2006年9月9日(土) 入笠山

高橋(雄)です。「花の百名山」という本を買ったら、入笠山が出ていました。
今まで二回登っていますが、冬ばかりでした。今回は花を求めて一人でふらりと車で行ってみました。

【今回のコース】 黄:車  赤:徒歩、登り  青:徒歩、下り&帰り

【スケジュール】

8:00国分寺の自宅発〜国立府中インターより中央高速〜10:40小淵沢インター〜
11:15大阿原湿原駐車場着  11:20〜大阿原湿原周回〜12:00駐車場〜
12:10首切清水登山口〜12:30入笠山頂上(昼食)13:05下山〜13:25マナスル山荘
〜遊歩道〜入笠湿原周回〜14:00マナスル山荘〜14:40大阿原湿原駐車場
14:50発〜15:40道の駅「信州 蔦木宿」つたの湯(入浴)17:00発
17:10小淵沢インター〜中央高速〜国立府中インター〜19:30国分寺の自宅着 

11:20大阿原湿原駐車場から大阿原
湿原を時計回りに周回開始。

さっそくトリカブトが迎えてくれた。

すぐに湿地帯の林の中へ。
木道の上を歩く。

岩は一面苔に覆われている。

奈良県にある百名山、日本有数の多雨
地帯で熊野川、吉野川、宮川の源流部
の山、「大台ケ原」の原生林を思わせる。

大台ケ原は大阪に単身赴任当時に登った
ことがあるが、下界は晴れていたので雨具
なしで行ったら雨が降ってきた。
レストハウスでビニールの合羽を買って
かぶって歩いていたが、土砂降りになり、
ビニールが破れてずぶぬれになった記憶
がよみがえった。

湿原の下流部から流れ出る清流。

湿原周回路の半分は林を出て草道となる。

反対側はこの林の中を歩く

アケボノソウ

道端には花がちらほら咲いていた。

アキノキリンソウ

周回から再び駐車場に戻り、(12:00)
舗装道路を歩いて首切清水から
入笠山山頂への山道に入る。(12:10)

林の中の登り道を15分。
山頂が近づき林がきれると、まず
マツムシソウがあちこちに現れた。

ほどなくいろいろな花が咲き競うお花畑
となった。

アザミ

ハクサンフウロ

マツムシソウ

ヤマハハコ

メイゲツソウ
(ベニイタドリ)

ハナイカリ

キンミズヒキ

トリカブト

ノコンギク

12:30 山頂。雲が多く、パノラマは撮れない。
が、今回は花が目的なのでよしとする。

タカネナデシコ

イタドリ

ウメバチソウ

昼食後、13:05 下山開始。
マナスル山荘へ向かう。

大きなマツムシソウに蝶がとまって
夢中で蜜を吸っていた。

クジャクチョウ

13:30 入笠湿原。

サワギキョウ

ベンケイソウ

エゾリンドウ

キツリフネ

ツリフネソウ

マツヨイグサ

イタドリ

マルバダケブキ

14:00 入笠湿原からマナスル山荘に
戻り、舗装道路を大阿原湿原駐車場
まで歩く。

道端の花もいろいろあった。

14:40 大阿原湿原駐車場着。

14:50 車で帰途につく。

途中、標高1000m地点で八ヶ岳を撮る。
山頂の雲は結局とれなかった。

サルビア

小淵沢インターに入る前に、15:40 道の駅「信州 蔦木宿」つたの湯で入浴。
17:00発
17:10小淵沢インター〜中央高速〜国立府中インター〜19:30国分寺の自宅着

まさに花の百名山にふさわしい入笠山を堪能した一日でした。

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