今回、クマさん会デビューの古川さん歓迎ハイキングとなった甘利山(1731m)。
高尾7:26発の小淵沢行に集合したのは、高橋ブラザーズ(文さん、雄さん)、鵜飼さん、
古川さんと熊本の5名パーティーとなりました。
韮崎駅までの約2時間、途中の車窓からは、茅が岳は雲の中だったが、曇天でも
鳳凰三山地蔵ケ岳の尖塔オベリスク、甲斐駒、八ヶ岳は輪郭がハッキリと見える。
韮崎駅から5人はタクシーに乗り込み
40分(\4700)で出発点の広河原へ。
運ちゃんは話好きで、今がレンゲツツジ
の見頃、天候も最近では最高と言い、
今日の登山が一番と保証する。
標高1600mの広河原からレンゲツツジが
咲き始めており、スタートに記念写真を
一枚撮る。
ここから約10分程で展望台へ着き、
この周辺から丸いドーム状の甘利山
山頂に掛けて一面にオレンジ色の
レンゲツツジで染まっている。
上空には青空が出てきて陽差しも強く、
額に汗粒が浮かび上がる。
更に10分で木道を登ると甘利山の山頂
(1731m)だ。
八ヶ岳と対面の富士山は部分的に山肌
が見えるが殆ど雲に覆われている。
蒸し暑く、もう背中は汗でグッショリ。
やっと登山道らしく道幅も狭くなり、
レンゲツツジとクマ笹を分けながら
約30分程登る。
少し下がった広場の大きなツツジの
木の下で昼食にする(11:30)。
ここからは樹林帯の登山道となり
急登が続き、標高300mを約40分で
本日の最高点、大西峰(2066m)に
到着する。
3番手に登る古川さんもシッカリ着いて
きた。
大西峰は千頭星山(2139m)と
青木鉱泉との分岐点で、千頭星山
から下ってきた人の話で、山頂は
ガスの中で見通しはないとのことで、
ここで引き返す決断が出来た。
10分程休んでいるとポツリ、ポツリと
上空から落ちてきた。
5分程下ると雨量がおおくなり、全員
雨具を着る。
登山道も濡れて滑りやすい。
急坂を慎重に奥甘利まで下る。
雨脚は相変わらずだが、予定時間より
1時間早いペースあり、ここで予約して
おいたタクシーに電話を掛け繰り上げて
もらう。
携帯の有り難みだ。
甘利山頂からは緩やかな道を、
登りでは気がつかなかった
スズランを探しながら下る。
広河原で既に待っていたタクシーに
乗り込み、市営日帰温泉
「ゆーぷるにらさき」
に向かう(¥500)。
約90分とユックリ入浴・休憩でくつろぎ、
韮崎駅16:52の普通から甲府で
特急かいじ120号(17::21)に乗り換え
帰路につきました。
今回はレンゲツツジ一色の甘利山ハイキング
でした。