8月2日(土)日向山(1660m)

近年になく遅い梅雨が明けた2日(土)に、南アルプス甲斐駒が岳登り口に隣接する
日向山に行ってきました。

高尾駅1番ホーム7:10には高橋ウラザーズの文さん、雄さん、鵜飼さん、山内さんと熊本の
5名が集まり、7:26小淵沢行の
普通列車に乗りこみました。
途中、相模湖、塩山、甲府で各15分の特急
待合せがあり、更に下車一つ前の日野春で
5分とトータル約1時間のロスで
やっと長坂駅着は(小淵沢の一つ前)10:10。
早速タクシーに5人押込み、
本日のスタート地点「矢立石」まで30分で到着。

帰りの迎えを頼み、登山準備に
掛かり10:50登山開始。




杉、ブナ、カラマツ、ダケカンバ等が
鬱蒼と繁る樹林帯で暗い登山道
を登る。


足元は枯れた松葉が厚く堆積した
クッションで心地良いが湿度が高く、
瞬く間に汗が全身から噴出す。
遠望は全く無く、滴り落ちる汗と
戦い
ながら高度を上げる。

20分おきに汗拭きと水分補給で
休憩を取り、



85分で日向山(三角点がある1660m)
に着く(12:10)。


山頂は林の中で記念写真を撮って、

更に5分歩くと、樹林帯が一瞬にして
開け、
花崗岩砂の白亜の大斜面
「雁が原」に出た。


正面の八ヶ岳や迫力で迫るはずの
甲斐駒ケ岳は残念ながらガスと雲
中である。
しかし、銀砂に覆われ、白亜の奇岩、
石柱が林立する姿は、
正に枯山水の
大庭園であり、空間に創られた自然美
を目の前にして
全員立ち尽くす。
暫くして、全員カメラを抱えて、右に、
左に走り回り撮影会となる。

甲斐駒ケ岳方向
西
八ヶ岳方向

日向山の標識の前に陣取り、景色
を見ながら、ユックリ昼食を取る。

タップリ休息を取り、13:00に下山
開始する。
の信号トリオ
Sersマスク,サングラス
の怪しい男出現

崩れ易い砂地の急斜面を用心
しながら10分下ると、

尾白川渓谷にルートを取り再び樹林帯
に入る。


細い急下りが連続し膝がガクガクに
なりながら、約50分で、高さ30mくらい
の三段の錦滝に着く。

滝壷のマイナスイオンを一杯に浴びながら
足を投げ出し、休憩。



更に約30分急な下りが続くと、水量の
多い不動滝に出た。

既に全員、膝が笑い、足が重くなり、
渓谷ルートから尾根コースに
変える。

しかし尾根道とは言え、急な登り下り
のピークが連続し
棒状になった足を
引きずり更に下ると、甲斐駒が岳
への黒戸尾根
コース登山口に出る。

更に15分程下ると大きな吊橋が
見え、
渡り終わると、やっと終着
点の駒ケ岳神社に到達した。

駐車場に待っていたタクシーに
着いたのは、予約時間ピッタリ
16:00ジャストであった。
これで重い足で歩かずに済む
安堵感が
全身に染み渡り、
一息入れて、
本日の温泉
「むかわの湯」(武川村営:\500)
へ向かう。

50万人達成記念で大箱のティッシュ
を全員に土産でくれた。

まだ、3年前に出来たばかりで
新しく設備も綺麗いである。


満席だった大広間は5時には
ガラガラになり、ユックリ入浴休憩。

最寄の日野春駅17:54普通で甲府まで行き、ここで解散。
鵜飼さん、山内さんは特急あずさで、高橋ブラザースと熊本はのんびり高尾まで普通列車
で帰り、車窓からはやっと夕闇に
甲斐駒の山頂が見え、富士山を身ながら車中宴会で
帰路に
着きました。

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むかわの湯