霧雨の彼方の
霧降の滝  →
大山山頂の
霧降高原牧場
5月17日 霧降高原
霧降高原はやはり霧が立ち込めていた。
JRで新幹線、日光線で来た高橋(雄)さんと、浅草から東武電車で来た熊本が落ち合ったのは
霧降高原行きのバスの中でした(
9:24)。
つつじヶ丘付近から車道の両側はピンク色の山ツツジ一色でバスの中から嬌声があがる。

標高700mを越えると霧が出始め、
バス終着駅の霧降高原は視界
10m
位しかない.
一面霧の中で何も見えない。
第一リフトで高原ハウスまで約
5分。
この辺はヤマツツジもまだ硬いツボミ
で開花してない。

ここが標高1360mで本日のスタート
であり最標高点である(
10:00)。

遠望がないので、熊笹の緩やかな
登山道を黙々と下る。
薄青色のトウゴウミツバツツジ
が綺麗だ。
霧降川上流の渓谷を二つ越えると
約40分ほどで牧草地帯の大山の
登りにかかる。

大山全体が霧降牧場である。
山頂には東屋がありここで
一息入れる(
11:15)。
霧は深いがまだ雨は降りてこない。
牛の姿はどこにも見えない。

牧場内が登山コース、ここから約40分、
次の「猫の平」東屋までは、ヌカルミ道で
牛糞を除けながらの下りで、霧から
霧雨に変ってきた。

やっと本日始めて登山客に出会う。
この辺まで来るとヤマツツジは満開で
美しい。
予定の時間より1時間以上早い
ペースで来た。

ここでノンビリ昼食を取っていると、
東屋の周囲の柵に
20頭位の牛の
群れがこちらを眺めている。

子牛が檻の中の人間様を物珍しく
観察している感じで動かない。
牧草を与えても最初は避けていた
が次第に安心したのか食べ始めた。

次第に霧雨から雨脚が強くなってきた。

ここからツツジが丘までは檜と杉林
の林の中で、枯草の登山道はヌカルミは
少なく歩き易い。

約1時間ヤマツツジが一面に映え、ピンク
のトンネルの中を歩くと目指す「ツツジが丘」
についた。

雨と霧に霞んではいるが見晴らす限り
ツツジの満開でピンクに
燃えている。
晴れていればサゾカシ見事であろう。

予定より90分近く到着し、霧降の滝
の観爆展望台に行くが、やはりガス
の中に霞んで見える。
写真には
トテモ写らない。

タクシーの運転手さんが日光の名物は「ゆば」とのことで、「ゆば」について一くさり。
京都は「湯葉」で引き上げるとき中央を挟むので、
2枚重ねになる。
日光は「湯波」で端から引き上げるので一枚であり、口当たりが異なるとの事。

早速、「ふじや」の「ゆばトロ刺し」が最高に美味との事で早速、タクシーを途中下車し、
お土産に買って帰りました。


雄さんと熊本は日光駅で分かれ別ルートで帰路に着きました。
一年振りの雨登山でした。

一旦、バスで東武日光駅まで戻り、タクシーで本日の温泉「日光和の代温泉 やしおの湯(\500)」へ90分程入浴休憩し、タクシーで日光駅へ。
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