殺風景な駅でコンビニが一軒のみで
何もない。
ここで7:15発のバス待ちである。
7:48終点の霧島いわさきホテルに着く。
途中モクモクと白煙を上げる源泉を
超えてきたが、標高700m位で地名
どおり霧が立ち込めている。ホテルで
トイレを借り、タクシーを頼む。
フロントマネジャーが言うには、我々が登る
韓国岳は別名霧島山といい霧が多く、
霧の立ちこめた上に山頂が飛び出した
姿は霧上に浮かぶ島を思わせ、それで
霧島というと教えてくれた。
山頂は霧を突き抜けているかも知れま
せんよと、元気づけてくれる。
タクシーで高度あげるにつれ霧は益々深く
なり視界は狭くなる。
途中、猪が道路を横切り一瞬ヒヤリ。
8:20登山口のえびの高原 硫黄山登山口
で下車。
標高1200mで霧と強風がスゴイ。
山頂の晴れに望みを繋ぎ、一同登りに
かかる。
最初は樹林帯を歩き風除けで助かった。
直ぐ汗が出てきた。
二合目、三合目と毎号目ごとに標識が
あり助かる。
汗は滴り落ちる。
約一時間強で大浪池に到着した。
30名ほどの大浪池めぐりの団体さんに
出会う。池は霧で見えないと。
それではと、真っ直ぐ、えびの高原に
下山する。
樹林帯の中を密林探検隊の雰囲気で急な
下りはないが、兎に角滑り易い。
予定より約1時間早くえびの高原に着く。
霧は薄くなり韓国岳の中腹まで見える
ようになった。やっと昼食をとり、
国民宿舎「えびの高原荘」の温泉で
ユックリ汗を流した。
教えてもらった美味しいアイスクリームを食べに
霧島神宮までタクシーを頼む。
タクシーの運ちゃんが言うには美味しい
アイスクリームと牛乳は高千穂牧場が一番といい、
そこを経由して霧島神宮へ行きなさい。
本来なら¥4000位のところ¥2500で良いと
言われお任せした。
更にサイコロステーキが¥500で安くて美味いと
教えてくれた。
高千穂牧場に着いた時は空一面に青空が
広がり、直前に登った大浪池・韓国岳を
左に獅子岳、新燃岳、中岳、高千穂峰と
素晴らしい景色に一同目を見張る。
タクシーは1時間位待っているからサイコロステーキ
とアイスクリーム、牛乳を飲んできなと親切に
言ってくれた言葉に甘えて早速トライ。
美味かった。
霧島神宮で無事下山の参拝をし、珍しい
四角い幹の竹を見て、バスで国分のホテルに
戻りました。