郷原駅
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山頂
山頂
←岩場を登る熊本さん
8月23日 岩櫃山

今夏久し振りの青空で、朝から30度を越える真夏日登山である。
7:33上野発高崎行普通で出発、大宮から高橋(雄)さんが乗り込み、本日の岩櫃山(795m)
は二人旅である。
高崎から吾妻線に乗り換え、上州の山々が右左に見え出すが、気温が高い
ためモヤで霞んでいる。

10:40郷原で下車。
岩稜突き出た岩櫃山が眼前に迫って
おり、早速一枚撮る。

駅前の国道から支線に折れ、
舗装林道約20分の登りは
太陽の
日差しをまともに受け、地面の
照り返しも強く、サウナ以上の熱さ、
(温度計で35度!)
登山道に入る
前に全身汗でビッショリ。

やっと密岩コースの登山口に着く。
杉・松の樹林帯で太陽は遮られ、
空気はヒニャリ冷たいが、
イキナリ
の急登で、風が無いため汗が滴り
落ち、脱水症状を避けるため、

10分ごとに給水を採る。

オレンジ色のニッコウキスゲを小型に
したような花
の群生地が現れる
と直ぐに、稜線に出て、やっと
一息つく。

左脇には高さ100m以上の大岩が
直立している。

ここから岩尾根の始まりで、
天狗の掛け橋から、岩稜をクサリの
直登や、
距離は短いが絶壁になって
いる岩棚「カニの横ばい」等スリルの
連続であり、
川島さんが居ればキット
大喜びしたに違いない。

しかし、兎に角、蒸し熱い、
パンツは元よりズボンの腰まわり
まで
汗でグッショリ濡れている。

山頂直下は約10mのクサリ場
直登。

登り切った山頂は狭く数人が
やっとのスペース(12:15)。

低山ながら、遮るものが無く、
360度の景観は素晴らしい。

掠れた標識板で日光男体山、
谷川岳、浅間山、四阿山、
妙義山等
を一つ一つ確認。
早速、雄さんはパノラマ写真に
挑戦する。

山頂から東峰を覗くと登山客
男女2名が見える。
本日登山で
始めて見るパーティー
である。

一旦、クサリ場を降り、東峰へのクサリ場に再び取り付き5分で頂きに出る。
ここからの眺めも良いが、
日差しが強く、ここで昼食にしたら熱中症になる。
原町側に少し降りた木陰の狭い登山道を確保し、麦茶割焼酎と赤ワインで昼食をスタートする(12:30−13:10)。

下山は陽差しを浴びないように、
沢コースを取る。

40分で下りきり、舗装林道に
出て、15分程で観音橋に着く。

昨年末に川島さんと来た
滝峨山(観音山)の登り口である。

滝峨山(観音山)
不動の滝は水量も豊富で、
マイナスイオンを全身に浴び
一息つく。

ここから約20分で本日最終コース
の岩櫃城温泉「くつろぎの館」

\400/3H)。
やっと汗を洗い流しサッパリする。

第四土曜は飲食全品3割引との
事で、得した気分。

岩櫃城温泉ページへリンク

生ビール、サワーでノンビリくつろぎ、16:28群馬原町発の電車で帰路につきました。

岩稜、岩峰の岩櫃山は妙義山の小型版で面白い山ですが蒸し熱さで大汗をかいた一日でした。
秋、紅葉の時期がお勧めです。

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