朝、特急「スーパーあずさ」車窓から見た景色::南アルプス
富士山
八ヶ岳
帰りの特急「はまかいじ」の車窓から見た富士山
ピラタスロープウェイの中から見た八ヶ岳
甲斐駒ヶ岳
八ヶ岳
南アルプス
北横岳南峰
蓼科山
西
中央アルプス方面
北アルプス方面
熊本です。3月9日(日)北横岳(2480m)の雪山登山に高橋(雄)さん、半沢さん、小関さん
と4名で行ってきました。
新宿7:00発の特急スーパーあずさ1号に乗り、大月を過ぎた頃から外は一面の
銀世界で雲一つ無い快晴に目が眩しい。笹子トンネルを抜けると冠雪した南アルプスが
目に飛び込んできて、青空に映えている。
南の方(甲府付近)から見る甲斐駒
・八ヶ岳もクリアーに浮き出している。
小淵沢を過ぎると、見る角度が少し
ずつ西方からに変わり北八つ岳や
蓼科・霧が峰が見えてくるのだが、
北の方はガスが薄く掛かっている。
茅野駅9:08到着。
冬季のバス便は悪く10:00までない。
暖かい陽差しを受けながらノンビリと
約1時間の待ち時間。



上空は青空と雲が半々で、八ヶ岳は
一面にガスが覆ってきた。
午後、天候の回復を祈りつつバスの
乗り込みピタラスロープウエーの
乗り場へ。
大勢のスキーヤーに混じり約7分で
一気に2000mの坪庭に到着。
坪庭、縞枯山、北横岳は一面樹氷の
世界。
早速、スパッツ、アイゼンを装着し、
雪山登山の準備を完了し写真撮影後
11:25登山開始。
雪はサラサラの粉雪であるが登山道は
良く踏みしめられ快適に歩ける。
坪庭を横断し、いよいよ北横岳の樹氷の
樹林帯へ入り、幅30センチ程の雪道を、
途中、縞枯山、南八ヶ岳、甲斐駒、
南アルプスを見ながら高度を稼ぎ、
約40分で北横ヒュッテに到着。
風に雪が舞い、陽差しにキラキラ光る、ダイヤモンドダストだ。
当初の計画ではここで、昼食であったが、バナナで軽く補給し
山頂へ向かう。
急登に汗を流しながら15分で南峰の
頂点に到達。
大きなカメラを三脚に設置し、シャッター
チャンスを狙っている人が3人。
八ヶ岳はまだガスに包まれており、次の
北峰に約5分で立つ。
今日は珍しく風がなくここで昼食。
ワインで乾杯。
夫々湯を沸かしラーメンで暖を取る。





一面ガスが切れて一瞬の内に
八ヶ岳、鳳凰三山、白峰三山、甲斐駒、
蓼科山が姿を現し感激、早速、全員カメラ
を取り出し撮影会。
後から登ってきた30名の冬山ツアー団体
が山頂を埋める。
たが全員の集合記念写真を撮ったら、
即下山開始。

我々もタップリ休息を取り13:20に下山。
天候は回復してガスはスッカリ取れ、
クリアーな八ヶ岳、甲斐駒の姿が現れて
美しい。
約1時間でロープウエー山頂駅に着き、
乗り込む。ロープウエーから眺める
景色は絶景で、何回シャッターを切ったことか。
14:50のバスで茅野駅着15:45着。
例によって温泉行きを考えたが、
15:55発の「臨時特急はまかいじ」
があり、これを逃す手はないと
今回は温泉をパスし、帰ることに決定。





案の定、「はまかいじ」はガラガラ空きで、
4人で8席を占有し、車内宴会が始まる。
スッカリ晴れ上がった青空に南アルプス、
八ヶ岳、茅が岳富士山、大菩薩峠などを
酒の肴に皆さん大満足の雪山登山の一日
でした。
白い点はダイヤモンドダスト
熊本です。

半沢さんが3月21、22日の一泊で北八が岳に登られ、
登山とスノーシューを楽しまれた報告が寄せられましたので、
皆様にご紹介します。
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  半澤です。
20日になって予定していた家事を急変し、21日と22日に急遽
北八ツに行くことになりました。
そもそもこの時期の山選びが難しかったので、2週間前に一緒させて
頂いたピラタスロープウエイを使った北八ツを選んだ次第です。
今回、家内も連れて行き、21日は縞枯山に登って快晴の展望を
果たし、その晩は縞枯山荘に泊り、22日は横岳に登りました。
両方とも天気に恵まれ、縞蹴山からは南アルプス、御岳山、乗鞍、
そして浅間山がくっきり見えました。
横岳からは蓼科山は勿論、南アルプスや北アルプス、白山がのぞ
めました。
また、スノーシューを初体験。
しかし、期待したほどの能力ではありませんでした。新雪ではかなり
もぐります。体重のせいでしょうが。
歩行エネルギーもかなり費やし、家内は「アイゼンの方が歩きや易い」
と言って、早早にスノーシューを放棄していました。
その外の特筆として、
縞枯山荘はこじんまりしていますが、おっとりとした雰囲気で、
私はたいへん良い印象を持ちました。
坪庭は次回夏場に行ってみたいと思いつつ帰ってきました。
なお、前回果たせなかった「日帰り温泉」で「アクアランド」という
茅野市内の温泉にひたって、「はまかいじ」にてビールをやりながら
町田まで戻りました。
結局は、熊本さんに同行させていただいて3月9日に学習したネタを
丸々使わせて戴き、楽しい山行きができました。
感謝!感謝!であります。

半澤 淳一

j.hanzawa@nifty.com
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