熊本です。
26日、27日で富士登山に7名で行ってきました。
メンバーを紹介しますと、河口湖登山口5合目(2400m)のスタート地点でこれからの
富士登山に意気軒昂のメンバー集合写真の左から、@佐藤亜希子さん(あの光上さんのお嬢さん
:登山は初心者とか)、A光上さん(富士山に登りたい、登りたいと行っていた)、 B原田さん
(二日前に北海道から帰り急遽参加、今パーティーの最長老)、C高橋(文)さん(マラソンで
鍛えた健脚、前に登山客がいると、習性でつい抜きたくなる)、D熊本(今年18回目の登山、
富士山は40年振り)、E藤岡さん(富士登山の発起人:2000m以上の登山経験無し)、
F鵜飼さん(ご存知、北アルプス制覇のベテランで今回我がパーティーの先導役、富士山2回目)
以上の7名で準備運動後10:50スタート。
順調に25分で六合目に到着。
ここで昼食まだまだ全員元気
溌剌。上の方に七合目の
山小屋が見える、まだ広い
登山道をジグザグに白黄色
のオンタデの花を見ながら、
霧が出たり、霧が晴れ視界が
広がるを10分起きに繰り返し、
その度に七号目あたりの
山小屋の景色が変わる。
時折涼しい風がここち良い、
65分登ると七合目鎌岩館
(2700m)に到着。
2回目の休憩。
既に雲海の上にでて上空は
快晴雲一つない。

ここらあたりから空気の薄さを
感じ始める。
ここから登山道の様子がガラッと
一変し細い溶岩層の急斜面の
岩尾根登りに変る。
7名の足並みが崩れ始める、
光上さんの足 が重い。
一方亜希子さんは元気で先頭組
でリードする。
空気の薄さと急登で10分毎に現
れる山小屋で小休憩を取る。
約30分で八合目の東洋館に着く
(14:00)、ここは3000mの高さで、
メンバーの半分は初めての高さ
である。

15;40やっと白雲荘に到着(3300)。
五合目の出発点から900mの標高を
約5時間掛けて登ってきた。
まだ陽は高いが気温は10度位であろう。
4:30早い夕食(¥1300)カレーとコップ一杯のお茶、カレーは具は殆ど入っていないが、味は結構いける。
全員美味い美味いと瞬く間に平らげる。
17時頃太陽が山陰に入ると急に寒くなり部屋へ戻る。
布団3枚半位のスペースに7名。とても肩がブツカッテ同じ方向では入 れない。
二人が逆向きになりやっと7名が布団に潜り込んだ(17:30)。
明日は深夜1時に起床だ。
しかし、20:30頃まで続々と到着する登山客が後をたたず、なかなか眠れない。
夜中に子供が時々悲鳴(高山病にかかったか)をあげ目が覚める。ウツラウツラして12時に起き出し、
外に出てみると、次から次へと登山客が山頂を目指している。
我々も予定より早めに起き、風があり気温は5度以下のようだ、身支度し、昨日の元 気な順に、
鵜飼さん、亜希子さん、藤岡さん、高橋(文)さん、原田さん、光上さんとシンガリ に小生で、
12:50ヘッドランプを着け山頂を目指し出発。
息が切れ、10分毎に風除けを選んで休み休みの牛歩の登りである。幾つかの山小屋を越え
03:40山頂噴火口お鉢に到着。
まだ暗い、風があり寒い、全ての衣類を着込み、暖を取る ために湯を沸かしコーヒーを入れたが生ぬるい。
沸騰したはずだが、気圧が低くおそらく70 度〜80度程度で沸騰したのだろう。
日の出までまだ約1時間ほどある。鵜飼さんの様子が変。 風除けにうずくまって、持参した酸素
を吸い混んでいる。吐き気がするとの事、軽い 高山病にやられた様だ。
まだ鵜飼さんの様子がおかしく
5歩登っては一息入れている。
やっと観測所に到着。

剣が峰の碑で全員写真を撮り、
更に階段を上り展望台へ。
ここは3780mか、日本で最高点
に間違いはない。
この最高点からの360度の見晴らしは何ともいえない。
八ヶ岳、甲斐駒、南アルプス、奥秩父の金峰、瑞垣、モウモウと噴煙を上げる浅間山、遥か遠くに北アルプス
乗鞍、槍、穂高もハッキリと見える。
全員この景色を堪能し富士登山の感激も一段と深まった。
更に、軽い登り下りを繰り返し、
大沢崩れ(?)の付近で影富士
を見、河口湖五合目への下山口
で3時間弱の時間を掛けて一周
した。
イヨイヨ下山、ジグザグの瓦礫の
急な道 を一気に全身埃まみれ
になりながら下る。
光上さんが足の爪をやられ、庇い
ながら降りる。
鵜飼さんも調子を取り戻し、高橋さん
、亜希子さんと一気に下る。
光上さん、膝を痛めた藤岡さんと
原田さん、熊本がユックリペース
で休み休み下る。
11:30に出発点の河口湖五合目に戻る。
本日は山頂までの登り標高500mとお鉢一週 (約3km)最高点3780mから標高約1400mの一気の
下りで約11時間、水の補給はあるものの、食事抜きで疲れました。
五合目のレストランで昼食。先ずは全員登頂と無事下山を祝 って乾杯。
帰りは、河口湖の温泉寺で埃と汗を洗い流し、着替えでサッパリして明るい内に帰宅。
皆さんお疲れ様でした。
〜参行リンク〜
CGパノラマ百名山・富士山
4時ころからヤット明るく成り始めるが
雲海はかなり低く三つ峠の中腹辺り
の位置に あり、 河口湖、山中湖、
芦ノ湖が雲海に埋まっている。
今日も晴れのようである。
待ちに待った日の出は4時40分、眩
しいご来光を写真に撮り、お鉢を一周
する。





目指す真の最高峰剣ガ峯(3776m)
までは約3/4週する必要がある。
御殿場からの上り口、富士宮からの
上り口を越え、浅間大社で休憩、ここ
から旧気象観測所への登りがキツイ。
上を覗くとジグザグの登山道の
上に幾つかの 山小屋が見える
が、まだ白雲荘は見えない。
3100mの太子館(14:25)を過ぎ
やっと、本日、我々が目指す
山小屋が見えるが200mの高度
を稼ぐ必要がある。
荷物を整理、上着をはおり、展望
ベンチに集まり、全員無事本日の
成果に缶ビール(ショート缶¥600)
で乾杯。
富士五湖周辺の三つ峠、黒岳は
直下に、八ヶ岳が左に更に甲斐駒
の頭が雲海の上に出ている。
雲海は2000以下と低い。
←剣ガ峯からの300度パノラマは
ここ
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