03913日 韓国岳
13日朝5時半 鹿児島 国分は昨日の台風14号が北上に抜け、明け方まで降っていた
雨もあがり天気は回復に向かう。
タクシーで隼人駅に向かいコンビニで食料を買い込み電車に乗り込む。
今日のメンバーは古川さん、加藤、野口、熊本の
4人である。

殺風景な駅でコンビニが一軒のみで
何もない。
ここで
7:15発のバス待ちである。
7:48終点の霧島いわさきホテルに着く。

途中モクモクと白煙を上げる源泉を
超えてきたが、標高
700m位で地名
どおり霧が
立ち込めている。ホテルで
トイレを借り、タクシーを頼む。
フロントマネジャーが言うには、我々が登る

韓国岳は別名霧島山といい霧が多く、
霧の立ちこめた上に山頂が飛び出した
姿は
霧上に浮かぶ島を思わせ、それで
霧島というと教えてくれた。
山頂は霧を突き抜けて
いるかも知れま
せんよと、元気づけてくれる。
タクシーで高度あげるにつれ霧は益々深く
なり視界は狭くなる。
途中、猪が道路を横切り一瞬ヒヤリ。

8:20登山口のえびの高原 硫黄山登山口
で下車。
標高
1200mで霧と強風がスゴイ。
山頂の晴れに望みを繋ぎ、一同登りに
かかる。

最初は樹林帯を歩き風除けで助かった。
直ぐ汗が出てきた。
二合目、三合目と毎号目ごとに標識が
あり助かる。
汗は滴り落ちる。

五合目で強風の中、バナナを頬張り更に
進む。このあたりは背丈の低い潅木と
笹でガレ場と岩場の登山道になる。
八号目を過ぎた所で左側の脇道に入って
しまった。
10分程、先に進むが殆ど道が
なくなりブッシュを分けて進むようになり、
どうやら登山道でないと判断し元へ引き
返し正解だった。
右側の岩を登るとすぐ9合目に出会った。
益々霧は深く、風も強い。
左側に丸太の柵がありその直ぐ下は絶壁
である。
噴火口側で切り立っている。
注意しながら岩場を上り切ると山頂
であった(
10時)。
とても昼食を取る状況ではない。
取り敢えず登頂記念の写真を撮り、
大浪池へのルートで下山する。
雨は降っていないが相変わらずの霧と風
で登山道は濡れており滑り易い。
60センチ程の木の階段が続く。

約一時間強で大浪池に到着した。
30名ほどの大浪池めぐりの団体さんに
出会う。池は霧で見えないと。
それではと、真っ直ぐ、えびの高原に
下山する。
樹林帯の中を密林探検隊の雰囲気で急な
下りはないが、兎に角滑り易い。

予定より約1時間早くえびの高原に着く。
霧は薄くなり韓国岳の中腹まで見える
ように
なった。やっと昼食をとり、
国民宿舎「えびの高原荘」の温泉で
ユックリ汗を流した。



教えてもらった美味しいアイスクリームを食べに
霧島神宮までタクシーを頼む。
タクシーの運ちゃんが
言うには美味しい
アイスクリームと牛乳は高千穂牧場が一番といい、
そこを経由して霧島神宮へ行きなさい。
本来なら¥
4000位のところ¥2500で良いと
言われお任せした。

更にサイコロステーキが¥500で安くて美味いと
教えてくれた。

高千穂牧場に着いた時は空一面に青空が
広がり、直前に登った大浪池・韓国岳を
左に獅子岳、新燃岳、中岳、
高千穂峰と
素晴らしい景色に一同目を見張る。
タクシーは
1時間位待っているからサイコロステーキ
とアイスクリーム、牛乳を飲んできなと親切に
言ってくれた言葉に甘えて早速トライ。
美味かった。

霧島神宮で無事下山の参拝をし、珍しい
四角い幹の竹を見て、バスで国分の
ホテルに
戻りました。

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