢乗越の尾根道
に出る。ここから未だ山頂まで1時間
の登りがあり、
12名の隊列は徐々に
崩れはじめ、若手
3人が遅れ気味である。

大倉から山頂までの標高差
1000m程あり、
登り慣れていないと厳しい。

4
年振りの猿渡さんは鵜飼さんと先陣を
切る頑張りである。
尾根道に出ると、富士山の真っ白な
頂きが青空にクッキリと現れてきた。
疲れが一瞬にして飛び散った。
今日はついている。

高度を上げるにつれて富士山が
中腹から裾野の広がりへと姿を
現し、撮影しながらの登りである。

3連休とあって登山客は多く、
鍋焼うどんが売れ切れにならないか
と心配になってきた。
5人、10人のパーティーを追い抜くと、
5食、10食分確保したと喜びながら
前進する。


山頂まであと0.7Kの標識が出た
ところで、マラソンで鍛えている高橋文
ちゃんに頼み、鍋焼を
12人分の予約
に先行してもらう。

マユミの赤い実→
富士山→

登り始めて約3時間(11時)鍋割山
山頂(
1273m)到着。

先行した文ちゃんがぼやく。12
まえの鍋焼うどんの注文に、大量
注文は事前に予約をいれてくれない
と困りますと怒られ、文ちゃんの
次に注文した人は
30分以上も待た
されると睨まれたそうだ。

でも文ちゃん一人が非難されたが

他の
11名が出来たての鍋焼きに直ぐ
にありつけ、幸せだったから許して
もらおう。

キノコ一杯でボリューム満点の熱々鍋焼うどん
は最高の昼食でした。

文ちゃん有難う。

全員満腹になり山荘前で幸せ一杯
の記念写真を一枚(
11:45)。

鍋焼うどんを食べている間に、ガスと
雲が一面に出、もう富士山は姿を消
している。
雨山
伊勢沢ノ頭
富士山
同角ノ頭
檜洞丸
御正体山

ここから小丸、大丸、金冷の頭と
三つのピークを超えるのは満腹後の
体には
堪える。

塔ノ岳
ここからいよいよ大倉尾根の下り
であり、
階段状が延々と続く。
1時間で堀山の家で休憩するが、
もう足はガタガタである。
ここら辺から平坦な下りは紅葉
のトンネルが幾つかありホットする。

再び急下りを繰り返し、湿った石
原田さんがチョッと足を滑らし
右手親指を切ってしまった。
でも大した事無く
一安心。


さすが猿渡さんも久し振りの登山
で足に来たようだ。

山頂から3時間20ほど掛かり、
出発点の大倉に戻ってきた。

いよいよ本日の最後のイベント
「温泉」に行く。
今日はソニーファイナンス推薦の東海大学前
にあるスーパー銭湯「ほたる」である。

大汗を洗い落とし、露天風呂、サウナと、
水風呂で疲れた足のアイシングを行い、
7時間超
の鍋割山に全員無事、登頂・下山を果たし
生ビール乾杯。

今日は高低差1000m,歩きである山登りでした。

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高橋 雄二 作
「なおもせかるる」または
「とたんにたべたい」
「つぎにきがかり」
「はやくたべたい」
熊本 研一郎 作
堀 恒樹 作